自在放言 448


応急手当の講習会

先日この町会で応急手当の講習が行われた。

早い通報、  早い応急手当、  早い救急処置、  早い救命医療、

等について近所の人達に対して行われた。

応急手当に関しては人工呼吸の仕方、AED(自動体外式除細動器)の使い方、等の講習会が開かれた。 この様な講習は非常に意義があることではあるが、それについて若干の意見がある。

応急手当で心臓や呼吸が止まってしまったら「まず119番通報をする」。救急車が来るのに、全国平均で6分以上かかるそうだ。それから人工呼吸に取り掛かる。救急車で病院へ運ばれた人の生存率は心肺蘇生(人工呼吸)が3分以内に開始された場合に比べて10分経過では4割まで低下していたが、市民による応急手当を受けた人の生存率は、受けなかった人の場合に比べて1.4倍もあるとのことである。

更にAEDを持ってこさせて更に心臓に電気ショックを与えるのだが、最近ではAEDは到る所に設置されているとの事です。

AEDの言葉は未だ一般の人にはなじみが無く分からない場合が多いのではないだろうか。先ずそれには日本語で分かる名前をつけることだ。例えば「電気ショックを与える機械」のように日本語ですぐ分かる名前をつけることではなかろうか。一般にAEDといわれても直ぐにその器械を思い出すことは少ないだろう。

いまや外国語だらけの社会になってしまった。直感的に直ぐ日本語で分かる言葉を作る努力をしなくなってしまった。

それから119番の電話をすると、相変わらず直ぐにはその場所が分からないらしい。何市、何区、何町、何番、何号などと直ぐ分からない場合があるだろう。逆探知機でその場所を追跡するようだ。そのため通報後は10分程度は電話をきらないでくださいと講習会のテキストに書いてある。

もう何年も前になるが、米国では119番(日本の110番に相当)通報をして何も応答が無ければ直ぐにその場所を検出し、そこに警官が出動する事になっているらしい。(自在放言76、放言48)

未だにわが国では逆探機でしか分からぬようだ。119番(救急車)通報をすればその場所が直ぐに分かるような仕組みにする事は、技術的にたいした事ではないのではなかろうか。

大分前の事だが、我が家の近くで夜中すごい音がしたので見に行くと、あるコンクリートの電信柱にトラックが衝突しており、運転手が倒れていたので109番(現在は119番)の電話をしたことがある。電信柱のあるところは家の近くだが番地などは分からない。場所を説明するのに大変に苦労した事がある。

(2009/06/30)
 
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