味処 あらし
徳島県鳴門市撫養町大桑島
字北の浜511
鳴門海峡の渦潮に揉まれた魚を味わう
一押しの居酒屋。
鯛や平目の舞い踊り(お刺身)や鳴門わかめの味噌汁が抜群に美味しい。
おこぜ(虎魚)
極めつけは一匹で「活き造りのお刺身」・「肝」・「唐揚げ」と三度楽しめる
オコゼ。
正確にはオニオコゼ。硬骨魚類、カサゴ目、オニオコゼ科、オにオコゼ属。浅海から200mぐらいの砂泥地に生息する。
本州中部以南、東シナ海に分布。
ごつごつとした凹凸のあるグロテスクな姿だけど、味は最高。
東京では長らく「西日本系の珍味(高級)」と言われており、とても高価。
見た目はブサイクでも味は絶品なので、時価で6千円の料理はReasonable?
メモ:漢字「鬼虎魚」の由来。
「オコ」とは顔が笑えるくらいにおろかにして奇怪なこと。「ゼ」は魚名語尾。
「鬼のように醜い魚」の意。
おとぎ話:
「山の神にオコゼ」は古くは御伽草子(おとぎぞうし 室町から江戸時代に出た婦女子童子むけの説話集。一寸法師、浦島太郎などが載る)にある。
山の神は女性でとても醜かったので「ヤマノカミ」となった。その山の神がオニオコゼのような醜い魚を好み、祀る風習がある。
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オコゼの「活き造りのお刺身」
(ふぐのように薄造り)
「肝と皮」は撮りそこなった。

オコゼの「唐揚げ」
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