ゲーテ
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先日、図書館でゲーテの「色彩論」を借りた。工作舎から出ている完訳本だ。かねてから読みたいと思っていたが、買うにはちょっと勇気がいる値段である。
 このところ17〜18世紀の絵画史に関する本を読みあさっている。この本も同時代の著作だ。ニュートンの色彩論を冷静に分析するあたりがいかにもゲーテらしくておもしろい。光学が発達した現代にあっても色彩を含めた人間の視覚体験を言葉で言い表すのは困難だ。この本に書かれている言葉からゲーテの感覚的な体験を出来る限り読み取っておきたいと思っている。
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視覚体験について掘り下げたいと思うのは老眼が始まったからかもしれない。高校時代からの近眼はまるで気にならなかったが、数年前に発覚した老眼はちょっとショックだった(笑)。視覚にたよって生活してきた事実を認識するとともに、自分の感覚を(良くも悪くも)強く意識することとなった。
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 →これは、8の字のドローイング。・・・関係ないけど。(・_・)
ではまた。

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