2003年4月の車日記
4月29日(祝) 東京都内!
本日は叔父さん主催の親戚大集合大会@光ヶ丘と言うのがあり、練馬区の光ヶ丘団地近くにある第一ホテルに家族全員(除・大阪にいる弟)で行った。父親が新しく(と言っても中古だが)日産ラルゴを買ったので、それで行っても良かったのだが、まあ今日は4人しかいないから私のゴルフで良いだろうと言う訳で、ゴルフワゴンが出動した。
尚、都内に入るのは初めての経験である。
都内って、確かに道もあんまり運転しやすくないが、車が無茶苦茶多いと言うのがあって、初心者には敬遠される運転地区である。と言っても、それ故みんな運転は比較的慎重なのか、人口やが多くて道がぐちゃぐちゃで車が多い割に事故はあまり多くない。1位は北海道、ってこれは雪道だから分かるが、愛知が2位。常に二つがトップ2を占めているのが良く分からないが。
コースは、まあ北上するため東名川崎インターで乗って、用賀の東京インター(東名終点)で降り、あとは環八を延々と走るのみである。至極単純。で、確かに至極単純ではあった。ちょっと道は狭いけど。
本日は家族を乗せていると言う点でもいつもと違う。だが、まだ完全に運転慣れしていると言うわけではないため、父親が助手席にいると判断に困らずラクと言えばラクだ。やはり車は複数名で乗るのが一番だろう。
東名は空いていた。下り線も結構空いている。あまり上手くないGWの日程ゆえ、既に家を出ているのか、それとも何処にも行かないのか、とにかく本日は普通の休みと言う感じだろうか。人によっては(私も)どうせ明日も仕事だし。という訳で、あまり混んでいない東名を抜けて、今度は環八に入った。
まあ環八は無茶苦茶混むことで名高いが、今日は空いていた。この休みは空いているな。予定より30分早く到着してしまう。
帰り。
意識的に酒はかなり控えた。運転する段階では感覚として完全に抜けていたと思う。何しろ頭が痛い。私の場合頭が痛いのは、酔っている状態から抜け出した状態で、身体状況も頭の中身も普通に戻っている。尚、父親は結構飲んでしまって、運転は出来ない。いや、出来るんだけど、警察がいたらすぐ捕まる顔色をしている。
帰りの環八は混んでいた。と言っても、いつもの混みようではない。うー、頭いて、とか思いながら走っていたが、頭はすっきりしている。「うーむ、都内は外車が多いな」と思いながら、慎重に運転する。
まあ、環八にしては混んでないとは言え、普通の感覚からすると混んでいる風情なので、父親が「やっぱ高速はいるか」ということで、再度東名高速へ。また東名川崎で下りて、そのまま帰宅。
次の関門は、あの体内の血管のように張り巡らされた、誇り高き首都高速だろう。右から左から合流するんじゃねえよ、と言うあの風情。交通量が多いからかは知らんが、JHの高速より明らかに舗装から道幅までスペックダウンする割に、700円も取りやがる首都高速。最初はやっぱアレか、隅田川橋めぐりに車を使うって感じか?
4月27日(日) 神奈川県最終コース=三浦半島・湘南ルート
1ヶ月に及ぶ試験走行は本日で終了。今まで相模原周辺・横浜川崎・山北箱根と言う3極において試験走行を行ったが、本日は残された南地区・三浦半島と湘南海岸沿いである。
午前は会社に出たが、帰って来て試験走行に出ることを決意。まずは第三京浜都筑インターから第三京浜を南下し、首都高狩場線・横浜横須賀道路を南下する。三浦半島は丘陵地帯で、緑が豊かである。三浦半島は神奈川県内では畑作が盛んな地区で、スイカとか大根とかミカンが採れる。緑なす沿道を眺めながら、終点佐原ICで下りる。保土ヶ谷から1,200円。高えぇ。
佐原からは国道134号線でさらに南下。野比を過ぎたあたりから海岸沿いを走る。ここはまだ東京湾である。夏、会社から三浦半島方面を眺めると、青い海と青い空と濃緑色の山が見えて、何とも海水浴に行きたくなるのであるが、それはこの辺だろう。かつて大学時代に男だけ7人で三浦半島に行ったのが懐かしい。当日は半分以上が何故か徹夜明けで、デッキチェアーで寝ていた奴が半数だったのが良い思い出だ。クラゲを捕まえたりしたぜ。
三浦海岸で134号線は山側に折れ、葉山や鎌倉に向う。三浦半島の畑作地帯を抜けて、取り敢えず目指すは葉山である。ああ、この辺は家とか安いのかな、と思いながら走る。ここから横浜の会社に通うとすると、電車だけで1時間。通えない距離じゃないな。京急はクソ混むだろうけど。
