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8月31日 今回の最終かつメインである「オーチャードグラス・ライブ」当日。
10時半クマウシ組機材班JR川湯温泉駅に、機材搬入セッティング開始。
メンバーは11時現地入り!の予定だったが、まどかにその時間に電話してもらったところ、何たる事かまだ寝ていたという。
たぶん寝付いたのは日が昇ってからなのだろう・・・。
そうこうしながら、セッティングの方も何とか形になってサウンドチェック、リハとスムーズに進んで行く。
地元川湯の人たちも大勢の方々が協力してくれて、会場の椅子並べ、テント設営とライブ会場の雰囲気になって来た。
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夕暮れ迫る6時半、150名以上のお客さんが見守る中、コンサートがスタートする。
ORCHARD GRASS 15th ANNIVERSARY
Kawayu Station Twilight Live「暮 音 景(くれおとのしらべ)」
くれおとのしらべ---このタイトルは大坪さん作である。
この時期としては少々気温が低めという事もあってか、ミュージシャン側にとっては、ちょっと辛い環境だったのかもしれない。
事前に雨の予報が出ていたので、雨が降らなかったというだけでも良かったのだが・・・(野外ライブなので)。
旅行中に偶然居合わせたという人も大勢いたし、何せ列車を下りるとそこはステージだ!!っていうのがスゴイよね。
全国から、わざわざこのために駆け付けてくれた人も約数名いた。
自転車で日本1周してるっていう男の子達も、喜んでくれた。
約2時間に及ぶコンサート。
寒さのため、声が微妙に震えたりピアノのミスタッチとかなかったわけではないが、我々クマウシメンバーも演奏に参加出来たし、何よりもこれからメジャーになって行くであろう「まどか」ちゃんを紹介出来た事が大きな収穫だった。
アンコールの大坪さんの世界「音画物語」まで、寒い中でのとても暖かい雰囲気のコンサートが続いた。
オーチャードグラスのマスターが私費を投じて開催されたコンサート。
今後も開店20年、30年目指し、またこのようなコンサートが出来たら・・・これを目標にに頑張る!!という挨拶で幕を下ろした。
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少しでもみなさんに喜んでもらえたなら、クマウシ一同頑張った甲斐があったというもので、あの目の回るような忙しさやら睡眠不足はどこかに吹っ飛んで行ってしまう。
機材撤収後、お店の中でマスターの心づくしの料理。
打ち上げにも大勢のスタッフ、関係者が残ってくれて延々と盛り上がりは続いて行った・・・。
がぁ、心残りではあったが12時過ぎに閉会。
メンバーは、マスターのご好意でホテル泊。
そして我々は、機材車と共に去って行った。
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9月1日 池間さん、田辺さん、井地さん、まどかちゃんが東京に戻る日である。
メンバーもかなり疲れただろうと思う。
我々も疲れたからね。
でも、同じ疲れでも、何と心地良い疲れなんだろう・・・。
と言う事で、11時にメンバーとオーチャードグラスで待ち合わせ。
みんなで美味いと評判のソフトクリームを召し上がっていた。
ただ井地さんだけは、1便早いので帰るため大坪さんと一緒に出てしまっていた。
2時半の便なので、途中恒例の「なごやか亭」で昼食。
池間さんは本当にこのお店が好きだ。
空港には、大坪さん、ryo、それに散布のnちゃんにtちゃんもお見送りに来ていた。
いつも来る度に、色々な思い出を残してってくれるミュージシャンの皆さん。
一流のミュージシャンと、かたやド田舎の音楽好きの連中が結びついて、一緒になってこんな事をやってしまうって事自体、未だに信じられない気もするが、でもこれって現実なのである。
これからどういう展開が待っているのだろうか・・・。
またこのような機会があるのだろうか・・・。
2003年3月に、中標津高等養護学校で、という予定が入っている。
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この物語は、いつまで続くのかは今の所未定であるが
ひとまずここでオシマイとさせていただく。
*池間さんは東京に戻った後、加山雄三さんのコンサートのためLAに向かい「ミラダ・シアター」のステージに立ちました。
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これらは当時、管理人が書き始めたばかりのブログ「サラサラ雑記帳」内で一気に書き上げ、それを再編集したものです。
Takatoshi Sarashina from KUMAUSHI TESHIKAGA HOKKAIDO
2002-2014
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