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Spot-5(那谷寺)


観音霊刹
那谷寺(なたでら)山門

   平成18何(2006)10月4日(水)

那谷寺(石川県小松市那谷町)は白山信仰の寺で、養老元年(717)越(こし)の大徳泰澄神融(たいちょうしんゆう)禅師によって開創された。

参道

その後、寛和2年(986)に西国三十三番札所を開かれた花山(かざん)法皇がこの地に行幸なされし折、洞窟内の観音様を拝せられ、“わが国には珍しき岩窟”霊夢のお告げにより、「これ全く観音妙智力の示現なり、朕が求むる三十三ヶ所は全てこの山にあり」と申され、西国三十三ヶ所第一番紀伊の那智山と、第三十三番美濃の谷汲山の各一字をとって那谷寺と改め、七堂伽藍を御造営なされ、自ら、この地に居を構えられた由。

奇岩遊仙境

観音浄土補陀落山(ふだらくさん)を思わせるこの天然公園は、現世のパラダイスとして大切にされてきた。
太古の噴火の後と伝えられ、長い年月の間、波に洗われ今日の奇岩が形成されたとのこと。

 奇岩遊仙境全景