へこんだ俺は俺が一番見たくない
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Up Date 04 0204 |
Topic
20040101
インタビュー。
サンキュウテル。
20040102
「たまプラーザマタドール」
完結。ネットライマー、ラッパー諸氏の感想を求む
20040108
俺が深く影響を受けた物
「アイデン&ティティ」の
中島がボブディランの声
を聞いた様に。
俺にはBOSSと万尊の声が聞こえる
20040110
俺らの青写真 1/2/3/4
(tha blue print)
完成なるか?新アルバム
「ちんちんサンプラー」
(仮題)
Linx 1件追加
20040204
about ついに完成!!!
俺のこと知ってほしいんだ…
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Graffiti
2004123
西暦2030年、木更津にて
Linx
Link Free
みんな知っているように、俺はオタク文化に弾かれた。エミネムが白人であることを理由にラップをする事を蔑まれた様に、オタクでないのにSSを書いてたから弾かれた。
そいつはどうしても変えられない事実だ。俺が線を引いたんじゃない。俺が俺であろうとした結果そうなった。
だけど、それでも俺は知ってる。物を創るエネルギーの前では、そんな境界線や立ち位置は意味が無いって事に。そんなもんはすぐ壊れる…そしてもっと素晴らしいもの、優先すべきものがあるって気づかせてくれる。
しかし、ネットは日本の縮図だ。「足を引っ張る奴しか居ない」そう俺のツレが言っていたが、事実そっちのほうを優先しないとならない。してない奴は叩かれるし、孤立する。SSを書くにしてもそうなのだ。まったくくだらねぇよ。ダセーよ。だが、そんなダセー世界でもキチンと熱いことをやっている連中もいる。
『映像技術研究部』(以下、映技さん)。俺とははっきり言って真逆のポジションにある人達だ。俺がハードコアだとしたら、向こうは相当ポップだ。 そんな彼らの活動を、彼らの知り合いの監督が記録したドキュメンタリー映画が公開されるという事で、床屋帰りに池袋まで行ってきた。
話を少し戻すが、例えば映画中で読み上げられる、彼らの同人誌に載っているSSは、俺が嫌ってきたようなステレオタイプの2次創作だと思う。そして「たまプラーザマタドール」のリリックは、この映画の画面内に登場したようなサイトに向けられている事も確かだ。
ネットで、アニメを使った2次創作をやり、それを多くの人にデリヴァリーしようと思ったら、オタクの運営するコミュニティと付き合っ
ていくしか、今現在方法は無い。俺はそこと付き合った結果、孤立と疎外。そして対峙しか得なかった。
映技さんはそこんとこ、ものすごくうまくやってるみたいに見える。俺には壊すか引っ込むかの二択しかなかったのに、彼らはやりたいことやって、かつコミュニティとうまくやっている。感想ももらっている。
ちなみに、俺がオタクじゃないって言う根拠はそれだ。俺のやりたい事と、コミュニティの意向は一致しなかったし、感想とリンクを貰うために媚を売るのに俺は嫌気がさした。
だが、映技さんは媚も売らず、卑屈になることもなく支持を得ている。それは彼らがオタクだからかもしれないが、同じ時代、地下一階で。物づくりちゅうそこだけは誰しも平等な舞台に立ってるものとして、俺はものすごく感化されてる。ツレや俺が嫌う、ネットや(一部の)オタク特有の、斜に構えた批評家気取りのノリはそこにはない。
俺は彼らをリスペクトしている。彼らがオタクであることは、関係ない。
そして今回、「コミット?」ちゅう映画で初めて、彼らのリアルな姿を拝見させていただいたのだが…。正直、はじめはこっぱずかしかった。松田さんの熱い語りに会場のみんな笑っていた(すんまへん…余計なこと書いて)
でも確かにあー言う輪の中に俺も居たんだ。2年前、まだコミュニティに寄り添おうとしていた時には。映画の中の、オフ会の様子には既視感すら感じた。メイド喫茶って行ったことねぇけど。ブクロのロッテリアしか行ったことねぇ。あ、エロ同人屋には入ったことあるぜ。2次創作の世界にはロックンロールが必要だと強く感じたね…。セックス、ドラックは十二分にあったから。
さて、映画は終始オタクの生態を活写しながらも、それをバカにした様ではなく、「なんか、こいつら楽しそうだな〜」と思えるまま終わっていく。そして、俺の大好きな『創作に掛ける熱』も伝わってくる。カッターで、おっぱい押さえた可憐の表紙を切りそろえてるシーンでは、なぜか『SCRATCH』※1を思い出した。幻か?終わった後の、なんかトークみたいなので監督さんは、そういうことを描きたくなかった、感動させたくなかったと言っていたが俺はそこが良かった。俺、負けてんで。って思えた。
もし、だ。この映画が『パラダイス・ロスト』でなく、『楽園のわある』に関する映画だったら?
