■第209話(08/22 MON)

3日前に東京に戻ってきた。今回は長い休みをとった。
前だおしできるものは先に済ませ、後にまわせるものは後にまわして10日間の時間を作った。
こんな 長い休みは初めてである。
といっても、実家に帰り、実家を拠点として愛知県方面へひとり旅をしていた。

愛知といえば、愛地球博であるが、
人混みのキライな僕は行かない。
いわゆる田舎に行きたかったのである。
足助(あすけ)という街に寄った。
ここは昔ながらの街道の風景が残されているところで、
お盆の間は「かんころりん」という家の前に竹細工でできた
灯籠を 各家が置く。
それが街道の両端にどこまでも続く風景が見られる。
何とも幻想的な風景や、
蒲郡(がまごおり)という海に面した街を旅した。

普段見る事のない風景をひとりで見てまわり、知らない人と会話をかわすのはいいものである。
名前も知ららない誰かさんと意外に深い話になったりする、2度と会わないかもしれないのに。
ここでは僕はミュージシャンではない。ただの人間。その心地よさがなんとも言えずいい。

でもミュージシャンとしてステキな出会いもあった。
画家の足立夫妻に連れられて入ったお店で、とあるシンガーを紹介された。
みんなからハゲさんと呼ばれている。たしかに、、ない。
しかし、身体的特徴をニックネームにするそのイサギ良さはただものではないな。
名刺をもらうと、富安秀行と書いてある。この名前、どこかで見た事がある。、、はて、、?。

そうだ!クマウシタイムスだ。
センチメンタルシテイロマンスの中野さんと釧路に来た写真があるはずだ。
         
【参照】「クマウシサイト」→「Kumaushi Times 10」→2005/03/30付記事
                         「HAGE督なおのあんぽんたんトリオ蝦夷ツアー釧路篇」

彼にその事を告げると、たしかにその通りだった。驚いていた。静岡の人だったんだ。
次の日、彼の主催するライブに呼んでもらってベースを弾いた。その次の日も彼と遊んでいた。
いい兄貴分に出会った気がした。どこかでまた一緒にやれるといいな!。

この休みは、自分の田舎に対する感情をガラリと変えてしまった。
それまでたいして好きでもなかった場所は僕の大好きな場所になった。
東京に戻ってから、たまってた宿題(仕事)やってます(汗)。
小学生と一緒だわ。


■第208話(08/13 SAT)

暑〜い!
ただいま東京を脱出中であります。(pm14:13)

■第207話(08/06 SAT)

連日ものすごい暑さである。大阪では38度だとか?体温より暑いじゃん!。
こう暑いと、何か行動を起こすのもおっくうになる。日記を更新するのも(いい訳かよ!)。

猛暑の前は台風、その前は地震であった。
僕はその時、仕事で小田原にいたのだが、震源からは遠いにもかかわらず、相当揺れた。
震度4といっても、いままでの震度4とは違ったぞ。
釧路出身の中島くんが、手伝いで来ていて、一緒の場所でこの地震に遭遇したのだが、ケロっとしていた。

釧路は地震の多い地域である。
北海道東方沖地震の時は、そりゃ凄かったそうでタンスは落ちてくるわ棚の中のものは落ちるは両手両足で、支えた経験があるそうだ。
そりゃすごい。でもその横でファミコンを黙ってし続けてた弟ってのはもっと凄い。

まことしやかに、関東地方の大地震がウワサされている。
噂によると今日(5日)か14日なのだそうである。
どこからそんな噂が出てくるか知らんが、どこで何をしているか分からん。
備えだけはちゃんとしておいた方がよいだろうが、地震の方から「何日の何時ごろ起きますよ〜」とか言ってくれれば、それなりに対処もできるのだがな。

とか言いながら、これを書いてる間にド〜ン!と来たら、対処のしようがないな。
オロオロするだけだろうな。運を天にまかせるしかないもんな。まあ深刻に考えても仕方ない。

まあ、水、懐中電灯、カンパン、ラジオ、くらいは用意しておきましょう。


■第206話(07/21 THU)

我が家に新しいテレビと冷蔵庫が来た!。(拍手〜〜)
あまりテレビは見ない方だが、やはりないとさみしい。
上戸彩ちゃんのアップなら、笑えるくらいでガマンしていたが
紳介あたりのアップになると、もう耐えられん。
そのガマンも終わった。冷蔵庫も怪しい音は聞こえず、静かなもんである。

次に欲しい物といえば、この季節エアコンである。
リビングのエアコンは正常なのだが、仕事部屋のエアコンの中にはクマがいる。
突然
『ガオー』といいながら、水が垂れてくる。

