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第104話(7/12 SAT) |
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朝9時30分に家を出て名古屋に向かう。柳さんのライブがあるのだ。
お昼すぎに到着。ボトムラインというライブハウスへ。
昨日の今頃、まだ中標津にいたよな。移動距離にしたら凄いだろうな。
今日、散布の生徒達が修学旅行で札幌に来てるはずだ。
何でも、コースの中に松谷の墓参りを入れてくれて、皆でお参りしてくれてるらしい。
という事は、観光バスで乗り付けて団体さんが墓参りするって事で、墓地の光景としては、
相当珍しい光景に違いない。
松谷の人柄が忍ばれる、微笑ましい話だ。
後から聞いた話だが、墓の前で「広い空の下」を合唱してくれたそうな。
喜んでるだろうな、天国で。
柳さんのバンドのドラマーは普段はカースケという奴だが、売れっ子なのでスケジュールが合わず、
今回は井地がやる事になった。久しぶりの共演である。
ひょっとして、去年のまどかのライブ以来じゃないか?
ライブは満員のお客さんで、とてもよいライブだったと思う。
お客さん楽しそうだったなあ。僕も楽しかったけど。
打ち上げは台湾料理を食べに行った。辛いものが苦手な僕だが、けっこういけた。
明日は実家でばあちゃんの初盆だ。何だか目まぐるしいよ。
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第103話(7/11 FRI) |
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サラさんに起こされる。「ん?何だ?」何か言ってるぞ。
寝ぼけて頭が働かない。
昨日の雨で、札幌〜釧路間が土砂崩れで不通だと。
それでもって、夜行で札幌から帰ってくるはずの奥さん&お姉さんが、
振り替えバスで釧路に着くから、出迎えに行くとの事。
という訳で、中標津空港には見送りに行けない。
と、僕を残して車を走らせて行ってしまった。
、、、外は相変わらずの雨だし、中標津までの道も気になる。
飛行機も飛ぶんだろうか?
とにかく、空港に行くしかない。サラさんのお母さんに礼をいい、空港方面に向かう。
どうやら道は大丈夫のようだ。3月に吹雪に遭った道をひたすら走る。
中標津便は羽田からの便が降りないかぎり、運行はできない。
羽田を飛び立ったはいいが、天候不良で千歳に降りる、という話はザラなのである。
明日には名古屋にいなきゃなんない僕としては、羽田便が降りてくれないとなると、困た事になる。
到着予定時刻を過ぎても飛行機は現われない。しかも何のアナウンスもない。
不安がよぎる。焦っても仕方ない。まるみさんにお礼の電話を入れる。と、
「今そっち向かってるから」という。何かホッとする。
彼を待つ間に、20分遅れで飛行機が着いた。やれやれ。
まるみさんに別れを告げ、飛行機に乗り込む。
ポケモンジェットである。子供なら大喜びであろう。
ところが、乗客のほとんどは、おばちゃまの団体である。馬の耳に念仏。ヌカに釘。
以前ポケモンジェットに乗った時は、ポケモンのステッカーとか分けてたぞ。
僕にもくれたぞ。ところが今回は何もなし。
客層見ての仕業か全日空?
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第102話(7/10 THU) |
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前日はまるみさん宅に泊。
前回同様、これでもか?のうまいもの攻撃にあって、うれしい悲鳴をあげた。
ほんとに食えないよ!東京じゃ。ごちそうさまでした。
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まるみのマスターと。とぼけた顔してます。 |
去年の夏にたまたま昼食をとりに入ったこの「まるみ食堂」この1年で旧知の仲みたいに仲良くさせてもらっている。あの時に別の場所で食事をしていたら、羅臼の人達と触れあう事はなかったろう。縁とは本当に不思議なものだ。
昨日はくもり。今日は小雨がぱらつく天気だ。
弟子屈の喫茶「あい」でサラさんと合流し、屈斜路湖の砂湯場へ行く事になってる。
ところが、弟子屈に向かう程、雨が強くなり、着く頃には本降りとなってしまった。
「あい」さんに着くと、ツアーでスタッフを買ってでてくれた八王子のまゆみちゃんと出会う。1年半ぶりの再会だ。彼女の幼なじみの和田くんという男が、加山雄三のスタッフをやっている、というミョーな繋がりのある人で、和田くんからまゆみちゃんの話を聞いた時は、心臓が飛び出るくらいビックリしたもんだ。
話題は、不思議な出会いについて。あいさんの後輩が有線にいる話、そこの副社長さんは、生前、松谷から紹介された話。この数年、様々な偶然が重なりあい出来た素晴らしい体験。そんな話をするうちに、偶然というのは、偶然ではなく本当は、そうなるべくして、そうなったのではないか?とふと思う。
運命というのは、決まっている。とは思いたくないが、自分自身が「これをやる!。とか「こう生きる!」って決めたら、それに必要な事が起きるんじゃないか?
ここ数年の経験は、僕にそう思わせるには充分すぎる。
そしてこの北海道という場所は、そういうエネルギーに満ちている。
砂湯のかわりに、エッチャリの「のんき舎」に寄り、彼の作った露天風呂に入れてもらった。
服を脱いで湯ぶねに浸かった瞬間に気がつく。
雨降ってんじゃん!
