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八芳園


八芳園
  港区白金台1−1−1
   電話:03(3443)3109
   年中無休

東京ドームより広い5万平方メートルの庭園を誇る。江戸時代初期は「天下のご意見番」として名高い大久保彦左衛門の隠居所だった由。
その後、いくつもの大名家の屋敷に代わり、明治期には渋沢栄一の従兄弟、渋沢喜作の屋敷となった。大正に入ると小平浪平と共に日立製作所を創業した、久原房之助の別荘地に代わり、敷地を拡張して贅を尽くした庭園整備を行い、四方八方何処を見ても美しいことから「八芳園」と命名された。

春は桜、初夏は躑躅やサツキ、秋は観月と紅葉、冬は雪景色と、四季折々に日本庭園の美しさを楽しむことが出来る。

 



壺中庵

本館(洋館)の方は今や結婚式場・披露宴会場としても有名だが、もともとは久原房之助の敷地1万2千坪の別荘を銀座界隈の飲食店を経営していた長谷敏司に依頼して日本庭園を観ながら日本料理を提供する料亭「日本館」に改装したもの。後日、遠藤周作が中国故事「壺中の天」を連想したことからこの日本館を壺中庵と命名した。

東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線が出来、白金台駅2番出口より八芳園の正門まで徒歩1分と便利になった。

本館(洋館)の入り口(正面玄関)


レストラン一覧
   槐樹(えんじゅ):庭園を眺めながらゆったりと食事。
   Thrush//cafe:緑に囲まれたテラスで爽快ビアガーデン。
   お茶室「夢庵