4月7日 技術委員会報告
<日時/場所>平成16年4月7日(水)19:00〜/無名山塾事務所会議室
<出席者>阿出川・岩本・金沢・草野・工藤・久野・坂口・田口・日浅・福田・松本・山野(美)・横川・渡部
<内容>
1)事務連絡・その他
新規に研究生が増えた新年度最初の会。自主研修山行届けと山岳保険の意味、山塾での遭難対策体制についての再確認。
2)南八ヶ岳集中企画の報告および反省
日程:3月27日(土)〜28日(日) 担当:伊藤(幸)
1.阿弥陀岳北稜(27日):伊藤(幸)・田口・山野(昭)・山野(美)
・雪が思ったより多かった
→雪崩対策など前日までの天気を調べておく必要あり。
・下山路について
→中岳沢を下降したが雪の多さを考慮すべきだったかもしれない。
*雪の少ない山域ではあるが、雪崩に対する油断は禁物!
2.横岳石尊稜(28日):伊藤(幸)・田口・横川
・岩、草付、雪のミックスではギアの選択などが難しい。経験を積んで
取り扱いに熟達したい。
・雪や草付の摩擦などで思ったよりロープが重くなる。
3.ツルネ東稜〜赤岳〜硫黄岳(縦走):松本
・トレースがなくラッセルとなり苦労した。
・稜線で1箇所ナイフリッジあり→崩して通過。
4.赤岳鉱泉〜硫黄岳(往復):沢口・坂口
・例年より雪が少ないと感じたが、直前に降雪があったとのこと→高度あるいは場所の差か。
3)春山雪訓の反省
日程:4月3日(土)雪山サバイバル/4日(日)ピッケル&アイゼンワークを学ぶ会
・研究生以上と本科生と、それぞれ別メニューで組んだ方がよいのではないか。
・技術水準は下げたくないことと技術の共有を考え、本科・研究生と分けた別メニューより
事前の机上や、ロープワークその他、精度を上げる取り組み方も検討したい。
・ロープワークについては、さらに詳しい説明やフォローアップが必要なのではないか。
・ビーコン操作などの基本訓練は、習熟度に拘わらず、毎年実施すべき。
・スタンディングアックスビレイについての考察および検討。
4)岩の技術確認会について
日程:4月24日(土) 担当:横川
場所:天覧山の岩場(8:00集合…*集合場所については検討中。)
対象:研究生以上
担当者より、事前資料が配布され、当日実際に確認したい事項についての様々な検討および提案などについて意見が交わされた。
<<<次回の技術委員会>>>
<日時/場所>5月12日(水)19:00〜/無名山塾事務所会議室