re:create
 DEBLI project(デブリプロジェクト)の作品制作に入る。
DP-d1
  昨日から陶器の水研ぎ作業をしている。
 器と違って凹凸があるので骨が折れる。
 サンドペーパーの番手を#240, #400 と
 上げていく。表面のザラザラがツルツル
 に変わって、しだいにエッジが立ってく
 る。磨くまで気づかなかった粘土の色斑
 が現れる。
  アクリルガッシュで色を塗ってみたけ
 ど定着の具合が良くない。表面は白亜地
 のように吸収性があるからテンペラで描
 いてみるのもいいかもしれない。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 「re:create」ってなんだろう?
  頭に浮かんだのは映画スタートレックのジェネシス計画。星を丸ごと作り替えてしまうお話。
 ミスター・スポックも星と一緒に生まれ変わるけど、スポックはスポックのままだった。
  アート作品のリサイクル、リユースじゃなく《リ・クリエイト》。ううう、わからない。。。
 原材料に還元して新たなサイクルに乗っけるわけじゃないからリサイクルじゃない。が、一般
 的なリサイクルの概念にはたぶんリユースも含まれているから、用済みの作品を再使用するこ
 はどんな形であれリサイクルだと思われる。では、ピカソが廃品で作ったオブジェはリサイク
 ルなのか?デュシャンの「泉」はリサイクルなのか?「見える既存のイメージではない新たな
 イメージを見えるようにする。」ことが《リ・クリエイト》なのかもしれない。
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