art
始まりました。
初日。
のっけから寝坊した。(×_×)
9時過ぎに画廊へ。昨日の展示作業の続きを始める。東京で買っておいた
照明用フィルタをサークルカッターで丸く切り出す。フィルタを使う理由
は、蛍光灯とハロゲンを併用するためライトの色が2種類になってしまう
から。今回は集光型ランプの光を和らげるために乳白色のフィルタも用意
した。一旦掃除をして室内の塵と埃を取り除く。
 画廊マネージャの鳴海さんが来た。昨夜、一人で展示作業をしている僕
を按じてわざわざ画廊に寄ってくれた。鳴海さん、ありがとう。一年ぶり
の再会でしたね。

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 昨日、真由子さんにプリントアウトしてもらったキャプション製作を始
める。開廊時間がとうに過ぎたなか、せっせとキャプション作り。
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展示作業が終わったのか終わってないのかよく分からないけど、とにかく
展覧会は始まった。さあ、今年はどんな出会いがあるのだろう。

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 昨年も来てくれた大学の同級生、彫刻家の太田夫妻が早々に見に来てく
れた。ありがとう。唐橋での展覧会は東京でやるのとはちょっと趣が違う。
なにより見に来てくれる人たちの反応がいい。案内状を見て僕の個展に足
を運んでくれる人もいる。この風土がそうさせるのか、みんないろんな話
をしてくれる。初対面でも気兼ねなく絵の話ができて、お互い感じている
ことをすんなりと言えてしまう不思議な場所なのだ。画廊が建っているこ
の場所にはかつてお社があったという。見えざる神の力が宿っていたりし
て。・・・そういえば、去年立ち寄ってくれた茅ヶ崎のKさんは、確か一宮
巡りの途中で偶然足を運んでくれたんだっけ。
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2日目。
 宿は午前10時になるとベッドメイキングが始まる。というわけで今日も
開廊時間前に画廊入り。"アーブしが"の高原さんに画廊の鍵をもらう。昨日
は搬入作業で挨拶出来なかったので、一年ぶりの高原さんだった。みんな変
わってないのも嬉しい。
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 お昼頃、浜松から画家の新村くんがやってきた。早朝家を出発して見に
きてくれた。本当にありがとう。
 昨日もそうだったけど、お客さんと話していると時間を忘れてしまう。
ランチに行こう言いつつ話してたらいつの間にか3時になっていた。鳴海
さんに声をかけられなかったら行きそびれてたんだろうな、きっと。それ
だけ話題が弾む話ができたのだろう。唐橋は話が合うお客さんが多い。油
絵を描いている人が多く、みんな描き手の感覚で鑑賞するからかもしれな
い。
 遅いランチから戻ると、Cさんが待っていた。また会えて良かった。会
いに来てくれて本当にありがとう。嬉しいよ。ガムとチョコもありがとう。
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搬入日その2
さて、画廊のUさんに近所の"うおい"といううなぎ屋さんで「鉄鍋う丼」なるランチ
をご馳走になったあと(おいしかった!)、画廊でキャプションを作っていたら予想
に反して早々に荷物が届いた。佐川急便さん、ありがとう、助かりました。
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荷をほどいて展示作業に入る。
今回の展覧会は昨秋以降に制作した作品が中心になる。基本的に新作。いつもと違う
のは100号大の作品が4点あること。ここ数年50号以下のキャンバスで制作して
いたので、展示の間隔を感覚と実際との間ですり合わせる作業に意外にも時間がかか
ってしまった。一壁に一点づつ配置する展示空間を基本にして自分(鑑賞者)との距
離感を探ってみた。
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23時を過ぎても配置が決まらない。(-_-;
天窓にフラッシュのような光。続いてバラバラと雨音が。稲光だったらしい。大粒
の雨が降ってきた。今夜の宿は画廊に隣接しているユースホステル。「たしか門限
は23時だったなあ・・・」と思いながら雨の中をフロントへ走った。
 締まっていた。・・・通用口が開いていたので中へ入ると守衛さんが出てきた。
「鬼頭さん?」 待っていたらしい。守衛さん、ごめんなさい。大学以降、あっち
でもこっちでも守衛さんには迷惑を掛け通しだ。申し訳ない。(m_m)
 部屋の鍵を受け取って画廊へ引き返す。残りの作業は明日にして寝床へ向かった。

