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Spot−2



水芭蕉の群落

JR刺巻(さしまき)駅付近

前回は近くを通る観光バスの窓からチラッとしか見ることが出来なかったが、今回は車をParkingに停めたので、水芭蕉が群生している湿地帯をゆっくり廻ることが出来た。
水芭蕉の群落を傷めないように回遊式の遊歩道が施設されている。

水芭蕉

学名:Lysichiton camtschatcense
(学名はカムチャッカ半島に由来する)
サトイモ科の多年草。

雪解け後の湿地などに自生し、発芽直後の葉間中央から純白の仏炎苞(ふつえんほう)と呼ばれる苞を開く。これが花に見えるが仏炎苞は葉の変形したもの。仏炎苞の中央にある円柱部分が小さな花が多く集まった花序(かじょ)。


メモ
花がバショウ(芭蕉)の葉に似ているのでこの名がついた。江戸時代に長崎に居たシーボルトが名付けたといわれる。
同じく、江戸時代に松尾芭蕉は深川の自宅の庭にあった芭蕉から自分の名前を芭蕉としたらしい。

片栗(かたくり)の花

水芭蕉の隣に片栗も群生していて、あたり一面紫色の絨毯を敷き詰めたようだった。