<300本安打>
イチローと競うわけではないが自主研修登山届け数が300本を越えようとしている。あ、年間じゃないけどね。
山塾登山本科卒業後に、山塾に残りもう少し山を勉強してみたい、そんな気持ちをつくる術委員会。自分の山登りを見つけたい、より深く山を追求したい、それぞれにイーブンな関係性を構築しながらゆっくりでもいいから、などを基本としている。
2000年前後の山塾では課程修了、卒業後はバイバイ。残留や自主を積極的に認めない方向に進んでいた。
その時、自分(ら)は自主研修が山塾の魅力でもあるし事業に迷惑のかからない範疇、自己責任でそんな場を認めてもらえないかと2001年の秋、また2002年の秋に主宰との話し合いで認可。それと同じ時期、卒業間近な22期メンバーの熱き情熱とパワーの相乗効果で2003年に一般集会・山のサロンからはじまり、6月以降は技術委員会として毎月会が開かれるようになった。
その年のはじめに実質的に自主研修山行の管轄がスタート。そこから数えて約300近くという数字になる。中止などもあるから山行実数とは違うが、2001年のころは20くらいだからね。もっとも2001年前後は知る人ぞ知る地下組織?!非常識倶楽部や生活向上委員会なんてことで、表の記録に残らない活動もあったな。これは若くても古い?同人に話しを聞けばわかるかも。
ところで意識しておくことがある。それは技術委員会が山塾(株)の事業展開の一環ではないということだ。そんな訳でいろいろな矛盾や問題も内包しているが、技術委員会が目指すもの、登山の世界のオピニオンリーダー、エポックメーカーを目指すなんて意識していいもいいだろうが、でもゆっくり自分スタイルを構築するのもいいし、ともかくステップは地道に焦らずが基本、生活に根付いた山かな。自分の力やメンバー構成にあったプログラムで進めば、いわゆるリスクの高い企画も、ひと昔前に比べると(受理)いける可能性がある。まあ、そうしたんだから(強気な発言、言い過ぎ?!)。ともあれ、その分の責任や義務も生じてくる。遭難などのトラブル対処を含め、この場(技術委員会)を育むということも。中々厄介なこともあるし、忙しいし、遠隔地だしといろいろあるよね。でも、それでも気持ちがあれば自分の場は作れる。こんな一言でしか言えないけど、言葉の裏はそれぞれ検討ください。
300本までの時間もたち、メンバーも微量・微妙にではあるが変遷もあるし、技術委員会の根本基軸は変えないけど、マイナーチェンジを交えながらが今後の展開になるのかな。それにしてもよく続くよな〜。週末ごとに山にいくなんて。いいことです!?
ところでガラリ。催眠誘導や催眠術というものがある。怪しげな雰囲気もあるが、心理療法にもあると思う。聞きかじりの話なのだが、基本的には理性の低下を誘うのだそうで眠らせてコントロールするわけではない。大脳皮質に代表される理性なる部分をリラックスさせ、その人の本能やその周辺をいかに引き出すかいうことらしい。理性の低下へのアプローチとして副交感神経系をリラックスさせる。身近なところや、理性で考えても整合性のある題材から話しをスタートする。「リラックスしてください」からはじまり、「夏だと思ってください。暑いと思いませんか」からだんだん宇宙に・・・「鳥になったつもりで、自分を表現してください」となっていくらしい。
理性で考えれば???のようなことでもいきなりでなく、リラックスさせ、ここでいう理性の低下状況をつくりだせば以外に簡単に???なことでも従うらしい。ことばも命令文であることもミソ。日常にも似たようなことは多々ある。劇場での映画観賞など、座ったままの多くの人を悲しくさせたり笑わせるなど一種の集団催眠。こんなことができる監督や演出家らは立派な催眠術師だそうだ。そうでない場合もあるけどね。そうそう催眠誘導には交感神経系活用してもできるようだ、何かに没頭させる・・・踊りまくるとか体を動かす形で理性を低下させる。先のリラックスと比べ躍動的だけど同じ効果があるらしい。いわゆるトランス状態、そこでは???でも従ってしまう・・・
これは自分でそうすることも可能なわけで、四六時中、山関係に没頭・・・理性の低下・・・な訳ないか。