自主の記録
2005/4/23(土)
三ツ峠/RCT
◆メンバー 横川秀樹(L)、山野美香
◆記録 山野美香
裏三ツ峠登山口駐車場への道路が閉鎖されていたので少し手前の空きスペースに車を止め、1時間程歩いて四季楽園へ。
途中5cmくらいに発達した霜柱がいたるところにあります。どうやら今朝はずいぶん冷え込んでいるようです。四季楽園の裏手にトイレがありますが、凍結のため使用禁止でした。
たしかに寒い、そして誰もいない…。そうです、この日は岩場に一番乗りでした。
静まり返った基部で登攀具を身に付ける間にも身体が冷えていきます。日の当たるところへ移動し今回の登攀のスタイルや気を付けることなどを横川リーダーよりアドバイスを頂き、まずは一般ルートへ取り付きましたが、岩が冷たく手はかじかんで思うように登ることが出来ません。指先の感覚がなくなり、一手ごとに息を吹きかけたり手を握ったり開いたりしてみてもいけません。1ピッチ登るのに随分時間を費やしてしまいました。つづくT字クラックとクラックでは手がかじかんでいるせいでもザックが重いせいでもなく単に技術的な問題と思われますが、3回もテンションをかけてしまいました。あ〜、情けない。それに加え、ギアの受け渡しを忘れて途中で余分に1ピッチ切ることになってしまい、大いに反省しております。
基部に戻り一息・・・入れているヒマはないらしい。すぐに中央カンテに移動して、2ルート目の登攀開始です。このころにはだいぶ暖かくなってきて、快適クライミングとなりました。
目標は3ピッチ3ルート登攀。3ルート目は残念ながら時間的にちょっと無理そうだったので、一般ルート左1ピッチを登り、トップロープをセットして1本ずつ登り終了となりました。
今回はアブミを腰にぶら下げ、ザックを背負い、長いピッチを休みなしに登攀するという本番へ向けてのトレーニングが目的でしたが、スムーズにいかない部分もたくさんあり、課題山積みではありますが、歩みは遅くとも少しずつでも身に付けていきたいと思っています。