当たり前だろがっ!とおもったものの、すぐにでたら風邪ひきそうだし、
頭の上から雨はバラバラ降って冷たいし、バカですね〜。
その後、サラ邸にお邪魔し、クマウシ定例連絡協議会(ただの飲み会)に突入。
出席者はサラ、シゲ(yorozu)、リョウ、ちぃ、さおり、僕でこの大雨による欠席者続出の中、
シゲ酔いつぶれ終了、といういつもとなんら変わらぬお開きであった。
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第101話(7/9 WES) |
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朝5時半に起床。飛行機で中標津へ向かう。
せっかく北海道まで来たのだから、道東に足を運ばない訳にはいかん。
今回は時間があまりないが、お世話になってる人に挨拶だけでもしようと、
無理矢理予定をねじこんで、飛行機をとった。
丘珠空港は、何度か利用してるが、こじんまりとした空港で好きである。
いつものプロペラ機で離陸、高度が低いのもあって景色がよく見え気持ちいい。
日高山脈を抜けると、とたんに雲行きが怪しくなり一面雲のじゅうたんとなった。
これはこれで、大変きれいである。自然の作る美しさに見とれている間に中標津空港に着陸。1時間かからないのね。陸路だと半日かかるのに。
羅臼のまるみさんが手配してくれてるはずの車屋さんがいない。
しばらくボーっとしてると、館内放送で呼び出される。
挨拶もそこそこに車まで案内され、「では!」と車屋さんは帰っていった。
えっ!、手続きとかいいの?、、、まあいいや。それより腹減った、、。
中標津の街にでる。しかしっ!朝の9時でお店が開いてない、、、。
しまった、空港で食べればよかった。、、といってる間にモスバーガー発見。
それにしても、今7月だよな。気温は、、、っと、、えっ!11度だよ。
寒い訳だ。昨日札幌でシャツ買っておいてよかった。夏模様一色のモスバーガーでコーンポタージュで暖をとる。(もう一度いうが7月だぞ)
腹ごしらえが出来たところで、川北温泉に向かう。以前大坪さんと行ってとてもよかった温泉なのだ。
ダートを5キロ走るとその温泉はある。けっこうな山の中である。着くと何人かいる。
温泉につかると、いいわっ
!最高!この調子でもう1ケ所行こう。!
かねてから行きたいと思っていた「薫別(くんべつ)温泉」へ。
道が分からない。薫別の交番で聞く。お巡りさんが「やめといた方がいいよ」という。
何で?まるみさんに電話するとやはり「やめとけ!」と言う。
そう言われると、ヒネクレ者イケマはさらに行きたくなるのである。
あとから思えば、忠告の意味はよく分かる。なんせ行くまでの道が凄いんだから。
分岐点で道を間違えたら最後。着けなかっただろうな。ダートに入って5キロは行っただろう。
途中で不安になるも、ここまで来たからにゃ戻れん。クマ出てもおかしくない雰囲気だし。
どんどん道は悪くなる、、。やっとのことでたどり着いたら、温泉に行くまではガケを降りるのよ。
まあ、苦労して行っただけの事はあり、大自然の中いい温泉でした。(写真がないのが残念)
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中標津行きのプロペラ機。なんかカワイイでしょ。 |
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第100話(7/8 TUE) |
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この日記も、ついに記念すべき100回目である。
始めてからどの位たつのか?。とにかくめでたい。
これもひとえに、皆様の励ましのおかげでゴザイマス。
札幌に松谷の墓参りをしに飛んだ。もうすぐ3回目の命日がくる。
毎年、命日近くなったら、墓参りをしようと決めている
あいつがこの世からいなくなって、2年が過ぎようとしている。
月日のたつのは早いものだ。2年前は悲しくて苦しくて、どうしようもなかったのに、
そういう感情はだんだん薄れていくものだ。決して消える事はないが。
千歳空港で松谷のご両親と待ち合わせ、恵庭にあるお墓へと向かった。
ここに来るたびに、大雨だったが、今日は晴天だ。
新しく作ったという墓碑に、松谷孝子の文字が。その横には五線紙とト音記号が彫ってあり、
「広い空の下」作詩と彫ってある。
お父さんが特別に石屋さんに彫ってもらったそうだ。
亡くなる直前に「私がこの世に生きた、という証しを残したい」と両親に言ったそうだ。
その想いをご両親は形にしたのだ。そう思うと涙がでる。
あなたが残していったものは、歌という素晴らしい贈り物。その歌声はいまでも、
いろんな人の心に残る。そしてずっと。
松谷、ありがとう。あなたと出会えてよかったよ。
松谷のお母さんが蒔いたひまわりの種が芽を出し墓石の裏側で育っていた。
毎年、この場所に来よう。あらためてそう思うのだった。
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「少年よ大志を抱け」とクラーク教授が言った場所はお墓のすぐ近くにありました。 その記念碑です |
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第99話(7/4 FRI) |
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先日の葉山でのライブが楽しかったのは、前回書いたが、あの日、現場に行くまでは、
やれ「遠い」だの、「渋滞する」だの「ギャラが安い」だの言って、行くのは今回限りにしよう、という話になっていた。
ところが、海風が吹く夕暮れの海辺を経験したのと、なま慎太郎効果で、
「また行こう!」と満場一致で逆転勝訴である。
なんとまあ、単純明解、分かりやすい人たちであろう。
今度は、店のテラスから釣り竿をたれて、ボラでも釣ってやろうか?と密かに思うのである。
有線ブロードネットの100メガを導入した話も前に書いた話だが、
その後、何も書かなかったのは、ワケがあったのよ。
っていうのは、、、、おそい、、、 ISDNの方が早いっ!(当社比)
これじゃ、契約した意味ないじゃん!。
サポートセンターに何度も電話し、しつこく食い下がり、PCの設定を何度もしなおしても
一向に早くならない。回線速度調査では3メガだと!。
しまいにゃ、「お宅さまのPCに何か問題があると思われます」だと!。
なにい〜っ!こっちゃPC買い直したばかりやねんど〜(怒)G4、1ギガだぞ〜!。
怒ったところで始まらん、とにかく家に来て診てよ!!って事になり、先日、工事の方と営業の方が
我が家に来たのであります。
結局、コンバーターと中継局の基盤を取り替えたら、あら不思議、凄い早い。
やれば、できるじゃん。っていうか最初からそうしてくれよって感じであります。
まあ、グチはこのくらいにして、めでたし、めでたしの巻でありました。とさ。
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第98話(6/29 SUN) |
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九州から帰ってきて、放心状態だった。
聞くところによると、中村パパは過労で点滴を受けたらしい。
ホントに動きまわってくれたからなあ、さぞかし大変だった事でしょう。
お疲れさまでした。
そうそう、放心状態、、だったのよ。このままシアワセ〜な余韻にひたっていたかったんだけど、スケジュールがいつのまにかはいって(ヒマだったはずなのに)そんな訳にもいかなくて、「えいいぃっと」気合いを入れたのです。
でも、なんかボ〜っとしてます。(元からか?)
