FA資格と契約制限とは?

更新日: 09/ 9/26


フリー・エージェント資格と同宣言者に対する契約制限は以下の通り。


1.FA資格取得の条件
  出場選手登録日数が以下の条件を満たした選手

  (1)国内FA資格
   (a)2007年度以降のドラフト会議で入団した大学生・社会人選手 → 7シーズン
   (b)それ以外の選手 → 8シーズン

  (2)海外FA資格 → 9シーズン

  (3)FA資格再取得(海外・国内の別なし) → 4シーズン

  ※97年以前は、初回取得が一律10シーズン、再取得は3シーズン
  ※98〜02年は、逆指名入団した選手が10シーズン、それ以外の選手が9シーズン、
   再取得は一律3シーズン
  ※03〜07年は、初回取得が一律9シーズン、再取得は4シーズン(海外・国内の別なし)
  ※制度変更に伴う移行措置として、97年には94年に宣言した選手が、00年には
   97年以前に初回宣言した選手が、それぞれ3シーズンで再取得できる


2.資格取得規定のシーズンの定義
  (1)一年間の出場選手登録が145日以上の場合は、その年を1シーズンと数える
   (145日を超過した日数は切捨てる)

  (2)一年間の出場選手登録が145日に満たない場合は、同様の年の登録日数を合算し、
    145日ごとに1シーズンと数える

  (3)故障者特例措置
    前年度に出場登録日数145日を満たした選手が、2月1日から11月30日までの期間に
    発生したグラウンド上での故障・けが により、登録日数が145日に満たなかった場合、
    登録抹消となった日から2軍公式戦に出場した日まで、最大で60日までを特例加算する

  (4)投手の登録日数加算に関する特例措置
    先発ローテーション投手と球団が判断した投手が、開幕日から7日以内に出場選手登録
    された場合は、開幕日から登録されたとして特例加算する
    先発ローテーション投手と球団が判断した投手が、オールスターゲーム第1戦予定日の
    7日前以降に登録抹消され、かつオールスターゲーム最終戦後7日以内に再登録された
    場合は、抹消された日から再登録前日までを特例加算する

  ※04年以前は、150日を1シーズンの基準としていた


3.FA宣言選手の格付け
  08年度より、選手の年俸によるランク付けを実施

  (1)Aランク → 所属球団の日本人選手の年俸 上位3位まで
  (2)Bランク → 所属球団の日本人選手の年俸 上位4〜10位まで
  (3)Cランク → 所属球団の日本人選手の年俸 上位11位以降

  ※この項の日本人選手に、FA権取得に伴い外国人登録を免除された外国人選手は含まれない


4.FA宣言選手の契約条件
  (1)年俸は、移籍・残留ともに現状維持を上限とする
  (2)契約金は、残留の場合は上限なし、移籍の場合は年俸の50%を上限とする


5.FA宣言選手の獲得制限
  他球団選手の獲得は1シーズン2名を上限とする
  (但し、08年度よりCランク選手は制限の対象外)

  ※FA宣言を行った選手が、(1)21名以上の場合は3名、(2)31名以上の場合は4名、
   (3)41名以上の場合は5名まで獲得可能


6.FA移籍に伴う補償
  移籍元球団が補償方法を選択し、移籍先球団に要求できる

  (1)Aランク選手
   (a)人的補償ありの場合
    移籍先球団のプロテクト指定選手(支配下選手から28人および外国人登録選手)
    以外の選手1名、および移籍選手の年俸の0.5倍の金銭 

   (b)人的補償なしの場合
    移籍選手の年俸の0.8倍の金銭

  (2)Bランク選手
   (a)人的補償ありの場合
    移籍先球団のプロテクト指定選手(支配下選手から28人および外国人登録選手)
    以外の選手1名、および移籍選手の年俸の0.4倍の金銭 

   (b)人的補償なしの場合
    移籍選手の年俸の0.6倍の金銭

  (3)Cランク選手
   人的・金銭ともに補償不要


  ※07年以前は、
  (1)人的補償ありの場合
    移籍先球団のプロテクト指定選手(支配下選手から28人および外国人登録選手)
    以外の選手1名、および移籍選手の年俸の0.8倍の金銭 

  (2)人的補償なしの場合
    移籍選手の年俸の1.2倍の金銭

   但し、FA宣言回数が2回目以降の選手の場合は金銭補償の乗率は上記の半分
   (人的補償ありの場合は0.4倍、人的補償なしの場合は0.6倍)

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