今回お願いした、知り合いの電気屋さんに、安い出物があれば知らせてくれるように頼んであるのだが、梅雨は明けるわ、夏だわ、耐えられんかもしれん。
早く連絡くれないとコジマか山田電気に行っちゃうぞ〜。、、と脅迫したい気分である。

そういえば、掃除機にもクマがいるし、洗濯機も最近は熊出没注意である。

困ったものである。(クマったクマった、とは言わない。、、言ってんじゃん)


■第205話(07/18 MON)

僕の実家、静岡県磐田市は7月がお盆である。
今年は、お盆と休みがちょうど重なったので帰る事にした。

父の眠る墓に参った後、NY在住のアミーが浜松でライブをする、というので見にいった。
そこで、去年、僕のコンサートで友人になった画家の足立典正夫妻と再会した。

現在、阿多古(あたご)館という安政時代に建てられた古い旅館で個展をしている、というので、
翌日、一緒にお邪魔する事になった。
阿多古という所は、僕が通った高校のある天竜市(現在は浜松市)にあり、友人も多い所だ。

足立さんの車に乗り込み、阿多古川に沿った道を走らせると、なつかしい光景が見えてきた。
夏休みには、川遊びに行ったものだ。阿多古川は日本でも有数に清流である。

川沿いに、いくつか集落が点在するだけの田舎。その奥に阿多古館はあった。
古い建物である。安政5年に建ったそうだ。それが今でも残っている。
残念ながら、旅館営業はしていないが、オーナーは絵のギャラリーとおもちゃの博物館をしているそうだ。

中にはいり、レトロな雰囲気に心がなごむ。、とそこへオーナーが現れた、
僕の高校の後輩だった。鈴木一由(かずよし)くん。笑顔のステキな奴だ。
僕が高3の時に学園祭で歌った時の事をちゃんと覚えていた。ビックリ。

面白い活動をしている奴である。応援したくなった。
彼のホームページ「なりきり昭和少年博物館」に行ってみてください。

 >>>  http://www2.wbs.ne.jp/~atagokan/narikiri.html


■第204話(07/12 TUE)

前回ウルトラマン商店街の事を書いたら、タイムリーにも「アド街ック天国」という番組で祖師谷の特集をやってた。
翌日の日曜日は、どこから人が湧いてきたかわからんくらいの人、人、木梨サイクルの2階の喫茶店は満席、となりのマグロ専門店や焼き肉食材店はオバちゃ んで列をなしている。
肉の鈴木のコロッケは、売り切れ。テレビの力はすごい。

BBSでオリーブさんからリクエストがあった、祖師谷温泉のウルトラマンの写真、友人の携帯を借り撮りに行ったら、あらら、写真がない。
たしかに券売機の横に飾ってあったはずなのに、、。
お店の人に聞こうかとも思ったのだが、フロも入らんくせに聞けん。
多分、盗まれちゃったんじゃないかな?

という訳で、商店街のいたる所に掲げられている旗でご勘弁を!。
        

■第203話(06/27 MON)

いや〜暑い!。梅雨はどこへ行ってしまったんだ?
ジメジメしたのは好きじゃないけど、6月からこの暑さじゃ、この夏はど〜なっちゃうんだ?

西日本じゃ、水不足が深刻だし、このままでは日本全国的に水は不足じゃないか?
去年みたいに、台風がドカッと来て、それで水不足解消!なんて事になっても困る。
世間じゃ、地震がいつ来てもおかしくない!などと噂されてるし、不安のタネがそこらじゅうにある。

こういう時だからこそ、明るくいこう!アホアホビーム全開じゃ!。

僕の住んでる祖師谷は商店街が充実しているので有名であるが、しらない間に名前がついていた。

その名も「ウルトラマン商店街」

商店街のいたるところに、ポスターやら旗やらウルトラマンが「シュワッチ」してるのである。
街のはずれに円谷プロがある、という理由からだろうが、このネーミングは相当アホである。
会議で、商店主たちが真剣に考えて決定した光景を想像すると、けっこう笑える。

極めつけは、祖師谷温泉(公衆浴場)の入り口にある一枚の写真である。
ウルトラマンが風呂桶を持ちながら、入湯券を買っているのである。
アホである。平和である。メチャ笑える。一見の価値あり。

みなさま、一度祖師谷商店街へ来てみてはいかが?(木梨サイクルもあるよ)


■第202話(06/21 TUE)

2か月間、とりかかっていた小森さんのアルバムのマスタリング(最終行程)が終わった。
これで僕の仕事は終了した。あとは製品化を待つだけである。
いや〜しんどくも楽しい2か月だった。
予算がない!という状況は、演奏は自分でやらねばならず、打ち込み作業、ベース、ギターまでほとんど僕一人がやる、という崖っぷちの状態。
でもそれをやり終えた時に「やればできるじゃん!」という自信を与えてくれた。