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津久井くんの仕事で、葉山マリーナの隣にある「ラ、マレード茶屋」というお店に行った。高級フレンチである。真ん前が海である。
セレブな感じ、ってやつ?
似合わね〜な!!オレたち(津久井、岡澤、清水、池間)に。
目の前海だし釣り竿もってくればよかったよ!って言ったら岡澤が持ってた。
エサないか?などと言ってるうちに、
店の人ににらまれるといけないんで、自粛。
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↑携帯カメラでとってもこんなきれいなんだもの! |
それにしても、夕焼けがきれいだよ。東京から数十キロ離れてるだけでこんなキモチいいんだ。
住みたいよな。 湘南ボーイ(死語?)に生まれたかったよ。
午後8時にライブがスタート、初めての場所で音の雰囲気がつかめないながらも、いい感じ。
お客さんもなんだか盛り上がってるぞ。
途中から、中年の男性が席についた。 あれ?誰かに似てるぞ。
暗くてよくわからんが、石原慎太郎東京都知事に似てる。
笑うとそっくりだ。 そういえば彼はこの辺の出身だ。
そうこうしてる間に客席が騒ぎだした。
あれっ!本物じやん!
なま慎太郎だよ!都庁ご用達ミュージシャン(そんなのあるのか?)の仲間入りだよ。
あ、挨拶しなきゃ!。 1ステージ終わったところで、「こんばんは」と言ってみた。
「君は一体ダ〜レ?」って不思議そうな顔されちゃった。 おしまい。
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第97話(6/23 MON) |
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お世話になった中村家を朝8時に出発、福岡空港へと向かった。
全ての伊万里での行事は終了、去り難い気持ちを押さえつつの出発である。
着いた日以外、滞在中は梅雨だというのに雨は降らなかった。
なのに、今は雨が降っている。
幸運に恵まれた九州ツアーと言える。これは僕の日頃の行いがいいのか?
多分、大坪さんの行いがいいんだろうな。
とにかくコンサートは大成功、釣りもできたし、友人も増えた。
正しい日本の風景も堪能できたし、めでたし、めでたしである。
パパ&奈美と出発ロビーでお別れし、大坪さんとも搭乗口で再会を約束し
それぞれ別の便に乗りこんだ。
よほど疲れたのだろうか、離陸したのを夢見に感じ、着陸の衝撃音で目覚めた。
本当は今日、仕事を頼まれていたのだが、よかった、断っておいて。
家に帰って、眠りこけたには言うまでもない。
後で連絡を受けた事だが、コンサートを見ていた久留米の病院の関係者が是非、ウチでも、
と言ってくれたそうで、また九州に行ける日も、そう遠くはないかも知れない。
行きます、行きます。今度はカワハギが釣れる時期に(笑)
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第96話(6/22 SUN) |
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今日は黒澤記念館という所でライブである。
今回の1番の目的である。
一度カクタスでここのステージは踏んでいる。
「音画物語」をやるには最高の場所だとかねてから思っていた場所だ。
開演は夜だし、明かりも暗くできるので、スライドはきれいに映る。
雰囲気を演出するにはもってこいだ。
事実、本番がはじまったらお客さんは息を飲むように静かで、
じっと聞き、見てくださっているようだった。
ところが困った事に暗すぎて鍵盤が見えない。
黒鍵と白鍵がかろうじて分かるくらいだ。でも弾かないわけにはいかない。え〜い勢いじゃ。
、、、と開き直ったのがよかったか、弾けるのだ。不思議。
歌も声がスーっと出て無理なく歌える。あら不思議。
あっという間に終了。え〜もっとやっていたい。っていう感じだった。
楽しい時間は短く感じるものである。やりはじめた頃は恥ずかしいしヘタだし、
早く終わってくんないかな?って思った事も正直あったけど、自分で歌うステージが
こんな楽しいなんて、思ってもみなかったよ。
お客さんも最高だったし、スタッフの皆さんは素晴らしいし本当に感謝だなって思う。
去年北海道でやって、今年九州でやれて、日本の端と端にコマを置く事ができたのか
な。この種を少しずつ大きくしていこう。なにがなんでもじゃなく、必要なら大きくなるさ。
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第95話(6/21 SAT) |
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今日は入院中のお年寄りを集めて病院でのライブである。
お昼までに終わらせてほしい、との事で、朝9時入りだ。
さすがに眠い。がそんな事も言ってられない。
セッテイング、軽いチェックの後10時45分からのスタート。
おじいちゃん、あばあちゃんが続々と集まってきた。けっこうな人数である。
これだけ、この年代の方が集まる光景はそんなに見れるもんじゃない。
人生の大先輩たちである。いくら入院中とはいってもこれだけの人数が集まると
すごいパワーである。
まだ昼間なのと遮光カーテンではないのでスライドはきれいに映らないと思っていた
が、その心配もなくまずまずのコンサートができたと思う。
ライブの最中に1人のおじいちゃんが奇声を上げはじめた。
今までの僕だったら、つまらないのかな?と思っていただろう。
3月に養護学校でやっておいてよかった。奇声の嵐だったんだ。
でも、つまらないのではない。喜んでいるのだ。
表現の仕方がそれしかないのだ。このおじいちゃんもそうに違いない。
