◆ 地道な努力で調査の感性を高める ◆
リサーチャーが日頃の実務だけでなく 調査手法、分析手法、統計学、心理学などに幅広く精通していれば、それに越したことはありません。 また、調査会社勤務の方は、PCの各種ソフトを駆使できることは有利な要件です。 しかし、これらのほとんどは専門書を読んだりセミナーに参加すれば、ある程度は修得できることです。
ところが、「人間の心理」 や 「レトリック (言葉の綾)」 などを洞察する力は、人から教えられて習得できるものではありません。 自分の 「目と耳」 で色々な状況を観察して、「経験の蓄積」 や 「感性の錬磨」 によって得られるものです。
他のリサーチャーが持っていない感覚・発想・勘・着眼力・判断力・知識を身につけていれば、強力なアドバンテージ(優位性)になります。
時間がないとか忙しいという理由でとかく軽視されがちなことですが、それは優秀なリサーチャーになるための宝庫で、いずれ ’血となり肉となる’ことです。
まさに、’ローマは一日にして成らず ’です。
この <【F】 優秀なリサーチャーになるための努力> では、次のような事柄をお勧めしています。
・ F-1 会場調査(CLT)の立合い
・ F-2 座談会のオブザベーション
・ F-3 調査見積書の精査能力を高める
・ F-4 街角や電車内で観察力の錬磨
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