レンテン・ローズ
(春咲きクリスマス・ローズ)
学名:Helleborus
orientalis
キンポウゲ科
草丈:30センチほど。
花計:5〜6センチ。
原産地:ギリシャ・トルコ
薔薇の仲間ではなく多年生のハーブの一種。
英国名のクリスマス・ローズ
Helleborus
niger(白色でクリスマスの頃から咲き始める)とは別のもので早春に咲く。それがレント=四旬節(メモ参照)の期間でもあるのでレンテン・ローズと呼ばれる由。
寒さで傷むこともなく、日陰でも良く育ち、地面に向けてうつむき加減に恥ずかしそうに花が開くので、あまり目立たないが、近くでみると結構大輪で優しくシックな雰囲気のある上品な花です。
参考: 英国名のクリスマス・ローズ
学名:Helleborus
niger
分類:キンポウゲ科ヘレボルス属 英名:Christmas
rose 和名:ユキオコシ(雪起こし)、寒芍薬 別名:ヘレボラス ニガー 原産地:ヨーロッパ 花言葉:慰め
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クリスマスローズ ’ルーセピンク’ Helleborus hybridus
メリクロン技術(試験管の中で生長点を細かく分割し
株分けと同じ苗が作られる)により造られた交配種。
花びらに淡いピンクのスポットがはっきり入っている。
平成21年(2009)4月3日(金)撮影
メモ:
四旬節=キリスト教で復活祭前の40日間の斎戒期間。
斎戒=「斎」は心を慎み整える、「戒」は行いを慎むの意。
神仏の祭事を行うに先立ち、または所定の日に、心身を
清め飲食や行動を慎むこと。 |