講習山行の記録

2005/5/29(日)
丹沢/勘七ノ沢

◆メンバー 工藤寿人(講師)、田中治男、福島彰男、松永己幸、小室宏文、小室郁子
◆記録 田中治男


 天気予報に反し汗ばむ陽気となった。大倉バス停は清掃登山の人々、その他もろもろで結構にぎわっていた。駐車場から沢取りつきまで平坦な道を約1時間徒歩。車利用の人をうらやましく思ったが、前泊の人は前夜の酒がぬけたのではないだろうか。
沢に入るといきなりそれなりの滝が。(F1)順番待ちで他のグループの登攀の仕方、ガイドと思しき人のすばやいビレイの動きは参考になった。わがグループは福島さんがリードして登った。
 F2、F3、F4をこえ昼前に2段の堰堤へ。意外に難しい。しかし他の人が次々に越えていく中、ここを越えないと昼飯にありつけない。しがみつきながらも何とか越えられた。続いて本日のメインとなる大滝へ。
 (F5)15mは下から見ると結構な高度だ。誰も高巻くと言わず、松永さんが果敢にもリード。ここでも後に続くのは気が楽だ。その後はゴルジュ帯、ガレ沢を地図、コンパスを片手に進む。二俣、三俣と所々別れていて間違えやすい。意外と高度差があり、最後のほうは結構バテた。
 何とか登りきると懐かしき花立山荘の裏に。しばし休憩の後大倉尾根を下山。勘七の沢は表丹沢で1,2を争う人気の沢とのこと。多くのグループがいたが、確かに短い距離の中にいろいろバリエーションに富み結構楽しめたと思う。次の課題は自らリードすることだ。


【行程】  出合(10:05)〜F1〜F4〜堰堤(12:00/12:30)〜大滝〜ゴルジュ帯〜ガレ沢〜三俣(15:30)〜花立山荘(16:00)〜大倉(17:00)