もちろん、ギタリストにはかなわない。キーボードプレイヤーにもかなわない。
ドラマーに叩いてもらった方がいいに決まってる。
でも、こういう形も「あり」ではないか?と思う。貴重な体験をさせてもらった。
関係者のみなさんに感謝します。

7/21発売だそうです。「RIDE ON WAVE」というアルバムです(ちょっと宣伝)

これでひと休みできるかな?と思いきや、他の方からアレンジの依頼を受けた。
これが、別の意味で責任重大な感じ。どーいうのかは次回に書きますね。

自分の曲も書きたいしな。でもとりあえず明日は自主休業します。


■第201話(06/13 MON)

「忌野清志郎のチケット、欠員が出ちゃって余ってるんだけど、行かない?」
と友人(一般人)から誘われた。えっ?ジャズ好きなのにキヨシロウ???
と思ったのだが、清志郎さんとは、19(ジューク)をやっている時にジョイントした事がある。
楽屋では小柄で素朴なオジサンがステージではバカでかく見えたのを思いだした。
魅力のある人である。ヤリの奥さんは「キヨちゃん」と言って大好きなんだそうだ。

ならば、行ってみよう。鎌倉芸術座まで行った。
お客さんの年齢層が高い。デビュー35年だそうだ。

出てきた瞬間、オジサン、オバサンが総立ちで大喜びである。
となりの女の子(知らない人)は涙流してる(驚)
泣くこたーないだろ?とか思っていたのだが、見てるうちになんだか彼の魅力に引き込まれていった。

ヤリの奥さんが「キヨちゃん」と呼ぶのが分かってきた。
この人は素直な自分を表現しているのである。
まんま、なのである。愛に溢れている。
それがカッコイイのである。なんてステキな50代なんだろう!。
彼が存在するだけで、人は元気になれる。繊細な人は涙も流れるのだろう。
自分自身の表現でお客さんに喜んでもらえる。それは人間として一流なんだと思う。
先日の中村勘三郎や坂東玉三郎と同じエネルギーを感じた。

このところ、いい舞台を見れて、とてもツイてると思う。
僕自身のいいコヤシになった。
僕もこの世界に足を突っ込んでいるのだから、一流と言われるかどうかは分からないけど、ベストを尽くそう、そう思った。

舞台上のベーシストを見て、さらに嬉しくなった。大学の同級生、キタローがベースを弾いてた。
僕は彼と出会わなかったら、ベーシストにはなっていなかった。
連絡もとってなかったから久しぶりで嬉しかった。
随分前のKUMAUSHI TIMESでヤリがギターを弾いてる写真にキタローが映ってますよ。


■第200話(06/08 WED)

知らない間に200話だ。100話の時も書いた覚えがあるけど、よくまあ続いたもんだ。
皆さんが読んでくれているおかげですね。

200話にふさわしい話題、かどうか分からないけど、最近感動した話をひとつ。
先月の25日の事だから、ちょっと前になるけど、以前から興味があった「歌舞伎」ってやつを見にいった。
先日襲名披露した18代目中村勘三郎(旧勘九郎)の襲名公演である。
話題の人だけあって、チケットは入手が困難な様だったが、知り合いが取ってくれた。

銀座にある歌舞伎座は、前を通る事はあっても中には入った事がなかった。
いざ入ってみると、日本の伝統的な建物である。ここで数々の名演が演じられた、という重みのようなものを感じる。
連日のレコーデイングでほとんど寝ていない状態、ここで寝てしまったら隣のお客さんから怒られそうな雰囲気である。

歌舞伎は日本の伝統芸能の一つである。日本人で芸事に関係する仕事をしておきながら、歌舞伎の一つも見た事がない、というのはイカンだろう。
そう思ったのが数年前。やっとの事で見るチャンスがやってきた。そう思いながらも眠い。

プログラムは、3幕(3つ出し物がある)で、1幕目は、昔ながらの歌舞伎。言葉はよくわからない。
でも、役者の迫力と舞台のカラクリに圧倒されてしまった。こりゃ寝てる場合じゃない。
2幕は女形、坂東玉三郎の一人舞いで、セリフがない。社中(つまり今でいうバンドだな)の演奏に合わせて舞を舞う。
これがまたスゴイ!。演奏もスゴイ。どうスゴイってスゴイからスゴイ。真似は絶対できない。この世のものとは思えない舞だ、と思っていたら、この世とあ の世を行き来する女性を演じた舞だそうな。
3階席で見てても迫力が伝わってくる。
女形のもの静かな迫力、そんなエネルギーを出してる玉三郎って、人間じゃないかも?。