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搬入日
こんばんは。大津に居ます。
今朝早く東京を発ちました。桜、満開ですねー。
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京都に着いたのが午前9時ころ、唐橋には10時ころに到着。
一年ぶりに見る瀬田川は一年前と変わらない景色だった。
川から聞こえてくるかけ声はリズミカルに響いている。レガッタの練習だ。
風もなく穏やかな天気。去年の寒さを思うとこの暖かさは本当に嬉しい。

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桜はちらほらと咲き始めていた。
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コブシと木蓮の花が満開だ。
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昨日発送した荷物(作品)はまだ届いてない。
しばし唐橋の春を楽しんだ。
IMG_3563 ギャラリー唐橋(正面)
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HIKYAKU
ギャラリー唐橋の搬入日に作品を届ける発送期限はギリギリ29日・・・
と、思っていたが、100号サイズ(大きい)の存在をすっかり忘れていた。
昨年使ったヤマト運輸に問い合わせたら引越シーズンも重なってトラック
を手配出来ないと言われた。続いて福山通運に聞いてみると、「美術品は

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扱いません。」 あっさり断られる。(-_-;
佐川急便へ連絡。滋賀県なら翌日配達出来ると言う。ということは、明日
発送しても間に合うじゃん。
 近所の狭い路地を佐川の巨大なトラックが往来しているのをよく見かけ
る。クロネコヤマトは台車や自転車など荷物のサイズに合わせた配送手段
を展開している。佐川はどーしてあんなにでっかいトラックばかり使うの
だろう?と不思議に思っていたけど、大きな荷物でもトラックに入れば翌
日配達OKの佐川だからなのね。ナットク。

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間際
こんばんは。もう春ですね。
この一ヶ月の間、体調不良と鈍い脳みそに苦しんでました。

さて、間近に迫った個展の準備をする日々を送っています。ほとんど手に
つかなかった作品を前にして、展示作品の構成をあれこれ考えてます。

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講評会
今日はNHK学園デッサンクラスの講評会の日だった。
デッサン組には20名弱の生徒さん達がいる。絵を始めて間もない方から10年選手まで、
経験もレベルもさまざまだけど、描くことに積極的に取り組む姿勢と情熱はみなさん同じ。
それは絵を見ればわかる。
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今回の講評は、人物デッサンと静物デッサン。静物のほうは「必ず人物を描き入れるこ
と。」を条件に加えた。人物は鉛筆画。静物は木炭画。
絵と向き合う真摯な態度は、絵を仕事にしている僕よりも生徒さん達のほうが上かもしれな
い。自分の制作を振り返ると反省することしきりである。
デッサン組のみなさま、本当にお疲れ様でした。
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大津
こんばんは。久々の更新です。m(__)m
一ヶ月後にせまった個展の案内状が出来上がりました。近々アップします。
今回は大津市のギャラリー唐橋と銀座のあかね画廊での個展案内を一枚に
しました。あかね画廊はほぼ毎年やっている〈Aspect in Crew〉シリーズ
の12回目、ギャラリー唐橋は昨年に続いて2回目の展覧会になります。
 ギャラリー唐橋は「瀬田の唐橋」の袂にあります。去年、展覧会のために
初めて唐橋に行ったけど、そもそも大津市に行ったのが初めてでした。4月
だからもう寒くないだろうと思いきや、行った晩は雪だった。桜の花はまだ
まだ先の話。展覧会が終わる頃にやっと咲き始めた。今年は暖冬だけど大津
は寒いのかな?
 去年の大津は記録的な黄砂に見舞われた年だった。東京のニュース番組で
も放送されるほどだった。その日はちょうど展覧会の会期中でもあったので
黄砂に覆われた空を直に見ることができた。日中、MIHOミュージアムへ行
ったのだが、タクシーから見た昼間の太陽は薄暗くてまるで満月のようだっ
た。ぼんやりと霞む遠景を望む景色は東山魁夷の絵を彷彿とさせた。
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 信楽方面へ続いている山の中で目にした不気味な光景は黄砂だけではなか
った。建設中の第二名神高速道路である。第二東名高速と連結されると思わ
れるその道路は山々の山頂を舐めるように続いていた。MIHOミュージアム
へ向かう山道の途中には、建設が放棄されたダムの工事跡も残っていたが、
建設中の高速道路はダムによって水没するであろう標高を計算に入れて造ら
れているのだろう。山の中腹で眼前に突如現れる巨大な橋脚は現実離れした
大きさだった。
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版下データ
つぼ鯛の値段が高くなってショック。
・・・好物なのに。(×_×)
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
こんばんは。ちっとも雪が降りませんね。(・_・)

