Mar 2007
搬入日
こんばんは。大津に居ます。
今朝早く東京を発ちました。桜、満開ですねー。
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京都に着いたのが午前9時ころ、唐橋には10時ころに到着。
一年ぶりに見る瀬田川は一年前と変わらない景色だった。
川から聞こえてくるかけ声はリズミカルに響いている。レガッタの練習だ。
風もなく穏やかな天気。去年の寒さを思うとこの暖かさは本当に嬉しい。

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桜はちらほらと咲き始めていた。
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コブシと木蓮の花が満開だ。
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昨日発送した荷物(作品)はまだ届いてない。
しばし唐橋の春を楽しんだ。
IMG_3563 ギャラリー唐橋(正面)
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HIKYAKU
ギャラリー唐橋の搬入日に作品を届ける発送期限はギリギリ29日・・・
と、思っていたが、100号サイズ(大きい)の存在をすっかり忘れていた。
昨年使ったヤマト運輸に問い合わせたら引越シーズンも重なってトラック
を手配出来ないと言われた。続いて福山通運に聞いてみると、「美術品は

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扱いません。」 あっさり断られる。(-_-;
佐川急便へ連絡。滋賀県なら翌日配達出来ると言う。ということは、明日
発送しても間に合うじゃん。
 近所の狭い路地を佐川の巨大なトラックが往来しているのをよく見かけ
る。クロネコヤマトは台車や自転車など荷物のサイズに合わせた配送手段
を展開している。佐川はどーしてあんなにでっかいトラックばかり使うの
だろう?と不思議に思っていたけど、大きな荷物でもトラックに入れば翌
日配達OKの佐川だからなのね。ナットク。

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間際
こんばんは。もう春ですね。
この一ヶ月の間、体調不良と鈍い脳みそに苦しんでました。

さて、間近に迫った個展の準備をする日々を送っています。ほとんど手に
つかなかった作品を前にして、展示作品の構成をあれこれ考えてます。

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講評会
今日はNHK学園デッサンクラスの講評会の日だった。
デッサン組には20名弱の生徒さん達がいる。絵を始めて間もない方から10年選手まで、
経験もレベルもさまざまだけど、描くことに積極的に取り組む姿勢と情熱はみなさん同じ。
それは絵を見ればわかる。
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今回の講評は、人物デッサンと静物デッサン。静物のほうは「必ず人物を描き入れるこ
と。」を条件に加えた。人物は鉛筆画。静物は木炭画。
絵と向き合う真摯な態度は、絵を仕事にしている僕よりも生徒さん達のほうが上かもしれな
い。自分の制作を振り返ると反省することしきりである。
デッサン組のみなさま、本当にお疲れ様でした。
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展覧会情報
News に大津、銀座の個展案内状をアップしました。
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大津
こんばんは。久々の更新です。m(__)m
一ヶ月後にせまった個展の案内状が出来上がりました。近々アップします。
今回は大津市のギャラリー唐橋と銀座のあかね画廊での個展案内を一枚に
しました。あかね画廊はほぼ毎年やっている〈Aspect in Crew〉シリーズ
の12回目、ギャラリー唐橋は昨年に続いて2回目の展覧会になります。
 ギャラリー唐橋は「瀬田の唐橋」の袂にあります。去年、展覧会のために
初めて唐橋に行ったけど、そもそも大津市に行ったのが初めてでした。4月
だからもう寒くないだろうと思いきや、行った晩は雪だった。桜の花はまだ
まだ先の話。展覧会が終わる頃にやっと咲き始めた。今年は暖冬だけど大津
は寒いのかな?
 去年の大津は記録的な黄砂に見舞われた年だった。東京のニュース番組で
も放送されるほどだった。その日はちょうど展覧会の会期中でもあったので
黄砂に覆われた空を直に見ることができた。日中、MIHOミュージアムへ行
ったのだが、タクシーから見た昼間の太陽は薄暗くてまるで満月のようだっ
た。ぼんやりと霞む遠景を望む景色は東山魁夷の絵を彷彿とさせた。
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 信楽方面へ続いている山の中で目にした不気味な光景は黄砂だけではなか
った。建設中の第二名神高速道路である。第二東名高速と連結されると思わ
れるその道路は山々の山頂を舐めるように続いていた。MIHOミュージアム
へ向かう山道の途中には、建設が放棄されたダムの工事跡も残っていたが、
建設中の高速道路はダムによって水没するであろう標高を計算に入れて造ら
れているのだろう。山の中腹で眼前に突如現れる巨大な橋脚は現実離れした
大きさだった。
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