自主の記録

2005/7/17(日)〜18(月)
奥多摩/小雲取谷


◆メンバー 南谷やすえ(L)、久野眞由美、福田洋子、伊藤幸雄、伊藤栄子
◆記録 南谷やすえ


 今年初めての沢での一泊。奥多摩駅9:14集合。しかし伊藤夫妻が電車に乗りおくれ集合は9:50となった。携帯をあとでみたら着信9回になっていてビビった。
 GOGO大ダワ林道!しかし、八丁橋付近で通行止め。予定より2時間ほど多く歩くことになった。その間ワテはバテてしまい、みるにみかねて幸さんがザイルをもってくれた。しかし、長沢谷の沢のそばでどうもひだる神か妖怪こなきじじいにとりつかれたらしく、疲れてないのに足がちっともあがらない。そのうち乗越して水平道にはいり大雲取谷を眼下に見ながらビバーク適地を発見。もう少し先まで行ったが結局そこでビバーク。
 まずはタープを張る。今日は夕方雷雨の予定。それに耐えうる空間を作ろう。思いっきり3枚のタープを使って寝床はできた。
 次は焚き火焚き火。これが今回の最大の重要課題。ワテはテンカラで岩魚を釣りに行った。さてクノッチと福ちゃんは必死で火をおこしていたがなにせ梅雨でコケの生えた木なのでなかなかうまくおきない。夕食は前日ワテとクノッチで河辺のスーパーオザムで仕入れたすき焼き。食当栄子さんがちゃくちゃくと準備をする。たまにはみんなで食べるのもいいものだ。
 さて、食事が終わると雷雨。広いタープの下でのんびりした。クノッチは火が消えないように何度も焚き火のそばへ行っていた。雨が上がり焚き火の周りでぶひょぶひょする。花火もした。幸さんとクノッチは酒を飲んでいた。そろそろ寝る。ちょっと寒かった。夜中にうとうとしていたらシュシュシュとワテの足元を駆け上がってくるものが!イノシシの子供かと思ったらクノッチの足だった。
 翌日はよい天気で小雲取谷の出合いより苔むした原生林・日本庭園のような眺めを楽しみ最後もたいした藪こぎもなく小雲取山付近に出る。いい眺めであった。そして富田新道をくだり大ダワ林道をへて八丁橋付近の車へ。帰りに奥多摩駅前の食堂でたべた野菜炒めはおいしかった。


【行程】 
7月17日 日原林道(10:30)〜大ダワ林道(12:30)〜テン場(14:00)
7月18日 スタート(7:00)〜F12段8m滝〜赤岩〜頂上(13:00)〜富田新道〜八丁橋(16:00)