三浦半島は確かに丘陵地帯で、アップダウンがまあまああるが、だからと言って房総半島や伊豆半島のように巨大ではなく、また伊豆の天城山のような1,400m級の山が聳える訳じゃない。半島の幅も狭く、丘陵の高いところに立つと海が見える。
相模湾側に出るのはすぐであるが、しかし海沿いに出るには若干時間がかかる。再び横須賀市に入っているが、そろそろ葉山?と言うところでようやく海岸沿いを走る。まだ4月なのにこの暑さゆえ、サーファーがかなりいる。そういえば三浦海岸でもウインドサーフィンをやっている人がかなりいた。ウィンドサーフィンをやっているのは結構なオッサンもいて、こんな人もやっているのかと思ったが、風体から言って地元の人間のようだった。
話は全く逸れるが、先日上司の奥さんのお母さんが亡くなって、私は通夜の手伝いに行った。上司の家は横須賀の大津と言うところで、海沿いの場所である。上司の家には会社から横浜に出て、そこから京急に乗って行った。京急は「都心最南端」である品川と、三浦半島の先まであとちょっとと言う三崎口を結んでいるが、途中で本線から支線のように小さな路線が走っている。例えば羽田空港に行く線とか、川崎大師に行く線とか。三浦半島に入ると更に路線が出て、三崎口まで行くのは実は本線でなく、階級的には支線級である「京急久里浜線」である。本線は堀の内と言う横須賀市内の駅から、ペリーが来た浦賀までが本線である。とは言え、どちらかと言うとこちらの方が支線のようだ。で、上司の住む大津は堀の内の次の京急大津と言う駅なのだが、この駅は横浜付近と全く風情が異なり、完全の海の町と言う雰囲気を醸し出している。と言うより、実際は大津まで来なくても金沢文庫を過ぎた辺りから雰囲気は一変し、そこは首都圏ではなくて、単なる海の町で、雰囲気は東海道の静岡付近の方が近いという感じである。
と全く話は逸れたが、従ってこの辺でウィンドサーフィンやっているオッサンは肌の色が健康的で、エネルギーもみなぎって見える。都会でサラリーマンやっている感じではない。って、多分都会でサラリーマンやってるんだろうけど。
134号線は尚も海岸線を走り、葉山に入った。暫く海岸沿いを走るが、途中でまたちょっと山側に入る。まさにそのタイミングにあるのが葉山御用邸と言うもので、鬱蒼とした林があり、門は重厚な木製の門で、その前に警官が一人立っている。
「うわー、凄い良いところにあるな」
と言うのが正直な感想。やはり違う。
また海沿いを走るが、そこで凄い事故があったようだ。軽自動車がセダンに乗り上げているのだが、その乗り上がり方が尋常でない。上手く表現できないが、軽は信じられないバランスで、二点で支えられている。一点は後部の屋根、もう一点はセダンの屋根の上の前部の屋根。軽は150度くらい引っくり返っている。セダンは前から見ると何とも無く軽を支えているが、後ろのトランクの部分は無茶苦茶で、この部分に軽がツイストしながら乗り上げたものと考えられる。また、この状況を避けようと思ったワゴンが、避けきれずにちょっと先の商店に激突している。
全然想像できないと思うが、死傷者は出たのであろうか。
途中で134号線から外れて、何だか県道に入ってしまった。また、どうやら鎌倉市内に入っているようなのだが、ここが結構大変だった。鎌倉は道がとても細かい。これは一通なんじゃないか、と言う通りばかりで、容易にすれ違いが出来ない。ああ、鎌倉に住むならせめてホンダフィットだな、などと思う。ワゴンは若干キツイ。
とは言うものの、全く防護柵が無い道を江ノ電が走り去っていくところなど、中々良かった。出来れば自転車で回るのが良いと思うが、鎌倉は坂が多いからな。
134号線に再び出た。出たポイントは稲村ガ崎。ああ、稲村ジェーンだ、などと思うが、映画は見たこと無い。左には江ノ島が見え、ここもサーファーがサーフィンに興じている。夏は気持ち悪いくらいの海水浴客で賑わうこの近辺(私も来たことある)だが、この時期は人も少なくても良いだろう。デートにも良いだろう。こんな所二人で来て何すんだと言う感じだが(だったら勧めるなよ)。
因みに、134号線と言って思い出すのはこれだ。今日通って思い出したのだが、私が乗っていた車は横浜新道じゃなくて首都高の方に間違えて行ってしまったのだ。湘南行くなら取り敢えず横浜新道の方が正解だ。
そろそろ折り返してきたくなったと言う感じで、またここまで来たから行ってみようと言うわけで、陸繋砂州の上にある江ノ島へ行くコーズウェイを渡り、Uターンして134号線を逆流する。意味ねえ行為だな...
