自主の記録
2005/7/10(日)
丹沢/モミソ沢〜小草平ノ沢
◆メンバー 松永己幸(L)、松本善行
◆記録 松永己幸
タクシーの運転手さんに昨夜は随分雨が降ったので気を付けて行ってねと言われた。どれだけの降雨量があったのだろうか。モミソ沢の入渓点で運転手さんの話の訳が分かった、多い水量の水無川の徒渉から始まる。ガイドブックには水と戯れる沢ではない旨が書かれているがとんでもない、シャワークライミングを繰り返す。パートナーの話によると何度も来ているがモミソ沢でこれほど濡れるのは初めてであるとのこと。ロープを出したのは12mの大棚のみであったが、核心部ではちょっとドキドキした。
尾根に上がると雲が湧きあがっていて、とてもひんやりしていた。ハイカーにパトロールですかって声を掛けられた時は思わず噴き出しそうになった。
小草平ノ沢を下る時、倒木ばかりある急坂の杉林を下降したのでロープを出す程のひどい藪漕ぎであった。沢の下降は勉強になる、講習で問題なく登った所が下れない、支点を探し懸垂下降する、ロープワークも難しい、ただでさえもたもたしているロープワークなのに濡れたロープは重いし滑らないし絡まるし。これは更に練習を積まなくてはいけないと実感した。
勘七ノ沢の出合いから勘七ノ沢F1を見学に行くと、“ゴー”という音と供にものすごい水量の滝が現れる。自主計画が勘七ノ沢でなくて良かったなぁ。
本日の最大の反省は、終了直前の堰堤で足を踏み外し落ちそうになった。気を抜いた訳では無いが、失敗は許されない。