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 岩崎さんのこと

 岩崎さんが有名になったのは、95年にNHKで放送された「中高年のための登山学」の影響が大きいと思います。ですが、本当のすごさは、無名山塾設立後まもなく、当時、高尾山なんかにハイキングのガイドをして金を稼ぐなんて、誰も想像すらしなかった時代に、実際に有料ハイキングを企画し金儲けができることを実証してみせたことでしょう。そんな需要があるなんて、凡人ガイドや旅行代理店は全く気付かなかったのだ。で、それが成功し、あっという間に大勢の会員が遠足倶楽部に集まり、この分野は金になるということが一般に知れ渡ったのです。そして、現代に至ったわけですが、大手旅行会社の企画するハイキングツアーは、料金は安くてもトラブルや事故なども多いようなので、参加する人はお気をつけ下さい。それに比べ遠足倶楽部は値段は高いがしっかりしていると思います。おっと、私は遠足倶楽部の営業をしているわけではありませんので。

 そうそう、大事なことを書き忘れました。

 岩崎さんは、本科(登山学校)の講習を実際に教えることは(ほとんど)ありません。本科の講師は、工藤・金沢という二人の講師が中心になって実施しています。
 岩崎さんは、工藤・金沢とコミュニケーションをとりつつ、本科のカリキュラム、運営などをチェックしているという感じです。岩崎さんご本人は、遠足倶楽部のガイドをしたり、新聞・雑誌の連載、講演、取材などで忙しいという事情があります。
 ということで、本科生は岩崎さんと接する機会はめったにありませんが、こちらの文書集を読むと、岩崎さんの考え方、山塾の趣旨がなんとなく分かると思います。

※ちゃんとしたプロフィールは、こちら
※月刊岩崎登山新聞はコチラ

岩崎元郎文書集 コチラ

 岩崎語録  岩崎さんがよくいう言葉。山塾の基本精神でもある。

 『山は哲』 ⇒ 解説はコチラ

 『半ば我が身のため、半ば他人(ひと)のため』
 ⇒ 同人や研究生は講習会のサポートをしろ!という意味もある。

 『山に学ぶもの 企画力・行動力・忍耐力』 
⇒ 岩崎さんが、本にサインするとき書いたりする

 『山のてっぺんにはものの見方を変える何かがある』
 ⇒ もともと、不破哲三氏の言葉。(詳細は「私の南アルプス/不破哲三」を)

 『自主山行は4人まで』 ⇒ 類義語:「4という魔の数を超えると、議論を聞かないもの、計画を知らないものが出てくる」(雪崩リスクマネジメント/ブルース・トレンパー。P264)

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