すぐに左折して、今度は国道467号線を北上。この国道は走っているうちにいつの間にか246に入ると言う国道で、246と合流するのは大和付近。467はあまり大きな道ではなく、しかもまあまあ混んでいるので速度は50キロくらいしか出ない。そうこうしている内に暗くなってきて、ライト点灯。
何だかんだで246に入り、そこからは整備された246を快調に走る。特に大和付近はバイパスのようになっているパターンが多く、スピードは100キロくらい出てしまう。やはり、ウチのあたりは246とか東名が走っているお陰で、案外便利かも知れないとか思う。
と言う感じで、取り敢えず神奈川の各極は回った。29日はいよいよ都内突入である。
4月26日(土) 車退院
53,100円也
4月19日(土) 修理と保険
本日は車の修理に出した。先日駐車場でガリガリバキッとやってしまった左舷後部ドアの修理である。症状としてはドアモールは当然交換で、その他ドアモール付近に3箇所裂傷が走り、しかも良く見るとドア自体が若干凹んでいる。メール見積では55,000円スタートと言う厳しさであったが、良く見るとこれでは済まなそうな気配である。
と思っていたが、全部で55,000円で済みそうである。近所のカーコンビニ倶楽部で見てもらったが、凹んでいるため若干時間はかかるものの、値段的にはその程度であることが判明した。という訳で、本日はそれでOKしてしまい、車を置いてきた。取りに行く日は色々あるが、結局来週土曜までにやってくださいと言って、そのまま歩いて帰ってきた。尚、父親の車は水曜日に納車らしい。という訳で、別に家に車が無くても困らないだろう。俺は困らない。
さて、帰宅するとアメリカンホームダイレクトとチューリヒ生命から自動車保険の見積が届いている。すでにSさんの彼女の勤める安田、会社の保険部が担当する自動車損保(損保ジャパンと三井住友)、さらにネット上でアクサダイレクトとあいおい損保の見積をしていたが、今回で最後の見積依頼となる。
大体見積を列挙すると:
安田生命 64,000円位
損保ジャパン 65,000円位
アクサダイレクト 41,370円
あいおい損保 79,260円
アメリカンホームダイレクト 41,450円
チューリヒ生命 62,310円
各々1年間保証
つうことで、今回見積した段階ではアクサとアメリカンホームダイレクトの外資系が圧倒的な強さを誇っている訳であるが、アクサは走行距離5万キロまでに対し、アメリカンホームダイレクトは特にそれが無かったので、結局アメリカンホームダイレクトにした。ただし、アメリカンホームダイレクトは家族以外が補償対象になるとか無いみたい。運転するのも家族内では私一人ということにしていたので、それでもう少し安くなったのかもしれないが、理由は定かではない。取り合えずアメリカンホームダイレクトに決定した。尚、後輩Yによると、三井ダイレクトはもっと安いらしい。
てゆうか、何でこんなに違うの?確かにSさんの彼女なんて身内って感じだが、これじゃさすがに安田には出来んな。
4月13日(日) そのまま借りた駐車場に置いておけば...