音楽の持つエネルギーって素晴らしいよ。
終了後、またまた釣りへ。今回は肥前町の高串という漁村へ足をのばした。
肥前はジュークで来た事がある。とてもきれいな土地だ。
「たな田」がある。日本でもこんなにたな田が残ってる場所も少ないだろう。
また来れるとは思ってなかった。
釣果は、ダメだったけど、このきれいな景色を見られただけで大満足の1日でした。
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第94話(6/20 FRI) |
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昨日とはうって変わって快晴じゃ。
台風一過である(一家ではない)
本日はNBCラジオ佐賀に生出演する事になってる。
1時間半かけて佐賀市へ。
いまひとつ、佐賀の地理が分かっていないので、どこをどう行ったのか分からんが
佐賀市到着。広いんだなあ佐賀県って。はなわが佐賀空港から実家まで4時間かかるっ
て歌ってるけど、さすがにそんな広くはないだろうけどね。
佐賀駅前のサテライトスタジオにお邪魔し、15分間の生出演。
ラジオって、コンサートみたいに目の前にお客さんがいないから、全然緊張しないんだよな、これが。
「お前、もう喋らんでいい!」くらい喋ったな。
ラジオ初経験の大坪さんは緊張してたみたいだけど。
とても楽しいラジオ出演の後、夜釣りに出かけた。
ムフフ、、これが楽しみだったのよ!。
アオリイカを狙ってみようという事になり、エギという海老のルアーでさそいをかけ
ながら、アタリを待つ。
んっ、かかった、、、海藻だった。んっ、かかった、、、ゴミだった。
こんな感じで、あたりは真っ暗になってしまい、イカはあきらめ、黒鯛を狙う事に。
こんどは電気ウキを使う繊細かつ忍耐のいる釣りである。
ひたすら、ウキの明かりを見つめ、ウキが海面に沈んだらサオをたてて合わせる。
待つ事1時間、やっとウキに何やらアタリが!。黒鯛は早合わせは禁物である。
じっくり待って、ウキが完全に沈んだのを見て、合わせた。
かかった!。やった〜クロダイだ!。と思ったその瞬間、軽くなった。
クロダイは必死で抵抗するから上げるのに手ごたえがあるはず、、。
上がってきたのはキスだった。15センチくらいの。
キスを狙いにいって、キスがつれれば喜ぶが黒鯛ねらってんだから、、ブツブツ。
普通、ウキ釣りではキスは釣れないんだけどなあ。
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第93話(6/19 THU) |
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19日、台風が九州地方をまさに今、通り抜けている
その時間、僕と、釧路から着いたばかりの大坪さんは、羽田空港で
掲示板をにらみながら、「多分、飛ばないだろう」と予想していた。
だって、僕らが乗る便の15分前の便が欠航になってるんだもの。
ところが、僕らの便は飛んだ。悪天候の場合は羽田に戻る、という条件つきで。
こういう時は、ガンガン揺れるのがお約束である。昔、大分まで暴風雨の中飛んだ事があり、
それがトラウマになってるのよ。
でもね、揺れなか?みたい。離陸前に寝ちゃったし。
無事、福岡に到着し、中村パパ&奈美ちゃんがお出迎え。
さっそく伊万里に向けてGO!
さっきまで、雨はなかったのに佐賀にむかう間に再び雨風が強くなってきた。
ひょっとして、奇跡的に降りられたのかもしれん。
この日は特に予定もなく、睡眠不足を解消するために、早く寝るぞ!と思っていたのに、パパ&奈美&僕は時のたつのも忘れ、朝の4時まで話しこんでしまった。
結局、寝れたの6時だぜ、オイオイ!。
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第92話(6/19 THU) |
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台風が近ずいてる。
今から、九州に行くのに。
週末に伊万里で行われるライブのために行くのだが、
ラジオの出演や、病院を訪問したりする予定があって今日出発なのだ。
はたして飛行機は飛ぶのか?
北海道の大坪さんは無事乗れたろうか?
徳永時代に、暴風雨の中飛行機に乗った事があるが、結構揺れていいもんじゃない。
こんな日は正直な話、乗りたくないがそうも言ってられない。
揺れない事を祈ろうっと。
では、行ってまいりまする。
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第91話(6/13 FRI) |
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今度の日曜は、いよいよ浜中の少年たちが主催するコンサートが開かれるそうだ。
そのコンサートに、弟子屈町が誇るわが「熊牛興業」が全面協力するそうな。
僕としては、何とも微笑ましい話である。
北海道以外の方はピンとこないかも知れないが、浜中と弟子屈は車で2時間、
気候も違えば雰囲気も人も違う。
両町の人達が力を合わせて民間レベルで何かをするって事が、とても暖かいものを感じる。是非楽しんで盛り上がってもらいたいものだ。
4月に申し込んでいた「光ファイバー100メガ」ってやつの工事がやっと来た。
ISDNだったのだが、友人宅のアナログ回線となんら変わらないくらい遅い。
駅前で配付している「Yahoo BB」のユーワクに心動かされながらも、今からADSLにしたって、そのうち光になるんだから、という世間のウワサを信じ、少々高いが有線GATE01というやつにした。
有線にお世話にもなってるしね。
それにしても、申し込んでから2ヶ月待たされたよ。 そんな混んでるのか?
