2018年7月3日 約8年ぶりにもう一度 築地・明石町から佃島までカメラ仲間と一緒に歩いてみた。当日はかなり暑く、帰り もんじゃ焼きで一杯と言う設定だったが、暑いのに熱い鉄板焼きもないだろうと言うことで、帰りは何時も行く居酒屋に直行した。以前来た時は歌舞伎座が改築中だったが、歌舞伎座も新しくなり 驚いたことに いつの間にか後ろに高層ビルが建っていた。築地市場も移転することになったが、場外市場は今までと変わらず、ちょっと違うのは海外からの観光客が多いことぐらいである。佃大橋を渡ると前回はまだ見えなかった東京スカイツリーが見え、前回は建設中だった建物が完成していたり、新しい建造物が出来たりと都市の風景は目まぐるしく変わると言うのに気付く散策でもあった。尚 新しい写真には日付を入れてある。 |
2010年4月末で改築のため休館となる歌舞伎座。近くでは写真を撮る人や絵を描いている人がかなりいた。 |
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新しい歌舞伎座と銀座歌舞伎座ビル 新しい歌舞伎座は地下鉄駅と直結しているようだ。 かなり暑い日だったので近くの布更科で昼食を取り、涼んでから出掛けることにした。 (2018.07.03) |
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築地小劇場跡に向かう途中の通りから眺めた築地本願寺。広重の江戸百景には これとは逆の隅田川方面より描いた「鉄砲洲築地門跡」と言うのがあるが 今はビルの陰で見えないようだ。 当時は築地本願寺や浅草寺等が江戸の高層建築で広重の絵の中に色々な場面で遠景として出てくる。 | |
築地本願寺 浄土真宗本願寺派の寺院で京都西本願寺の別院として建立された。 広重の江戸百景には「鉄砲洲築地門跡」という題で佃島から隅田川越えに築地本願寺の大きな屋根を描いているが、現在は関東大震災後に建てられたインド様式の建築で、隅田川からは高層建築物で隠れてしまって今は見えない。 (2018.07.03) |
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築地本願寺内のステンドグラス。 | |
築地本願寺本殿 正面には浄土真宗の御本尊である阿弥陀如来像が鎮座している。参拝者用の椅子などが並べられており、一瞬教会に入ったような錯覚を覚える。 築地本願寺は戦災を免れたようだが、近くの聖路加病院が米軍により攻撃対象から外されたことが幸いしたのだろうか? (2018.07.03) |
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親鸞上人像と築地本願寺 (2018.07.03) |
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本願寺境内から築地市場方面を望むと銅葺きではないが古い建物が目に入った。この辺りは前回も感じたが銀座の近くの大都会なのに古い建物が多く残っていると思う。 (2018.07.03) |
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築地場外市場 最近は海外からの観光客にも人気のスポットのようである。 (2018.07.03) |
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この辺は銅板ぶきの建物がまだ結構残っている。 築地小劇場は東京大空襲で焼け、現在は劇場跡はレリーフで残っているのみである。 |
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本願寺の横を出た築地方面に向かうと、目に飛び込んでくる巨大な鯛の壁画。 | |
勝どき橋横の建設中の三日月マークのビルと男一人。 | |
隅田川と勝どき橋 聖路加病院方面に行くのに隅田川沿いを進む。この橋は昭和15年に日露戦争の勝利を記念して勝どきと命名されていた船渡し場があった所に出来た橋である。ここは又幕府軍艦操練所があった所でもある。 8年前建設中だった三日月のマークのビルも完成していた。 (2018.07.03) |
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隅田川と雲 この日は雲が面白いので雲を入れた写真を多く撮った。 (2018.07.03) |
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勝どき橋たもとの時計台とビル (2018.07.03) |
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隅田川の 月島川水門と遊覧船 (2018.07.03) |
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墨田テラス付近の はとば公園で散歩の途中でペットとお喋り (2018.07.03) |
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はとば公園の球体 (2018.07.03) |
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また銅板ぶきの家発見。 | |
シーボルト記念碑 隅田川を離れ、あかつき公園内に入ると、シーボルト事件で知られる日本の蘭学の進歩に貢献したドイツ人医師シーボルトの碑がある。またここは江戸中期の蘭医杉田玄白が「解体新書」を完成したところでもあり、蘭学発祥の地でもあると言う。 (2018.07.03) |
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日本近代文化事始めの地 この辺りは豊前中津藩の奥平家の中屋敷跡で、安政5年福沢諭吉が慶應義塾の前身となる蘭学塾を開いたところである。近くには芥川龍之介生誕の地や浅野内匠頭の屋敷跡などもある。 (2018.07.03) |
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築地教会 聖路加国際病院近辺は 明治時代は外国人居留地でアメリカ公使館などがあった所であり、近くには明治のガス灯などもある。聖路加とは新約聖書の「ルカ伝」の著者でもある医師ルカのことである。 (2018.07.03) |
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軒先のマリア像 (2018.07.03) |
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聖路加病院には旧病棟が保存修復され残っている。 | |
隅田川より佃大橋、佃島方面を望む (2018.07.03) |
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佃大橋と遊覧船 (2018.07.03) |
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佃大橋を渡る | |
佃大橋を渡る II 東京スカイツリーが完成し、見えるようになっていた。 (2018.07.03) |
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佃大橋より隅田川の遊覧ボートと聖路加国際病院のツインタワーを望む (2018.07.03) |
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住吉神社と雲 広重は「佃しま住吉の祭」で幟柱を前景に八角神輿を担いで海を渡る一団を遠景で描いている。当時の祭りでは神輿の海中渡りを行っていたようであるが、現在はその代わり船渡御が行われ、幟柱が船だまりに建てられると言う。 今年の住吉神社例祭は8月3日より6日にかけて行われる。 (2018.07.03) |
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佃島の住吉神社にある蔵。佃島は家康が大阪の佃村から呼び寄せた漁師が移り住んで出来たと言われている。広重が住吉神社の祭りを題材にして描いているが、当時は神輿を担いで海に入る海中神輿だったそうだ。 |
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佃島船だまり と高層マンション群。 | |
佃島船だまり と高層マンション群 II ここからの風景はほとんど変わっていない様である。 (2018.07.03) |
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佃小橋側を黄色い帽子が横断歩行。 | |
佃船だまりに映えるビル。 | |
波除稲荷でお祈りしていた子がいたので 何をお祈りしたのか尋ねると ウルトラセブンになれますようにと祈ったと言って駆けて行った。 | |
佃天台地蔵尊入り口 (2018.07.03) |
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佃天台地蔵尊 建物を巨木が貫いている。外から見ると木は2階の屋根を貫いて空高く茂っているが、雨水などはどうやって処理しているのかなど変な心配をする。 この後月島のもんじゃ焼きはパスして自由ヶ丘のいつも行く居酒屋に直行する。 (2018.07.03) |
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月島もんじゃストリートの裏通りから聖路加病院を望む |