本日は2週間ぶりの試験走行だが、最後に「これはさすがに修理に出さんとな・・・」と言うのをやってしまった。
今回のルートは結構壮大で、テーマは山道攻め。東名横浜青葉ICから大井松田まで行って、246を西進、途中で右折して丹沢湖へ行く。その後は御殿場まで246で行って、帰ろうと思ったのだが箱根の外輪山を越えて箱根へ行き、芦ノ湖を拝み大涌谷で硫黄をかぎ、渋滞の国道一号箱根付近を通って、あとは下道で家まで帰ってきた。
で、問題の我が家の車庫。我が家に戻る前に、先月借りた近所の駐車場に入れてみた。こっちは共同駐車場で若干狭いとは言え、見通しがいいからまだ入れやすい。実際上手く入った。やっぱこっちに置いておこうかな、などと思いながら、もう一度車を出して家に向う。
で、先週と同じパターンでガリガリやっちまったのだが、今日は帰宅が夜で車庫が真っ暗と言う有様で、ブロック塀にどれだけ接近しているのかも分からない状況だった。だから、結構勢い良く塀に当ててしまい、ガリガリと言うよりバキッと言う音がしたほどだ。見るとドアをガードするパーツが折れ曲がってめくり上がっている。擦ったというレベルのダメージではない。あーあ。
どうしてウチの駐車場だけいつも失敗するんだ。
4月12日(土) Volkswagenドライブ
すっかりVolkswagen派となった私は、車を持ってから急遽作った「お気に入り>車」フォルダの中に、「vw」と言うフォルダまで作って、フォルクスワーゲン系のファンサイトやフォルクスワーゲン専門整備工場(Nさんの友人のところらしい)をお気に入りのフォルダに入れている。その中で最もチェックするのは、フォルクスワーゲンジャパンの公式ページだ。
このホームページは定期的に更新がなされている模様だが、その中でも特筆すべきはMy Volkswagenと言うページで、ここはメンバー登録のようなものをしなければ見ることが出来ない。取り敢えず、これ以後を読むにあたり、皆さんも今すぐ会員登録してMy Volkswagenにログインできるようにしていただきたい。
この中には「今月のレストラン」だの、気取ったコーナーもあるのだが、注目は「Volkswagenドライブ」と言うコーナーだ。これはVolkswagenのどれかの車でドライブに出掛けると言う設定なのだが、今月は「Poloで行く甲府・勝沼ワインの歴史紀行」となっている。因みに先月は「New Beatleターボで行くお台場がへったくれ」とか言う設定で、彼女に言われて黄色いニュービートルターボを買った男が、その彼女とお台場とかをドライブして、翌年「よもやこのヴィーナスフォートで、この彼女と結婚するとはその時は想像すらしなかった」などと言う、鼻で笑わずにいられないオチで終了するものだった。彼女にせがまれてニュービートルターボって、お前ニュービートルターボったって300万するじゃねえか。買えるかアホ。
まあ気を取り直してポロ(つっても200万よ)で行く、山梨ドライブに戻ろう。
最近ワインに凝っている。
などと言う文言からスタートする今回の甲府勝沼ワインで泥酔大減点の旅であるが、設定は若夫婦だ。まあワインの話から色々盛り上がって、「納車されたばかりのポロ」で、夫婦で日帰りドライブに行くことになったらしい。
甲府駅前に着いた夫婦。駅前の信玄像を見る。これによると、何と今日(4月12日)は信玄の命日らしい。つうことはつまり、私がパキスタンで新田次郎の「武田信玄」を読んでいて、上洛途上に持病の肺病が悪化して、途中で大喀血して果てたのは、今から430年前、1573年の今日だったのか!
と思わず感嘆符が飛び出るほど、このVolkswagenドライブは勉強になる。尚、新田次郎の小説は、勿論小説であって事実と同じかは定かでない。想像の世界だろう。
その後、山梨県立美術館などを訪問する夫婦。
妻「知的好奇心が刺激されるわね」
あと、桃園とかにも行っている。
「桃が生るのは何月ごろ?」
「収穫は7月〜8月頃じゃないかしら。こんな可憐な花が数ヶ月であんな大きな実に育つなんて、なにか不思議ね」
「果物大好きの君は、大地の恵みに感謝しなければ」
「そうね。今度は桃狩りとぶどう狩りに来ましょうよ」
まあたまにこういう野暮ったい問答で見たりするけどさ、実際妻に対して「君」って言う旦那っているのかね。女性に「君」なんて言ったことないぞ、俺は。
「この二人がいなかったら勝沼にワインの歴史は無かったかもしれないのね」
「そうだね」
「私たち二人は、歴史にどんな名を残すのかしら」
「う〜ん・・・」
この最後の「う〜ん・・・」は、明らかに旦那が引いてるってことだよな。