工事は約3時間、係りの人が脚立をもって、屋上に上がり近くの電信柱から有線のケーブルを引っ張って、たいそうな工事になった。
ごくろうさまでした。
工事の人が帰ってから、ふと思った「どうやって接続すんの?」
聞きゃよかったよ、、。マニュアル見ながらただ今奮闘中、、なのよ。
熊牛方面の皆さん、ゼータクな話でゴメンナサイ。
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第90話(6/5 THU) |
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屈斜路湖の事故を知ったのは、午後11時をまわったあたりだった。
昨年、リョウちゃんに案内されて屈斜路でカヌー体験をした身としては、ショックな話だ。
事故に遭われた方の冥福をお祈りします。
さてさて、釣りの結果ですが、、、、
釣れましたよ〜
ただ海でボ〜っと釣り糸を垂らしてればいいや。くらいのつもりで
出かけたのが良かったのか、雑魚までかぞえたら、30匹くらい釣ったんじゃないかなあ。
本命のキスは数は出なかったけど、24センチのジャンボサイズが2匹、20センチが2匹
15センチオーバーが数匹、あとメゴチが10以上、あとはキュウセンっていう魚とかフグとかね。
キュウセン、フグはリリース、あと15センチ以下はリリースして、、。
とにかく天気は最高、風も強くなく、心地よい。波もあまりなく、絶好の釣り日和でありました。
7時間ボートに乗ってたんで、おけげで顔や腕は真っ赤に焼けてしまったけどね。
買ったばかりのカメラ付き携帯で、思わずパチリ(画像粗いけどね)。
@海風は最高に気持ちいいのだ! Aこうやって見ると、あまり大きく感じないけど、24センチのキス
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第89話(6/3 TUE) |
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最近、遊びが足りない!と思うのである。
趣味です。とか言っておきながら、釣りは福岡に行って黒鯛を釣り上げてから行っていない。
これではイカン!と思い、釣りの計画をたてた。
松谷が病気になる前、一緒に行った佐島という所がある。 三浦半島の西側だ。
この2日間、休みなので、ドラムの上野くんと行く事にした。
実は今から出かけるのである。(午前3時半)
明日は早いから、と早寝を決め込んだが、寝れない。 なんだか興奮しているのだ。
まるで、遠足を明日にひかえた、小学生みたいである。
ワクワクして寝れない。 もともとまだ起きてる時間でもあるのだが
しょうがないので、寝るのはあきらめ、これを書いているのである。
サオがしなり、魚のアタリを手で感じて、リールを巻く瞬間の幸せを想像すると、
たまらなくワクワクしてしまうのだ。
だが、こういう時に限って釣れなかったりするので、あまりワクワクするのはやめとこう。
とするのだがワクワクしてしまう。
着いたとたんに眠くなり、ボートの中で寝てしまうというオチかもしれん。
う〜ん、寝た方がいいか?いや、寝る時間はない。
などと考えているうちに、出発の時間である。
釣果は、次回に発表、、、する程釣れたら、します。
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第88話(5/29 THU) |
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サラさんの日記を読んでいて、先住民族の研究をしてるカナダ人(だっけ?)の事が書いてあった。
実は僕も昔から、インデイアンやアボリジニ、はたまたマヤ文明とかに興味があって、
本を読んだものだ。
インデイアンはアメリカ大陸にもともといた人々なのに、どうして日本人に似てるんだろ?
と思った事がきっかけで、興味をもっていくうちに、カナダに住むクリンギットという民族の事を知った。
彼等はインデイアンよりも顔つきが日本人っぽい。 考えたらエスキモーもそうだ。
サラさんが撮って来た北方民族資料館(だっけ?)の写真の中で木彫りの顔の塔
(トーテムポールって言うのかな?)がある。 これを見て、「はっ!」とした。
クリンギット族が祭っているものと、同じだ。
今じゃ、東洋と西洋、日付変更線で別れているけど、もともとそんなものは
後でつけたものだから、関係がないのだ。
アイヌやエスキモー、クリンギットはもともと同じなんじゃないか?