そして3幕目は、勘三郎の出し物。これは現代の演出家、野田秀樹が演出したもので、江戸言葉で最初からよく分かる。
野田秀樹が歌舞伎、という事で賛否両論があったそうだし、歌舞伎という堅いイメージで来た僕にとって、この芝居で歌舞伎のイメージがぶっ飛んでしまった。

素晴らしい。ロックンロールの精神に繋がってる。いや、これはロックそのものだ。
ソウルミュージックそのものだ。
笑わせる。泣かせる。メッセージがある。体を張ってる。
日本という国には昔から、こんなスピリットの芸事があったのだ!。
こんな体を張った芝居を昼と夜2回、3か月続ける精神力と体力は並大抵ではない。

元気が出た。今回のレコーデイングは辛かったけど、この歌舞伎からインスパイアされ、パワーをもらったから出来たといっても過言じゃない。
人に感動やパワーを与え続けられる勘三郎のように、僕も走り続けたい。

2幕と3幕の間に弁当を買って食べた。幕の内弁当というのは、これが起源なんだそうな(72へえ〜くらいかな?)


■第199話(06/04 SAT)

小森まなみさんのレコーデイングも佳境に入ってきた。
4月の20日から始まったレコーデイング、その段階で曲も全部決まっておらず、
アレンジをしながら別曲を作曲し、歌入れのデイレクションをし、終わればまた別曲、
というハードな毎日である。

僕が5曲作曲し、他の作曲家の方々に5曲提供してもらった。
アレンジは1曲を除き、僕がアレンジをした。

最近のCD制作は、予算が大幅に削られる事が多く、今回もバックトラック(カラオケ)は外部のスタジオを使う予算が出なかった。
自宅スタジオ、フル稼働である。、、という事は、ず〜〜っと自宅にいる、という事である。
この1か月の間、僕はこのコンピューターの前に何時間座っているのだろうか?

いわゆるオタク化である。引きこもりである。電車男である。(ちょっと違うか?)

とにかく、持ってる技術やアイデアをできる限りだしてやってきた。
あと1曲のアレンジと歌入れで、あとはトラックダウンとなる。
山登りの8合目って感じだろか。しばらくは、ハードな日が続くなあ。
がんばろっと!。

直っていたテレビ、日本対バーレーン戦の途中で、またおかしくなった。
選手がみんな短足に見える。ぎゃはははは!!!!。


■第198話(05/28 SAT)

新宿のマローネという小さなライブハウスでセッションをした。
メンバーは、ドラムの大久保敦夫くんを除いて、ほとんど知らない人である。
どんな人なのか、どんな音を出す人なのかも分からず人前でリハーサルもなく演奏する、というのは
とてもスリリングである。吉とでるか凶とでるかは、やってみなければ分からない。

前の日記にも書いたが、どんな所でも、どんな音楽性でも空いてる限りやる。
しかも、初顔合わせのメンバーとなれば、未知の部分が多いためにワクワクする。
セッションの醍醐味は、各ミュージシャンが奏でる音が重なりあう時に生まれる、2度と再現する事のできない奇跡のようなサウンドが生まれる事だ。
その場に居合わせた人だけが感じ取れる至福の瞬間がそこにはある。

今回もそうだった。
初対面なのに、まるで昔から知っているかのように音が交差しエネルギーが何倍にもふくれ上がった。
セッションを積極的にやりはじめたのが3年前。
最初の頃はビビりながらやっていたが、いつしか楽しみながらやるようになれた。
この経験は確実に僕の音楽性や技術を向上させてくれている。
さらに経験を積もうと思う。

見にきてくれた、もすぐりんさんにオモチャのホウキとチリトリをもらった。

これで毎日の掃除が楽しく、、、できるかい!?(関西風ツッコミで読んでください)


■第197話(05/25 WED)

壊れたはずのテレビが、直った。自然に。何の加減か?不思議である。
まあ、油断は大敵。どこかの部品がいかれてきてるのは間違ない。

伊万里の中村パパ(ジジ?)がBBSに書いてくれたサイト、ミュージシャンの人気投票のサイトだった。
知り合いが運営してるものではない。なのに2位なのは何故か?不思議である。
気になって、知り合いにいろいろと問い合わせてみたが、誰も知らない。投票もしていない。

僕は音楽雑誌に載ったりは、あまりしないし、有名なベーシストはもっと他にもいるだろう。
だいたい歴代の桑田バンドのベーシストより得票が多いなんて、 にわかには信じがたい。
しかしコメントを読むと、音楽が分かった人が書いている賞賛のコメントである。
これは嬉しい。誰かは知らないが、どこかのステージで僕の演奏を聞いてくれたのだろう。
どんな小さなギグでも、どんな音楽性でも積極的に活動してきた事が、こういう評価をいただいているのか、と思うとやってきてよかったと思える。
どこのどなたかは分からないけど、ありがとう。