週末は個展DMの版下データ作りに追われていました。
本日、やっと入稿。

デジカメとパソコンが普及したおかげで、ダイレクトメールや広告などの印刷は
劇的なスピードアップを果たしたけれど、どうしても納得出来ないことがある。
それは、
RGBCMYK
で、写真の色がじぇんじぇん変わってしまうことだ。
印刷屋さんにデータ入稿する際に画像データをCMYKに変換するよう指示される
のだが、RGBからCMYKにカラー変換する過程で色が大きく変わってしまう。
出来上がった印刷物を見て色の違いを指摘しても取り合ってくれない。後の祭り
なのだ。カラー変換することで各色の数値が変わってしまうのなら、印刷屋さん
はそれを補正すべきだと思う。「なるほど!
光の三原色色材の三原色
の違いですね!」って、それで納得するわけないでしょ。
 印刷のプロなら
職人技 を見せなさい!
この状況を甘んじて受け入れている消費者にも問題があるのだろう。知り合いの
カメラマンと同じ話題で盛り上がったことがあったけど、確かにね。安く印刷出
来るだけでも大助かりなんだけどさ。でもね、なんだか人間が機械に操られてい
るような気がしてねー。やっぱり解せないんだわ。(-_-#)
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デジタルフォト
 写真はケータイで撮る時代になった。解像度もL版程度なら充分だ。フラッシュメモリは
大容量化されて小さなデジカメでも平気で数百枚撮影できる。連写した画像をブラウズする
とちょっとしたムービーにもなる。もはや写真は映像の一部になっている。
 むかしの写真にはもっと重みがあった。僕が子供のころだって写真は貴重品だった。フィ
ルム代、現像代、プリント代と次々とお金がかかるのだ(笑)。一眼レフカメラは高級品だ
った。これは今でも変わらないけど。親戚が持っていたコンパクトカメラを勝手に使ってバ
シャバシャ撮っていたら、ファインダーの向こうに怒ったオヤジの顔を見つけた記憶がある。
 かつての写真は映像ではなかった。撮影される側にも心構えが必要で、一枚の写真にその
時の自分のすべてが写っているような気がした。光、時間、音、匂い、といった表面的な現
象ではなく見えない心の内側が写りこんでいた。と、そこまで言うと大げさだけど。