その昔、彼等は大陸をはさんで行き来してたに違いない。
それに、アイヌの人達と沖縄の人達の顔つきはよく似ている。
南米に住むインデイオ達にも似ている。
そう思うと、もともとはみんな同じなんじゃないかと思えてくる。
ノアの方舟が着いて、東に行った者が東洋人、西に行った者が西洋人となったという
伝説の事を思い出した。 これが本当の事なら、この地球に住む、全ての人は、
舟に乗っていたわずかな人達の子孫という事になる。
そんな壮大な想像をしてるうちに、おっと朝の4時になってしまった。
寝よっと!。
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第87話(5/22 THU) |
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BBSのちいちゃんの書き込みは、いささか感動するものがあった。
音楽を仕事にすると忘れてしまいがちな、大切な事を思いださせてくれる書き込みだった。
どうしたらもっとうまくなれるのか、一生懸命だったはずなのに、
いつしか仕事慣れし、探究心を忘れてしまいがちになる。
いくらプロでやってるとはいえ、上には上がいる。
外国のプレーヤーのスンゲエ演奏を聞いた暁にゃ、ミュージシャンやめようと、何度思った事か。
「下手でもいいから、のれる演奏をしたい」という、ちいちゃんの言葉は、
音楽をやる者、全てが目指すところだ。
そこにプロ、アマは関係ない。
パパさんの言うように、肩の力を抜いて、リラックスして、楽しもうとする事が大事だと思う。
そのために、死ぬ程個人練習をする。
今日は、ウエルカムバックというライブハウスで、セッションをしてきた。
以前西荻窪でやった時よりも、リラックスムードで楽しくやれた。
でも、まだまだカタいのだ。
さらに永遠のテーマへの追求は続くのである。
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第86話(5/14 WED) |
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まどかが1人旅に出ている。
1人で寂しくないかな?と「南国はいかがかな?」とメールしたら、
「現地で友達になった子とドライブ中」と返ってきた。
さすが、何処にいってもすぐに仲良くなれる人だ。
その後、「日本最南端の地」という写真メールが届いた。
波照間島だそうである。
もう、台湾の方がはるかに近い場所である。
日本の南の果てでも、携帯は通じるのか!と小さな感動をしつつ、
10年前に行った石垣島を思い出した。
その時に行きたいと思って行けなかった所がある。
「池間島」である。
宮古島の北に位置する、小さな島であるが、近年橋がかかり、
観光客がどっと増えた事で、話題にもなってるらしい。
僕の祖先は、そのあたりの人じゃないかな?と勝手に思っている。
事実、沖縄には、「池間さん」は多数いる。
その昔、南西諸島から船を出し、ドンブラコドンブラコ(死語か?)と
着いた所が静岡の海岸だった、、、なんて想像を巡らせたものである。
よし、いずれ行くとしよう!。 現地の池間さんと友達になろう!
と思うのであった。
その後、またメールが入り、「寂しかったら、こっち来れば?」だと!。
す、すぐには行けんっ!
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第85話(5/06 TUE) |
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末原さんにギターを弾いてもらうために、彼の家におじゃました。
「美しい星」のインストバージョンを作る事になり、ギターでメロを弾いてもらう事にしたのである。
データーをハードデイスクに入れ、彼のコンピューターで開き、録音して、
持ち帰り、僕のコンピューターでトラックダウンする。
世の中便利になったもんだ。 レコーデイングスタジオが繁盛しない理由も分かる。
自宅で本格的なものができるし、ミュージシャン同士のデーターやりとりで、
相当なものができてしまうんだからね。
自分の仕事を中断してまで、弾いていただけるってんで、恐縮ぎみにお邪魔し、
持参した外付けハードディスクをファイヤーワイヤー端子に接続。
、、ん?、、認識しないぞ???
おかしいな。 と彼が端子を一回引き抜いたその時に悲劇は起こった!。
マックが突然終了し、その後何度スタートボタンを押しても起動しなくなってしまった。
壊れた? 彼の作業中のデーターは飛んだかも、修理に出したらいつ直る?、、、。
いろんな心配が脳裏をよぎる。 だって僕のせいでクラッシュしたようなもんだからね。
末さんも「ヤバイな〜」と笑いながらも目がマジ。
アップルのサポートが時間が遅くて終わってるし、マックのお助けマンは電話しても出ない。
刻々と時間は過ぎる、、、。
突然末さんがこう言い出した。 「よし、もう1台買おう!!」
なんちゅう人じゃ!
思い立ったら即行動ってんで、近くのマック屋さんに。
ついでに、壊れたマック持ってってみよう。
店員さんにマックを預けて、どのマックにしよう?などと物色を始める。
すでに、完全にお買い物モードと化した末さん。 なんだかとっても嬉しそうだ。
「やっぱノートブックがいいな!」などと盛り上がっている我々に、先程の店員さんが、やってきた。
「あの〜、、起動しましたけど、、。何の異常もないみたいですよ」
、、、へ?、、、。
家で何度も起動しなかったのに、店ではちゃんと起動してやんの。
いったい何だったんだ?
今にも「これください!」って言わんばかりの勢いだったのに、
購入モードはシュルシュルル〜と鎮火したのであった。
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第84話(4/30 WED) |
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TOPページや、BBSにも書かれてるように、
USENで僕のアルバムがリクエストすれば、聞けるようになった。
去年、アルバムを出す時に、「有線でかかったら、いいよね〜」
などとみんなで話していた事が現実のものとなった。
USENに特別なコネクションがある訳ではなかった。
どうすれば、自主制作CDの分際でかけてもらえるのか?さえも分からない。
「飛び込みで行ったらどうですか?」と友人に言われたけど、そんな度胸はない。
渋谷の有線ビルの前を通るたびに「いつか、きっと。」という想いが浮かんでは消えていった。
松谷が生前、ある人を介して紹介してくれた人に偶然再会した事から、
この想いは急速に実現へと向かった。
詳しくは述べないが、人が人を呼び、気がつけばUSEN ビルの中で、打ち合わせをしていた。
そこに居合わせていたのがS氏であった。
最初彼は、気難しそうに話を聞いていたが、僕のCDジャケットを眺めているうちに、こう、言い出した。
「このCDの問い合わせ先になってる、喫茶あい は、弟子屈の山本さんですよね?
だとしたら、僕のサッカー部の先輩です。 一緒にサッカーをしてた人です。」
?????。 最初何を言ってるのか、分からなかった。 彼は弟子屈出身者だったのだ!