主役が俺だったら?
きっと、こんなさわやかじゃない。『ウィルコフィルム』※2みたいな感じになるだろう。
個人的に、『Dogtown & Z-Boys』※3のような、反逆児に関する映画となって欲しい。俺が時代を変えた。そう自慢するのが夢なんだ。
冒頭のシーンも決めてある。俺がカラオケ屋で『童貞ソーヤング』を激唱する。ツレとたった二人のライブだ。
その映像は、後に『ダウンタウン81』※4のライブシーンばりに貴重な映像としてマニアにありがたがられる。
映画の中で、作品とそれを作る人間の話だ。って、俺は『24アワーズパーティピープル』※5のトニー・ウィルソンみたいに観客に呼びかけるだろう。
そして、最後は挫折した俺がブルーハーブの2枚目を聴きながら、「ええなぁ…ここが約束の場所」って言う。ちょっと泣く。
その自伝映画のタイトルも決めてある。『Junk of new Rock』。結局出せなかった俺の小・中学校時代のアイディアを基にして作るはずだった、アーカイヴの序章に示すはずだった言葉だ。
もち、『ギャングオブニューヨーク』のパクリだけど、シラをきる。気に喰わないなら、『アンチェイン2』※6でもいいよ。許可いるけどな…。
やっぱ冒頭のシーンは今日映画見に行くとき、客引きの兄ちゃんとつかみ合いになった時の再現にしてくれ。
俺がどれだけエゲつない奴かわかるだろうから。
それにしてもドキュメンタリーは面白い。
「コミット?」の前に留学生の女の子が主人公のドキュメンタリーがやっていたが、製作者が撮りたいと思ってるテーマよりカメラに映る現実の方が勝っていた。
俺はSS(何度も言うが、この映画にでてくるのはside storyで、俺のはsampling storyだ)をドキュメンタリーの様なものだと捉えている。
俺のエゴが勝つか、原作のエゴが勝つか。
その緊迫感の中で、どんな化学反応が起こるか。
交通事故と喧嘩をいっぺんに体験するようなものだ。
なるべく虚飾をつけず、その体験を伝える事が出来たら最高だと思ってる。
最後に、映画祭に関係した全ての方、お疲れ様でした。
時間の都合で最後までみれなくてもうしわけありませんでした。
※1 SCRATCH (日本語版)
HIPHOPに関する、おそらく最新にして最高感度のドキュメンタリー映画。
HIPHOPやターンテーブルに興味が無い人でも、でてくるDJのキラキラした顔や名言。粗っぽい画像の映す世界観にドキドキするはず。(とくにDJシャドウの行きつけの地下レコード屋はまさにリアルR.O.Dレコード版)「コミット?」と比べても、共通項はある…はず。ホラ、Qティップの部屋、ガンダム飾ってあるし…。
あと、アニメじゃないけどめまいと吐き気に注意。部屋は明るくしてみろ。
※2 ウィルコ・フィルムI AM TRYING TO BREAK YOUR HEART
実在するバンド、ウィルコの、アルバム製作風景をおったドキュメンタリー。
っていうか、実は見たことはありません。ただ、雑誌に紹介で付けられていた、「音楽という怪物と格闘する男たちのダークな冒険物語」というフレーズに、自分の場合は、たぶんこっちなんだろうな。と思った。メンバーとの不和、掲載拒否未遂。メールで感想?もらったことねぇよ(笑)
※3 DOGTOWN & Z-BOYSDOGTOWN AND Z-BOYS
今度はスケボの映画です。おい、色眼鏡つけてんじゃねぇゾ。
いかなる分野でも、自称他称問わず、異端児ならば必見。反抗期の児童も必見。だ。
俺も大切なことはこの映画から学びました。ええ…!重力には逆らえるんです!
多分、この映画見てなかったら俺は自分のスタイルを誇らなかっただろう。それくらい重要。
っていうか男だったら(女でも)、こいつらみたいな成功の仕方したいって思うのは当然じゃなかろうか?
