1.920...(for chloe and
all)
2.クロエさんver.NOIR
(時に忘れられた楽園)
3.クロエさんー完全版ー
4.アンチ・ヒーロー
5.黒い春(cartton)※
6.友達ークロエ編ー
7.リスペクト (Waifs and Strays)
8.9.11...(孤奮)
9.ガストロンジャー・ディレクターズカット
10.『NOIR好きへの100の質問』※※
※描き下ろし
※※ボーナス トラック
go
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Stay Noir
Artist: mikaihoo
Labelnumber:TRIBUTE02 ネット出身で、かつSS書きだった作家のメジャーシーンでの活躍も最近目立ってきている。
しかし、未開封は彼らとは明らかに目指す方向性が違う。
自分の話をするのに、アニメキャラを恋人として出したりはしない。
率直な言葉でライムを綴る。
不必要な性表現はどんなに求められてもいれない。
カップリングとか、そういう概念は始めから存在してない。
スカスカになるまで、贅肉は削ぎ落とされている。
物語の中でキャラクター達はただ泣き笑いをするだけだ。原作以上に。
未開封は
消費され捨てられるネットの循環の中で、頑なに自分のルーツを守る事を選択した。
彼にとってルーツとは初期衝動である。
そして、その瞬間と生を見つめる視線である。
「クロエさん」や「アンチ・ヒーロー」の独特の視点から成る描写を見ればわかるだろう。
そうしていく内にアニメがポルノとして消費されていく事に疑問を持ち、そうした疑問を作品で昇華させて行ったことがオタク達に生意気と映り、干された。
このことが彼の人生や生き方を大きく変えた。
ありとあらゆる場所から、"黒い羊"として扱われても生きていく覚悟を決めることになったのである。
このアルバムを通してかなり文の力もアップしているが、同時に「壊れ」加減もかなりのものになった。
未開封の場合、壊れてると言っても現実と非現実との区別がおかしくなって〜みたいなのではなく、真正面から作品や小説をぶっ壊し、再構成しているというかなり男気あるふれるものなのだが。
互いむき出しで付き合っていけば、フィクションにだって等身大の生が宿る。
その事を証明した一枚。トブかどうかは君が決めろ。
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