何という巡り合わせであろうか!。 砂漠で宝石を見つけるようなもんだ。
リクエストが可能になっただけでも、嬉しい事だけど、
彼との出会いは何か凄いものに導かれたような気がした。
CDを出して1年、より多くの人に聞いてもらうには?と想い続けてきた一つの節目が有線という形で現実となった。
でもリクエストがなければかからない。 皆さんの協力が必要です。
有線の入ってる所に行ったなら、ひとつリクエストをしてみてください。
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第83話(4/22 TUE) |
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夏みたいに暑い!と思ってたら、今度は寒い!。
どうなってんだ?ここんとこの天気は。
と、思わずにはいられなかった20日、行ってきました横須賀アンジェロ。
やってまいりましたよライブ。
アンジェロという店、初めて行ったんだけど、これぞライブハウス!!って感じの店で、
すごく雰囲気のいい店。 ステージも広くて、モニター環境もバッチリ。
雨だったせいもあってか、お客さんは予約数の半分しか来てないみたいだったけど、
みんな音楽を楽しみに来た人達ばかりで、中には外人さんもいるぞ。
英語の発音は大丈夫か?とか思いつつ、ライブは始まったのであった。
以前の日記にも書いたが、ベース弾きながらのソロボーカルは難易度A
である。
1ステージ目で「春はくるから」2ステージ目で「君がきみらしく」「美しい星」
を歌わせてもらったのだが、自分としては、まあまあ納得のいく出来だったと思う。
前の日に必死こいて、一夜ずけ練習したのがよかったのか?。
見てる人はどうだったんだろうか?
御意見、御要望をお聞かせください。
CDを購入してくれた人が「詞を聞いてたらジーンときた」と言ってくれた。
見ず知らずの人と音楽で繋がる至福の瞬間だ。
こういう事を言ってもらえると明日もがんばっちゃおう!なんて思う。
お客さんから元気をもらえるなんて、なんて幸せな仕事なんだろう!。
この機会を作ってくれた津久井くんに感謝。
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第82話(4/16 WED) |
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津久井くんのステージを見にきたお客さんの中で、札幌の人がいて、
その人が、去年3月にでた北海道新聞の記事の事を覚えていてくれた。
その人も思いがけず僕に会ったので驚いていたようだったけど、僕も驚いた。
凄い事だと思う。 うれしい事だ。
その人が札幌に戻って、CDを注文してくれた。 ありがとう。
CDを出して1年がたったが、今だに注文を頂くのはこの上ない喜びである。
本当にやってよかったと、つくずく思う。
CMも週に4〜5回、1日に一回だけという放送なのに、気になって、ネットサーフィンして、
このサイトに着いて注文してくれる人がいたりして、本当にありがたい事だと思っている。
今日は20日に行われるライブのリハーサルであった。
ベースを弾き、コーラスをとるくらいは、さほど難しい事ではないが、
自分の曲をベース弾きながら歌うのはやはり、至難の技であった。
1にも2にも練習じゃ!とか書いておきながら、何にもせずに今日を迎えたタタリじゃ!
と思うくらい歌えなかった、、、、がんばります(汗)。
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第81話(4/13 SUN) |
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このところバタバタである。
北海道に行く前までは、けっこう時間をもてあましていたのだが、帰ってきてから、
人から頼まれた仕事やら、急きょアレンジをしなきゃならん事になったりで、また夜形人間に戻ってしまった。
家で仕事をする時は、なるべく食事を自分で作るように心がけている。
外食はどうしても、肉が主体になるし、野菜が不足になるので、
せめて家では野菜をとろうと思って作るようにしてるのだ。
どうやら、料理する事は嫌いではないらしい。
後かたずけが嫌いなのだが、、、。
とはいえ、レパートリーがある訳ではないので大したものは作れない。
せいぜい、焼くか煮るぐらいで、揚げるとか蒸すとかいう芸当はできないのだ。
最近スーパーで気になる食材がでてきた。それは、ソラマメである。
豆類の中ではとびきりデカイし、ほのかに光沢がある。
なんか食い物のようには見えず、プラスチックでできてるように見える。
ウチの実家でも、このソラマメにはお目にかかる事があまりなかったのも手伝い、
馴染みがないのである。
ソラマメのパックを手にとり、ジーっと見つめていても、気持ち悪がられるといけないので、
カゴの中に入れ購入してしまった。 これで何をつくるか何も考えずに。
家に帰ってきて、考えた。 これは塩茹でするものであろう。
1つ手にとって、また考えた。 これは、そのまま茹でるものなのか?
それとも、サヤから出してマメツブだけを茹でるものなのか?