「武田神社を見た後にここに来ると、なにか歴史の重みを感じるわね」
「信虎から信玄、そして勝頼。まるで戦国映画を見ているような感じだね」
「ワインの歴史も学んだし、武田家の歴史も少し分かったし」
「今晩はワインを飲みながら歴史談義でもしようか」
「あなたが眠ってしまわなければね!」
景徳院の階段を下りると、ポロが優しく微笑んでいるように見えた。
毎回突っ込みどころ満載のオサレなドライブ日記、来月は一体何処に行ってくれるのか楽しみである。
4月6日(日) 今週は試験走行無し
一昨日の飲みの影響から昨日は一日家で水揚げされたマグロのような状況で横たわっていた私は、本日出社したお陰で車の運転は見送り。帰宅してちょっと運転しようかと思ったが、既に両親がどこかに乗り去ってしまっており、私の家のガラージはガラガラの状況である。
という訳で、本日は特に車日記になるような運転話は無いのだが、代わりにこのネタについて書いてみようと思う。
ちょっと前、ウチの近所の246沿いに柿の木畑があった。秋になると柿がなると言う素朴な畑だが、ウチの近所はまだまだ緑が豊かな田舎なので、このようなモノも全く珍しいものではなかった。ところが、ある日いきなり柿の木が全て伐り去られ、土が引っくり返され、そして広めの駐車場と奥にあまりハイセンスとは思えない建物を擁した店舗が出来た。イエローハットである。
当時車に乗らない私は、イエローハットが何物かは良く分からなかったが、どうやらオートバックスの同業のようであることが分かった。その日から、妙に改造された車が出入りしたりする場所に様変わりしたのであるが、私にとって柿の木畑がイエローハットになったことは、会社帰りにかつては柿の木畑の敷地の二辺を歩いて帰ったのに、今ではイエローハットの駐車場の対角線上をショートカットして帰るくらいのメリットしかなかった。
が、本日、私はこのイエローハットに初めて足を踏み入れた。このようなカー用品専門店に足を踏み入れたのは、因みに生涯初の出来事である。
用は何といっても先週やっちまった車の傷を隠すアイテムを所望してのことである。会社でこの件に関して話すと、カー用品売り場にこういうのを隠すアイテムがあると言うのである。だから週末にはお気軽に隠せるこれを買おうと思ったのである。尚、フォルクスワーゲンの車は車体を亜鉛メッキ(ガルバナイズと言う技で、金持ちのサウジ政府などはプラント鉄骨に施すように言われる)しているので錆びないというのは、フォルクスワーゲンのホームページで知った。
店に入ると山と詰まれたタイヤが視線を遮る。タイヤしかないじゃないか、と思うが、二階が小物を売るコーナーのようだ。二階へ上る。
いきなり妙なマフラーとかサスペンションが目に入り、こんなもんがこんな売られ方をしていると言うのを初めて知る。で、ドリンクホルダーとかクッションとか車内芳香のヤツとかが売られているのを見る。奥にナビゲーターとかCDシステムが売られているコーナーがあり、ナビの値段とかを見る。ちゃんとしたモノだと25万円とかである。ボーナスで買うのも一瞬躊躇う値段だ。やはり私はドイツ人バリに地図を見て、その地図の通りに走行するドイツ人気質で行こうと決心する。車もドイツ車なだけに。何しろ昭文社のマップルだと3200円しかしないし。
CD/MDも見てみる。高いので6〜7万くらいか。これならボーナスで買っても大して痛くない。てゆうか普段から買えよ。
とかやっているのだが、肝心のタッチアップ用品を探し忘れている。そのコーナーに行く。
まあ、イエローハットと言ってもあんまり大きい店じゃなくて、何か私の車に合うのが無い。日本車ばかりだが、当たり前だよな。ああ、こういうのを見るとやはり車は日本車の普通のヤツの方がラクだよな、なんて思う。パキスタン人がいくら安いからといって韓国車に手を染めないのは「壊れた時に部品が無いから」と言うのが理由のひとつであることを思い出した。
諦めて近所のイエローハットを後にした私、出社して仕事して、帰りがけにみなとみらいにある「スーパーオートバックス」に行ってみた。遊びまくっている土地に広大な平屋みたいな(平屋じゃないけど)店舗を構えるスーパーオートバックス横浜みなとみらい店に入る。隣のPCデポは数回来たことがあるが、こっちは当然初めてである。
種類はデカイだけこっちの方が豊富である。が、件のタッチアップ用品はやはり日本車向けばかりで、しょうがないからレガシー向けの似た色のやつを購入。ついでにドリンクホルダーも買った。
さて、本日カー用品店に入って思ったのだが、見ると色々なモノが売っていて、消費意欲が刺激されるのを若干感じた。次は...まずはMDが聞ける様にすべきだな。