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Corinne Bailey Rae
 Corinne Bailey Rae がヒットしている。僕も去年の暮れに聴いてお気に入りに
なっている。"Call Me When You Get This" のメロディー構成はオーソドックス
でいい。曲間に聞こえるオーケストラは、Marvin Gaye の ”Whats Goin' On"
をサンプリングしている。CDは打ち込みっぽく聞こえるがベースラインは生っぽ
い。プロデューサーはベーシストだろうか。
 去年よく聴いたCDは Brian Eno の "Another Day On Earth" だった。事故後
のリハビリを終えて再び精力的な活動に入ったイーノ。ヴィジュアルの展覧会は日
本でも開催された。(観に行けなかったけど。)回転する幾何学的イメージはフラ
ンシス・ベーコンの絵画を連想させる。
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re:create
 DEBLI project(デブリプロジェクト)の作品制作に入る。
DP-d1
  昨日から陶器の水研ぎ作業をしている。
 器と違って凹凸があるので骨が折れる。
 サンドペーパーの番手を#240, #400 と
 上げていく。表面のザラザラがツルツル
 に変わって、しだいにエッジが立ってく
 る。磨くまで気づかなかった粘土の色斑
 が現れる。
  アクリルガッシュで色を塗ってみたけ
 ど定着の具合が良くない。表面は白亜地
 のように吸収性があるからテンペラで描
 いてみるのもいいかもしれない。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 「re:create」ってなんだろう?
  頭に浮かんだのは映画スタートレックのジェネシス計画。星を丸ごと作り替えてしまうお話。
 ミスター・スポックも星と一緒に生まれ変わるけど、スポックはスポックのままだった。
  アート作品のリサイクル、リユースじゃなく《リ・クリエイト》。ううう、わからない。。。
 原材料に還元して新たなサイクルに乗っけるわけじゃないからリサイクルじゃない。が、一般
 的なリサイクルの概念にはたぶんリユースも含まれているから、用済みの作品を再使用するこ
 はどんな形であれリサイクルだと思われる。では、ピカソが廃品で作ったオブジェはリサイク
 ルなのか?デュシャンの「泉」はリサイクルなのか?「見える既存のイメージではない新たな
 イメージを見えるようにする。」ことが《リ・クリエイト》なのかもしれない。
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ゲーテ
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先日、図書館でゲーテの「色彩論」を借りた。工作舎から出ている完訳本だ。かねてから読みたいと思っていたが、買うにはちょっと勇気がいる値段である。
 このところ17〜18世紀の絵画史に関する本を読みあさっている。この本も同時代の著作だ。ニュートンの色彩論を冷静に分析するあたりがいかにもゲーテらしくておもしろい。光学が発達した現代にあっても色彩を含めた人間の視覚体験を言葉で言い表すのは困難だ。この本に書かれている言葉からゲーテの感覚的な体験を出来る限り読み取っておきたいと思っている。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
視覚体験について掘り下げたいと思うのは老眼が始まったからかもしれない。高校時代からの近眼はまるで気にならなかったが、数年前に発覚した老眼はちょっとショックだった(笑)。視覚にたよって生活してきた事実を認識するとともに、自分の感覚を(良くも悪くも)強く意識することとなった。
D-1

 →これは、8の字のドローイング。・・・関係ないけど。(・_・)
ではまた。

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描き初め
早々に年賀状を送ってくださった皆様ありがとうございます。
お返事が遅れますこと深くお詫び申し上げます。m(__)m

コンバンハ。
今日で三が日もおしまい。(・_・)
久々にアクリル絵具を使ってドローイングした。

pyro-6 ←「散歩する小型犬」pyro-3「を引っぱる主人」

と言いたいところだけど、これは息子が描いた絵です。
◯◯クン、ゴメンナサイ。
 彼は他にもこんな絵を描いてくれた。
                  これはヘビ↓
pyro-5         pyro-4
 ↑これは"ガオー"(ライオン?)だそうです。

子供の絵はホントにおもしろい。

pyro-3pyro-3「踊る○○クン」


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アキーラ
昨年の暮れにクサカベから荷物が届いた。

Aqyla ←コレ

何ヶ月か前にも送られてきた
クサカベの新商品「アキーラ」だ。
なぜ再び送られてきたのか? 記憶を検索してみた。心当たり
と言えば、昨年秋に出品させていただいた
福島現代美術ビエ
ンナーレ
の協力企業にクサカベの名前があったことくらいだ。

送られてきた段ボールの中に一通の書面を見て納得した。
すっかり忘れていた

懸賞

に当たった!のでした。(^^)
応募したのは「
絵を描く.com」のプレゼントコーナーです。

「アキーラ」は水にも溶ける油絵具。使ってみると乾きが速い。
油絵具だから油彩と併用しても不安がない。乾いた表面は
程良い光沢が残る。というわけで、僕は作品のタッチアップ、
補修作業に使っています。