本当の意味で名実ともに認めてもらえるように、ベストを尽くしたいと思います。

で、今度は掃除機がやばい!。


■第196話(05/12 THU)

先日お世話になったばかりの伊万里の中村パパから、メールがきた。
「2時間程前におじいちゃんになりました!」

先頃結婚した息子さんのところが、出産間近と聞いていたが、今日無事生まれたとの事である。
初孫ってやつである。写真をみたら随分かわいいベイビーちゃんである。
いや〜目出たい!。

中村パパとはもう呼べない。中村ジジと呼ぼう(笑)

それにしても、若いジジだなあ。

って事は奈美ちゃんは、叔母、、ちゃん、、ってコトね(複雑)。

いずれにしても、おめでとう!。大きく育てよ!(by丸大ハム、、古いか、、、)

                          それを言うなら「わんぱくでもいい!たくましく育ってほしい!!」じゃーなあい?
                            1970年代初頭のCMだよな(-_-;) 確かにフルすぎ(>_<) by sara
                   

■第195話(05/10 TUE)

テレビがぶっ壊れた。突然に。もう15年くらい使ってるテレビ。シャープの29型。
もはや倒産してしまった宮地社長の城南電機で15万だったかなあ。
ご飯を食べながら、見ていたら突然画面が狭くなった。元に戻ったかと思うとすぐにまた狭くなる。
それでも我慢して見ていたら、どんどん画面が狭くなる。
テロップは、何書いてあるか分からないし、人物が全身で映っても短足のズングリムックリだし、上戸彩ちゃんのアップなんかえらいブサイクである。

これはこれで笑えるので面白いのだが、時間がたつにつれ、笑えなくなる。やっぱりつまらん。

このテレビを買う前はビクターのテレビだったのだが、これは突然火を吹いて壊れた。
すさまじい壊れ方である。その時も笑っていたが本当は笑い事ではない。
ロシアではテレビ出火による火災が後を絶えないそうだ。

電化製品はいろんな物が一斉に壊れ出す、というが本当だ。
我が家は冷蔵庫は去年から怪しい音をたて、掃除機はもはや音がするだけである。
おまけに洗濯機 もヤバイ。
そこへ来てデジカメも欲しい。(まだ持っていないのか?)

優先順位をつけるとしたら、何だろう?と真剣に悩み中である。

あっ!エアコンもガタがきてるの思い出した。暑くなってきたらどーしよう(笑)。


■第194話(05/06 FRI)

今日(5日)は、伊万里んビーチでお魚釣り!
釣れましたよ 結局、30cm近い、
良形をふくみ、
40ひきちかく釣り、無事、
お腹の中に収まりました。

おいしかった!

■第193話(05/01 SUN)

岸田さんのレコーデイングと映画音楽のレコーデイングは無事終了した。
ほっと胸をなで下ろすヒマもなく、小森さんのレコーデイングである。
つい1ヶ月ほど前までヒマで、仕事がなくてど〜しよう?って状況がウソのようである。
ありがたい事だ。僕は運がいい。

ありがたい話といえば、岸田さん本人からメールが届いた。
そこには、とても嬉しい事が書いてあった。
「音楽好きの仲間が集まって、生演奏でやってる感じ。とてもいいです。毎日聴いています。」
アーチスト本人から直々にお誉めのメールをいただくのは初めてで恐縮だが、とても嬉しい。
ミュージシャンをやっていて良かった。と思った。

世間はゴールデンウイークだが、2日まではアレンジ。3日から柳さんで九州である。
体力がいつまで持つかはわからんが、休まず一生懸命やるだけです。ハイ。


■第192話(04/27 WED)

24日は、恒例となったベンチャーズナイトであった。
いつも発売と同時に完売してしまう為、スケジュールには今回載せなかった。
会場となっている荻窪の ルースターは、この企画の為に座席を増やす改築を行ったくらいのヒット企画のようである。

今回はゲストがすごかった。
小倉久寛さん、ラサール石井さん、山口良一さん。
彼らはミュージカルでベンチャーズを演奏していたそうな。
そしてベンチャー ズを演奏するギャルバンド、ホットスタイル。
ドリカムのドラマーだった濱田さん、そしてマサ。
えっ?マサ?、、。これを御覧の道東方面の方々、そうあのマサです!。

僕と松谷が2000年に浜中でコンサートをした時のドラマー。当時は中学生だったマサも今は19才。
プロになる!と言って東京に出てから、はや1年。
ウェイターをしながらドラムの勉強をしている彼に、いい経験をさせたくて、無理やり頼んで出させてもらう事になった。

平均年齢4?才、経験豊富なオジさまたち(僕もか?)に混じりアマチュアまるだしのマサがどれ程の事ができるか心配であったが、何事も経験じゃ。
課題曲のパイプラインの音を数日前に渡しておいただけだが、ちゃんとやれるか?

