おおぼけ(大歩危)峡の景観
平成21年((2009)4月23日
吉野川中流に位置する渓谷。埼玉県の長瀞に似ている。
丁度五月の端午の節句を前に沢山の鯉幟が元気良く泳いでいた。
国道32線の売店から、観光船乗り場まで急な階段があり、目黒の兎はここで左膝を痛めてしまった。テニスのやり過ぎかもしれないが、少し心配。
淡青色の含礫片岩は約二億年前に造られたものだそうで、名勝に相応しい珍しい岩石だ。
観光船自体はノンビリと幅の狭いダム状の川面を15分ほど下って引き返すだけで、退屈で新鮮味は感じられなかった。両岸の岩肌に紅白の岩つつじの花がところどころに咲いていて、岩の隙間に溜まった僅かの土に根を生やしているのが、憐れというかそのど根性には感心するばかりだ。
右後ろの白っぽい岩は形がライオンが座っている形に似ているので、ライオン岩と呼ばれているそうだが、やや無理があるような気がする。
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