「絵を描く.com」さま、「クサカベ」さま、
本当にありがとうございました。
ではまた。

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ペインティングナイフ
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こんばんは。東京は冷たい雨です。

solingen
これはパレットで油絵具を練るときに使うお気に入りのゾリンゲン製ペインティングナイフ。グリップが持ちやすく、金属部分とのバランスが良いので手が疲れない。

こちらは最近買ったCesarts製のペインティングナイフ。
nife-5
瓜二つだ。(・_・)

ゾリンゲンは made in Garmany(たぶん。)、Cesartsはmade in Italy。
画材メーカーが提携しているのだろうか?

ゾリンゲンはお気に入りのナイフだが、一つ問題がある。
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ナイフと金属の柄を繋いでいる蝋付け部分が折れやすいことだ。
一本千円以上するのだが、二本は買ったその日に折れてしまった(泣)。
折れたナイフは、捨てるのももったいないので修理して使っている。
最初は半田ごてでくっつけていたが、またすぐに折れてしまったので、いまはガスバーナーで半田付けしている。(上の写真は半田付けした状態)
とーぜんCesarts製ナイフも折れやすいことまで瓜二つだ。

これまでゾリンゲンのナイフを4本買ったが、折れなかったのは一本だけだった。
おかげでその一本は酷使されている。
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使いすぎで刃の右側(画像上側)が弓なりに減ってしまった。

nifes

日本の画材メーカー

さん、なんとかしてください(懇願)。
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ご来廊感謝。
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"2006"ヴェルジェ展終了しました。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

今年の展覧会はすべて終了。
また来年お会いできるのを楽しみにしてます。
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Tokyo Wonder Site
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12/16
病院の待合室でアエラを読んでたら石原都知事の記事が出ていた。報道されている例の件、
トーキョーワンダーサイト(TWS)だ。お茶の水TWSのオープニングで展覧会をさせていただいた身としては少なからず興味があったのだが、全文を読み切る前に呼ばれてしまった。残念。(-_-)
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結局アエラはあれっきり読んでない。
 TWSは使用されなくなった東京都の古い建物を改装してギャラリーにしたものだ。僕が展示した当時、TWSはまだお茶の水しかなかった。出来たてのスペースに展示しなくてはならなかったので実際どんな空間になるのか搬入当日までわからなかった。開館直前まで館長は決まっていなかった。
 改装中の工事現場を下見に行ったとき建物は壁が剥がされていた。案内してくれた都の職員からもともと個人の邸宅だったとも、戦時中は野戦病院だったとも聞かされた。本当のところはよく知らないが、コンクリート剥き出しのその構造体には人の手で作られた痕跡があちこちに残っていた。廃墟に似た不気味さが漂っていた。
 さて、例のニュースについて。マスコミには「今ごろ言っても仕方ないだろ。」と言いたい。今になってリークされたことはある意味
Wonder だ(笑)。そして、石原知事を擁護するつもりは全く無いが、結局「子供を思う親心」なんじゃないかな。脇を身内で固めるのは世の常だと思うのだが、そこに税金が使われたのが問題なんだよね。
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12/15
ここ数日ページリンクや表記の乱れなど、いくつかの不具合を修正すべくhtmlコードとにらめっこしていた。ひとまず落ち着いた様子。work(作品紹介)ページを少し追加しました
 このホームページのテキストエンコードは
Unicode です。僕はMacユーザーなので通常は Shift JIS が一般的なのだろうと思っていました。Mac標準ブラウザのSafariはコードを勝手に判断してくれるからストレスフリーだけど、ほかのブラウザはどうなんだろう?試しに Internet Explorer v.5.2 で開いてみたら見事に文字化けしました。
 というわけで、トップページヘッダにエンコード情報を
画像 で入れました。
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12/13
昨日一日かけて立ち上げたこのホームページ。"かたち"だけはとりあえず調えたつもり。これから中身を詰めていきます。
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