結果は、、まあ、そりゃ皆さんプロですから、無理もないですけど、、よくがんばった。
圧倒的にプロの皆さんとグルーブが違う。特にキックの音が。
ハイハットやスネアは聞こえてきてもキックが聞こえてこない。
厳しい事を言うようだが、これでは通用しない。

東京に出てきて初めてぶつかった壁かも知れない。がんばれ!マサ。

高校を卒業して、音楽を志して東京に出てきた時の自分を思い出した。何度も悔しい想いをしたなあ。
でも壁があったからこそ、ここまで来れた。マサの経験も、彼を成長させてくれる事になるだろう。
僕もまだまだ成長したい。もっといろんな経験を積もう。


■第191話(04/26 TUE)

今年に入ってから頼まれた、小森まなみさんのアルバムプロデユースが具体化してきた。
曲書きからアレンジ、さらにトラックダウンまで監修するとあって、かなりタイトになってきた。
発売は7月初旬。5月末までには完成させなければならない。
そんなところに映画音楽と、もう1人のアーチストのアレンジを依頼された。

もう1人のアーチストとは、岸田敏志さんといって25年ほど前に「きみの朝」という曲をヒットさせた人だ。
今は、俳優さんで「渡る世間は、、」に出てたり、ミュージカルに出たりという人なのだが、実は僕と岸田さんは深い関係がある。

僕は18才から26才くらいまで、文化放送というラジオ局でアシスタントのアルバイトをしていたのだが、「セイヤング」という深夜放送の、彼が担当する水曜日のアシスタントが僕だったのだ。
当時、大ヒットを飛ばしている彼も、まだ大学生。僕も大学生。
時の人であるにもかかわらず、親しみのある人で、僕を弟のようにかわいがってくれた人である。

当時の僕は、ミュージシャンとしては、まるでペーペーで経験値もなく、音楽だけでは当然食べては行けなかった。
それから25年がたち、こうして彼の曲をアレンジをする機会に恵まれた。

何という光栄な事だろう。僕は幸せ者だ。

寝る間を惜しんでアレンジした。出来栄えはバッチリ。彼も喜んでくれ歌入れが終了した。
あの頃の恩返しが少しでもできたかな?と思っている。


■第190話(04/18 MON)

リキイシの店、レッカーランドの反響が、意外と多いんでびっくりするやら嬉しいやらである。
先日、花見に代々木公園まで行ったのだが、そこで食べたソーセージは普段ならウマいのだろうが、
ここの味を知ってしまったために、ウマいとは思えなかった。ある意味残念。

この花見の会、先日フィドラーというライブハウス(というかクラブってやつかな?)でボーカルをしたケイちゃんのダンナの主催で、打ち上げを兼ねておよばれしたのである。
知り合いはケイちゃんとギターのシモしか知らない。
参加者は15人ほど、外人さんも多い。この際、外人さんと友達になろう!。

ところが、先日のラデイさんと同様、みんなニホンゴ、ジョウズデス。

J-WAVE(東京のFM局)でDJをしてるバラキ(何か映画のタイトルのような名前だな)って奴は、
日本人より、日本語が堪能だぞ。

僕が昔から「おかしい!」と思っている日本語に、「ご注文は以上で、よかったですか?」ってのがある。
「よかったですか?」ではなく、「よろしいですか?」が正解だろ?ってず〜っと思ってたのだが、誰に言っても、「別におかしくない」と言われてたのだ。
しかし、このバラキという男、「おかしい」と言う。
初めて、僕の意見と同じ人に出会った!。しかも外人さん。

外人さんは、異国の言葉だけに、感覚も鋭くなるのだろうか?
この男がいっぺんで好きになった。仲良くしよ〜ぜ!。

でもこんな日本語堪能な外人さんと友達になっても、英語力はいっこうに上がらないのだ。


■第189話(04/10 SUN)

私用で数日間実家に帰っていた。
昨年の磐田市民会館でのコンサート以来、中学、高校の同級生と再び連絡取り合う事が増えた。
その中の一人に青木という男がいる。
この男、建築士をやっているのだが、音楽が大好きでしょっちゅう連絡をくれる。
くれるのは嬉しいが、どこそこのコンサートのチケットを取ってくれ!と頼み事も多い。
先日も静岡である浜崎あゆみのチケットを取れ!と頼まれ、ツアーメンバーである友成氏に頼みこみやっとの事で手にいれてもらった。(この場をお借りして友成氏にお礼申し上げます)

