心と体はひとつ
心と体のバランスを保ちます...
ヨガは4000年以上前にインドで生まれた健康法です。「結び付ける」という意味のYUJという言葉が語源で、人も動物も地球も宇宙もすべてつながっているという考え方が背景にあります。この観点で見ると、私たちの心と体と意識はつながっていて、そのバランスをとることで健康になっていく、という健康法なのです。
心と体は一つですから、ストレスなどで気持ちが乱れると体にも影響が出てきます。例えば、緊張や不安な状態では呼吸が浅く、速くなるもの。これが続くと自律神経が乱れて内臓にも悪い影響を与えるといわれています。そんなときは、お腹にまで酸素を届けるような気持ちで、ゆったりと鼻から深く空気を吸って、鼻からゆっくりと息を吐く(腹式呼吸)。これを繰り返して体の状態を整えることで心のバランスが保たれ、気持ちが落ち着いてきます。そうすると、集中力や判断力も高まり、仕事をするうえでもプラスの効果が出てきます。
実は、私たちは普段の生活の中で、心身のバランスをとるための動きや呼吸を無意識にしているんです。例えば、朝起きたとき、大きく伸びをするのもそう。胸を開き、息を大きく吸うことで、交感神経を活性化させ、体を目覚めさせます。逆に仕事から帰って、ふーっと大きなため息をつくのも同じ。前かがみで、息を長く吐く動作には心身をリラックスさせる効果があるのです。ヨガでは、動作と呼吸法を組み合わせて、意識的に心と体のバランスを保ちます。