総括
朝6時の調布は、目が焼かれるほどの激しい晴れであった。電車に乗って家に帰る途中、私は今日のイベントの全てを反芻していた。そこで考えた、以下の3種のベスト3を発表する。意味ナインだけど。
作品賞
1位:ナビィの恋
2位:月とキャベツ
3位:アドレナリンドライブ
やはり総合力ではナビィの恋か。他の人にも「見てみて」と薦めてみたい作品である。月とキャベツは、山崎まさよしの歌唱力には最終的にやられたと言う感じか。
監督賞
1位:篠原哲雄(月とキャベツ)
2位:中江裕司(ナビィの恋)
3位:矢口史靖(アドレナリンドライブ)
これは文句無い。山崎まさよしの歌唱力は最終決定力であったが、それまで物語を組み立てるのは監督である。素晴らしかった。
俳優賞
1位:田中裕子(大阪物語)
2位:安藤政信(アドレナリンドライブ)
3位:平良とみ(ナビィの恋)
ダントツ。コメントの付けよう無し。
最後に、私は調布キネマの邦画にこだわる姿勢にも感服した。また、朝6時までパンフレット売店を開けるその気の利きように、脱帽の思いがした。レイトショーですら、終映後は早く人を出すために、売店を閉めると言うのに....
とにかく、非常に素晴らしいイベントであった。山崎まさよしのCDだって、当然これから買いに行く予定だ。