それで、そのお礼がしたいので浜松にある、旨い店でメシを食おう!という事になった。
貴多乃瀬、という名のお店で食べたシメサバの旨いこと旨いこと。
もともと、サバアレルギーだった僕をサバ好きに変えてしまった釧路の寿司屋とタメ張るくらい旨い。
なんでも、時期によって脂の乗りが違うため、全国のサバを時期によって厳選して買うのだとか。
さすがプロは違う。

そこにもう一人懐かしい奴が入ってきた。リキイシ君だ。
あしたのジョーの力石に似てる、というだけで、その後30年僕達の間ではリキイシと呼ばれるハメになった男。
本名は福川くん。彼はソーセージの職人になっていた。
お店も経営しているそうだ。(レッカーランドという店です 検索してみてね)

あのリキイシがソーセージ職人?なんだか似合わないと思いながら試食したソーセージ、サラミのこれまた旨いこと!。
卒業してから、彼が歩んだ道のりは決して楽ではなかっただろうが、素晴らしい道だ、と思わせてくれる味。
「プロフェッショナル」という言葉が頭に浮かぶ。
どんな職業でも、人に喜ばれる事、感動してもらえる事ができたら、それはプロという名に恥じない。
僕も音楽のプロだ。そうあり続けたい。こんな感動をしてもらいたい。
昔ばなしに花が咲いた、プチ感動の夜だった。


■第188話(04/05 TUE)

あれよあれよという間に4月になってしまった。という感じである。
いつもながらの言い訳ですが、ホントにバタバタで、、、すんません。
誕生日のお祝いメッセージも沢山いただき、シアワセものでございます。ワタクシは。

随分前の話になるが、3/24に昔のバンド仲間、シモ(下永くん)の誘いでライブをしに高田馬場まで出かけた。
フィドラーという名のライブハウスは、オーナーがイギリスの人でイギリス風のパブでもある。
お客さんも外人さんが多い。
そんな中で、ケイちゃん(日本人)という女性シンガーのベースをつとめた。

例によってリハなし、サウンドチェックもなし。いきなりの本番である。譜面もそろっていない。
そんなスリリングなステージをやるのが最近は快感になってきた。
ステージ上にはギターのシモとボーカルのケイちゃん、そして僕。
ドラマーはいない。、、と思っていたら、お客さんにドラマーの女の子がいる。っていうんで、いきなりその娘をステージに上げ、即席バンドである。

心配をよそに、いい感じでステージは展開されていく。
ケイちゃんもシモも今はプロとして活動はしていないそうだが、すごくイイのだ!。
20年の時間を経て、一緒にステージに上がったシモ、そして初めてのケイちゃん。
20年の溝はなかった。呼吸は瞬時に合い、一つになっていく。
言葉にはできない至福なひとときであった。

1ステージ目が終わり、おなかが空いたので、イギリス人の食べ物といえば「フィッシュ&チップス」を注文した。
バカでかい皿にタラのフライとポテトが山のように盛られたものが出てきた。
1人じゃ食いきれない!と思ったら向こうの席の外人さんはペロリと食べてしまっていた。
たしかにウマイ。みんなに手伝ってもらいながらなんとか食べた。

ドラマーの女の子と談笑していたら、20才そこそこの若い男性が(日本人)声をかけてきた。
「オジさん!うまいね。僕とバンドやんない?」
まあ、たしかに彼からくらべりゃオジさんだわよ。しばし目が点。
でもまあ、誉められてるんだからね。ありがと。うれしいよ。
そうこうしてる間にドラマーの娘の友人の黒人さんがj入ってきた。

ドラムの娘「紹介するね。こちらラデイさん、」
僕 『ハ、ハロ〜、、(ちょっと緊張)」
黒人さん「Hello! ナントカカントカ」

やばい、英語がしゃべれん。彼女は横田基地の中でドラムを叩いてるそうでメチャ喋れる。
こういう時はたじろいでしまう。彼は僕にはさほど興味がないようで隣のイギリス人と喋ってる。
は〜(タメ息)少し安心する。ホントNOVAでも行こうかなあ?ほんとは外人と友達になりたいのだ。

、、とこの人の名前は何だっけ? 彼女に聞く「エデイさんだっけ?マデイさんだっけ?」
すると、横を向いてた彼がいきなりクルっと僕を見てこういった。

「デイしか合ってないね。ワタシはラデイね!」
(人さし指横に振る)、、、、、喋れんじゃん、日本語、、、。


■第187話(03/22 TUE)

