自主の記録
2005/7/16(土)〜18(月)
北ア/燕岳〜蝶ヶ岳
◆メンバー 松永己幸(L)、松本善行
◆記録 松永己幸
丁度一年前入塾する前に友人と常念岳に行く計画を立てたが、残念ながら実行することが出来なかった。今日はリベンジ企画である。更に冬山を目標に下見を兼ねる。
23:59集合 夜行列車ムーンライト信州に乗り込み、朝起きると穂高駅に着く。さてさて、中房温泉からの出発だ。
歩き出した途端足が進まない、雨が降っているからなのか、ザックが重いからなのか。三連休の初日と言うこともあり入山者が非常に多く、“行列の出来る山”状態で、とてもゆっくりペースなのでホッとした。合戦小屋でのスイカはうーんと甘かった、ご賞味あれ。
夜行列車ということもあり、あまり睡眠時間が取れなかったので、カモシカ以来の舟漕ぎ山行。燕山荘のテン場に着いたらまず一眠り、朝まで爆睡するかと思うほど寝てしまった。燕岳にいるイルカに会いたい一心で起き、燕岳へピストン。この頃には雨も上がり厚い雲に覆われていた。燕岳ではイルカ型の岩だけでなく、雷鳥に出会い、コマクサのピンク色の絨毯に出会った。コマクサは強風に耐えながら健気に生きていた。
二日目は打って変わった良い天気である。槍・穂高連峰は薄雲がかかったり晴れたりを繰り返していた。今回、大天井に登った時丁度雲に覆われてしまった。常念小屋のテン場に着くと非常に暑く梅雨が明けたかと思われる程だった。晴れた槍ヶ岳をバックに夕飯をとるのは最高のロケーションだ。
最終日、念願の、一年越しの、常念岳。素晴らしい天気で、私の一年分の気持ちを知っているのかしらと思ってしまう。常念岳の山頂から見る景観は感動的、槍・穂高連峰の展望一年間これを夢見て来たのだ、幸せを感じた。更に富士山、北岳、甲斐駒、御岳までも見ることができた。あの素晴らしい景色をみて、次は槍に行きたいという気持ちが湧き上がってきた。
【行程】
7月16日 中房温泉(6:00)〜燕山荘(11:40)
7月17日 燕山荘(6:40)〜大天井(9:00)〜常念小屋(12:00)
7月18日 常念小屋(6:40)〜常念岳(8:40)〜三股(15:20)