※4 DOWNTOWN 81
みんなバスキアって知ってる?ユニクロでシャツ売ってるべ。
あの人…。これも未見ナリ。
※5 24アワー・パーティ・ピープル24 HOUR PARTY PEOPLE
トニーには「イカレて大正解」ってことを教わりました。クラブの無い街たまプラーザでもなにか出来そうな気がして…。レーベル結成。
※6 アンチェイン
自分史上、最高のドキュメンタリー。
ある一回も勝てずに引退したボクサーと、彼の仲間の、熱く痛く切ない人生。
見終わったあと、ふっと空が見たくなる。なんかそんな感じ…。
アニメ雑誌で働きたいと思ってる。
なるべくなら、ただ紹介するだけじゃなく、現場に近い。モノが創られるっちゅう、ナマの空気をリポートできるような。
でも俺は何もしらねぇ。コネなんかねぇ。
ただ行ってみたいっていう、不確定な感情があるだけだ。
それだけで出来たら誰も苦労なんかしてねぇってことも知ってる。
お袋は俺にサラリーマンになれって言う。
俺はいつもお袋の指示に従ってきた。お袋はいつだって正しいことを言う。
お陰で今まで人より幸福だったと思う。
だが、俺は欲を持っちまった。もっと上の、普通以上の幸福があることを知っちまった。良し悪しではない、スカウターぶっ壊れるくらいの幸福が…。
今どうする?時計の針は止まらず就寝時間。おやすみ。クローズマイアイズ。
R.O.Dをみた。
あいつらが探偵だって忘れてた(そこつ者!)
ガンスリを見る。
「美術館で殺しすんじゃね――っ(バチコーン)」ってやってるテロリストのおっさんのビンタをみて、ファミコン貴族を思い出した。
なんか、ジョジョと言い、漫画に出てくるイタリア人ってアクのつええ奴ばっかな。
でも俺はパスタ好きだぜ!
後、「大人になるほど可能性は少なくなってくる」とか、就職で毎日やいのやいの言われてる俺を揺り動かすよーなこと言うんじゃね―!
まともな仕事よりやりてー仕事ってか!このやろう!響いちまったじゃねぇかっ。このサイコー(最高)野郎!
でも俺はパスタが好きだね!
正直、毎日喰ってもいいんじゃないですか(他人事)
T・B・E・S・A・S・E・R・O!!
おっす。おら、未開封。…ったく、ほのぼのした奴らめ!!(大爆笑)※1
人並みに夢や野心を持ってしまった以上、チャック全開君※2の様にうんこやしっこの事ばかり考えていられなくなった風情もある今日この頃なわけですが、それでも本来の自分を忘れちゃマストダイ!!
大切なのは初期衝動。そうだろう?
では初期衝動とは何か?
ズバリ、俺にとっては小学校の頃のくだらない事にでもすぐに熱くなってた、あの時の気持ちだ。
マキシマムホルモンのヴォーカルさん曰く、中学パワーって奴だ。
でも未開封は中学のとき、そのパワーがいい方向にいってなかったので小学生パワーと呼ぶ事にする。かっこいい言い方をすると「餓鬼力」だ(←今思い浮かんだんだけど、なんかパクリくせー)
漫画「おしゃれ手帖」を読んでると、なんだか、体の内側からそのパワーがよみがえって来るんだ。
束になってかかれば大人だって倒せると思っていた、レイジスト・アゲイン・ザ・マシーンなあの気持ち。
池に張った氷とか、うんことかしっことか、ファミコンとかあげパンに宇宙を感じていた、サイケデリックにコスモが爆発するフィーリング。あっは〜ん※3
ともかくそんな時に湧き上がっていた小学生パワーが、再び体の内からふつふつと湧き上がり、森羅万象に立ち向かう勇気をくれるんだ。MAJIだぜ!(鉄人兵団の時のドラえもんの顔で)
おしゃれ手帖の世界も、現実と同じでいい事ばかりじゃないがそれでも高嶋先生のように「俺もついにビートルズかぁ…」「BIG!!」と明るく生きてぇもんだ。
その為にもさぁ、とっと母ちゃんの財布からサツをぬくなりなんなりして、この漫画を買え!!
そして、見せてくれ。はじめて「おしっこ」という単語で牛乳を吹いた時の様な笑顔をな…。
※1〜4 詳しく知りたきゃ、こんなとこ見てないで早く買えー!!俺に小銭を恵む意味でもamazonで買えー!!