今日の東京は日本晴れ。とても気持ちのよい一日だった。
私用で高円寺に行く用があり、電車ででかけた。
高円寺は次郎吉というライブハウスの老舗があり、たまに出かけるが電車に乗っていくのは何年ぶりの事だろう。
19才のころ、組んでたバンドのリハーサルを高円寺でやっていたり、当時のガールフレンドが住んでいた街で、
僕にとっては、とてもノスタルジックな気持ちになる街である。

改札は自動改札に変わったものの、駅の雰囲気はあの当時と変わっていなかった。
行き交う人のファッションや店も昔とは違う。
しかし街の匂い、というか雰囲気は変わっていない。
なんだかうれしくなった。
商店街のあの辺にあった食堂でよくメシ食ったな〜とか、この辺でメンバーと大げんかした、とか思い出しながら、彼女とよく歩い たパル商店街を、20年ぶりに歩いた。


先日、当時のバンドのギタリストから電話をもらい、24日に高田馬場の小さなクラブでライブをする事になった。
11日にセッションしたキーボードの柿崎も当時の仲間、一緒にやるかもしれない。
ギターのシモとは本当に20年ぶりだ。なんだかワクワクする。

用がすんでも、この天気とワクワク感で心がとても喜んでいるのが分かる。
そ〜だ家まで歩いて帰ろう!。(ちなみに家までは、とても遠いです)
と歩きはじめて3時間半。家につく頃は日も落ち夜になってた。

疲れた〜。でもすごい充実感。


■第186話(03/18 FRI)

11日に自由が丘のマルデイグラという小さなライブハウスでセッションをした。
セッション、と名のつくとおりバンドではない。事前に曲は決めておくがリハーサルはない。
基本的に本番前にうちあわせ程度の音だしをして、すぐ本番である。
これがスリリングでたまらない時と、うまくいかなくてダメな時とある。
どちらにしても、腕を上げるにはとても重要な現場である。見にくるお客さんも期待外れに良い場合と悪い場合を体験する賭けのようなライブだ。どうゆう訳 か釧路出身者が3人もいた。しかも共通の友人がいる、というすごい偶然つきで。

そのマルデイグラに15日、ザ、ボンドというバンドを見にいった。
僕が大好きなドラマー、河村カースケくんのバンドである。
メンバー全員友人であるし、桑田さんとこのメンバーでもある彼らのライブには50人以上の人。
店にはいりきらない位だ。4日前の僕らのライブとは入りが違う。お客さんのエネルギーも違う。
そういう中で見るライブはたまらなく楽しいものだ。演奏もカッコイイの一言だ。

彼らの演奏を聞いているうちに、僕の中で何かが弾けた。そしてこんな言葉が出てきた。
「自分が楽しい、って事をやれば、周りの人も楽しいはずだ」
そのとおりだ。でもその通りやれて来れたのか?
ライブが終わった後、考えてしまった。そして自分の内側から聞こえていたその言葉通りにするべきだ。と思った。
音楽を始めた時の、純粋な気持ち。そしてプロとして人に感動してもらいたいと思う気持ち。
それらの想いが僕の体の中を通り、悪い想いや心を洗い流してくれたような気がした。

知らない間に忘れかけた純粋なものが戻ってきた。すがすがしい夜だった。


■第185話(03/17 THU)

みなみなさま、大変ごぶさたでございました。(えっ?もうあきれてる?)
そりゃそうだ、あっちゅう間に3月も中ば。月日の経つのは早いものよのう(、、とここで茶をすする、、)

えっ?何か僕キャラ変わりました?? ええ、もう春ですからね。、、といっても北海道はまだ寒いか、、。
東京はこのところ、暖かくて今日なんぞはひなたぼっこには最適の日でありました。

梅の花が咲き、ジンチョウゲがいい香りをしております。
桜のつぼみを膨らんで春へのエネルギーが加速度を増しております。
そしてこの僕にも、いろんな事が次から次へと、すごい加速でやってきております。
イイ事だと思う事がトラブルの種だったり、その逆でトラブルのような顔をして来るものが、チャンスの種だったり。

様々な人の想いや行動で傷つけられる事も、こちらの受け取り方で良い事に変えられる、つまり自分の心は自分で決められるんだ!という事に気ずかされたり しております。

どこかのシンガーソングベースマンが歌っております「前に進む事は、自分の足で一歩ずつ歩く事」。

イイ事歌うね!(自画自賛)

それにしても、もう春よのう(、、と茶をすする、、)


>>> 昨夜の「歌の大辞テン」でなつかしきカクタス在籍時の姿が見れちゃったよ(^^)v
 この頃チリップの子供たちが夢中になってたのかな?ちなみにクマウシの連中は全く眼中になかった・・・(^_^;) by sara