枝豆をゆでる時はサヤから豆を出したりはしないよな。 よし、サヤごと茹でよう。
でもデカイから、火が通るのに時間がかかろう。 よし、圧力ナベを使おう。
圧力ナベを取り出し、塩を入れ、火をつけた。 ほどなく蒸気があがる。
2〜3分たったところで火を止め、蒸気を抜いた。 豆のいい香りがする。
熱が冷めるのを待ち、フタを開けた。 ここまでは良かったのであるが、、、。
中のマメはぐしゃぐしゃになり、柔らかすぎて食えたものではなかった。 トホホ、、。
料理をしてると、たまにこういう失敗をする。
料理する事と音楽を作る事はよく似ている。 素材がよくても、サジ加減、火加減で
ウマくなったり、マズくなったり、味はよくても、盛り付けがまずそうだったり、
適当に作ったものが、とびっきりウマかったり。
音楽も料理も奥が深い。 音楽やってなかったら料理人になってたかもね。
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第80話(4/9 WED) |
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最近、津久井くん(元classというか、元t2k)と顔を会わす機会が多い。
4/20に横須賀のアンジェロというライブハウスで彼のライブがあるんだが、
僕も3曲ほど歌う事になった。
ただし、ベースを弾きながらである。
いつもは、弾き語り状態だからピアノだが、今回はバンド形態、ベーシストとして
呼ばれてる訳だから、僕がピアノに行っちゃったらベースはいなくなるのよね。
昨日、田辺から電話があって、「オレ、ベース弾こうか?(ウレシそうに)」と言われたのだが、
そうなるとシンセ弾く奴いないし、ピアノで歌う事は断念せざるを得ない。
ベースを弾きながら歌うのが難しくて、ピアノで歌い始めた訳で、ベーシストとして
やってる僕がそんな事言っちゃイカンのだろうが、ホントに難しいのだ。
それは僕がベースラインを、もう一つのメロデイだと思ってるからなのだが、
今回、がんばってみようと思っている。
ステイングや、ポールマッカートニーがやってるんだから、できない訳はないと、、。
1に練習、2に練習ですな。(ホントに練習するのか?)
実は僕は練習が苦手で、家ではほとんどベースにさわりもしない。
もっぱら、ギターやシンセばっかり弾いている。
ベースっていう楽器は、コード楽器ではないので、ひとりで弾いていてもつまらないのだ。
ギターと歌、とかピアノと歌、ってのは存在しうる。が、ベースと歌だけってのは、
ちょっとマヌケな感じになってしまう。
ところが、こないだお笑い番組を見てたら、ベース弾きながら歌う芸人が出てた。
コードがない分、スカスカなんだが、勢いで歌ってた。
これって、「アリ」かも?今度やってみっか?
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第79話(4/4 FRI) |
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4月に入り、東京は桜が満開である。
暖かくなったとはいえ、夜桜を楽しむ程暖かくはない。
夜はけっこう冷える。 にもかかわらず、宴会を催してる人達がいた。
酔っぱらっちゃえば寒くないのかしらん。
かつて、桜の木の下で宴会を催した事がなく、いまいちあのノリが分からんのである。
僕にとっての花見は、木の下から上を見上げる。
幾重にも重なって見える桜の花の向こうに、空が見える。 その情景を楽しむのが好きなのだ。
ただし、これは首が疲れる。 3分も首を上げれば、痛くなってしまう。
その行為を3〜4回くり返せば、桜のきれいさよりも首の痛さの方が勝ってしまう。
なんと短時間で済む花見であろう。
桜の木の下にいると、何か気分が良くなる、というか元気になる気がする。
春という季節のもつエネルギーというか様々な植物や動物が活動をはじめる
力を感じる事ができる気がする。
だが、こと人間に関してはおかしい人も出てくるのが春だ。
今日、明治通りを運転中に左側から人が飛び出してきた。
急ブレーキで止まると、そのオヤジは僕に怒っている。
向こう側を指さし、「青だぞ!」と言う。(そこは信号機のある所じゃないんんだよ)
反対側を見ると、銀行の駐車場があり、その入り口のランプが青なのである。
そのオヤジは何台も車に急ブレーキをかけさせ、「青だ、青だ!」と怒りながら、渡っていった。
やれやれ、、、である。
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第78話(3/31 MON) |
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管理人サラさんの日記を覗いてみた。
ローリングストーンズの事にふれていて、彼がミックジャガーに似てると言われる事が書いてある。
北海道以外でこのサイトを御覧の方は、サラさん(北海道弟子屈町在住)の顔は、
ほとんどの方が知らないと思いますが、よく似ています。
一度会ったら、「うん!似てる。」と思いますよ。
もちろん彼は日本人ですし、酪農をされていた方なので、ミックのように
荒々しい感じは全然ありません。
牧歌的という言葉がぴったりな性格の方です。
でも笑った時の顔などは、よ〜〜く似ています。
来月から、弟子屈町のアイヌ民族資料館に行って、ミックに似た人を見つけたら、
その人がサラさんです。
もし、サラさんがロックスターになっていたら、ミックのようにワイルドになっていたかもしれませんね。
・・・という事は、ミックがもし、酪農家になっていたら、
サラさんのような、おっとりした性格だったかもしれない、という事になりますな。
ミックが長靴はいて牛舎で乾し草を牛にあげてる姿を勝手に連想してしまった。
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第77話(3/28 FRY) |
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北海道から帰ってきて、靴下のペアが合わないものが2つくらいあり、
何処へいってしまったのか?と思ってたら北海道にあったのね。
(BBS参照)
29日にライブをやる。 どんな曲をやるか?というコンセプトではなく、
3月生まれのミュージシャンでやろう!という企画である。
言い出しっぺは星川薫で、相変わらず発想がとっぴょうしもなく、ユニークな男である。
星川とサックスの山本はじめ、ピアノの大山、そして僕が3月生まれである。
(ちなみに今日だったりして)。
この4人であとドラムがいれば、バンドができるじゃん!って事で3月生まれのドラマー捜しが始まった訳である。
友達のミュージシャンに会う度に「ねえねえ、3月生まれのドラマー知らない?」
と聞くのだが、ほとんどの奴は「は?、、何で?」と返される。
企画内要を説明すれば分かってもらえるのだが、説明するのにも飽きてしまい、
結局断念するに到ったのである。
しかも、大山が、仕事が忙しく参加できなくなり、「3月生まれバンド」は
あえなく、「おないどしブラザーズ」となった訳である。
しかし同い年は僕と星川そして上野だけだったりする。
まっ!いいか。
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