2000年夏 特別企画
生まれて初めてオールナイトを経験しました。
endless SUMMER all night at PARCO CHOFU KINEMA
10:00 p.m. July 29th - 6:05 a.m. July 30th,
2000
7月29日夜から30日の朝にかけて、4本の邦画を一気に上映すると言う企画が、調布のパルコ調布キネマで行われた。土曜出勤で私は桜木町にいたが、7時半には仕事を切り上げて、桜木町から調布に向かった。
当日の人の入りは、私の想像をはるかに越えた盛況であり、収容人員149名に対して、整理券番号で130番くらいまでが売れていたと思う。尚、私は106番であった。邦画であることから、どうせ人の入りなど大したことが無いだろうと思っていたが、実際には邦画に対する関心の高さに驚いた。また、入場者の年齢層が、十代後半(18歳)から20代前半と見られた点も意外だった。私はおっさんの部類に入るのである。
当日の4本の映画に対しては、これから一つ一つ感想を記述していく。が、結論を言うとこの盛況振りを裏切らない、素晴らしい作品群であった。全てが「再映」という形ではあったものの、私には見逃した映画や、初めてタイトルを聞く映画であったので、非常に新鮮な感動を覚えたものであった。その作品群とは、以下の4作品である。
ナビィの恋 監督:中江裕司 1999年 日本
月とキャベツ 監督:篠原哲雄 1997年 日本
大阪物語 監督:市川準 1999年 日本
アドレナリンドライブ 監督:矢口史靖 1999年 日本
で、一応私の感性に基づいた各賞を以下に。
最後まで読むように。