自主の記録
2004/12/11(土)
八ヶ岳・裏同心ルンゼ アイスクライミング
◆メンバー 横川秀樹(L)、伊藤幸雄(SL)
◆記録 伊藤幸雄
8:00美濃戸口集合、10:00赤岳鉱泉着。八ヶ岳には雪の気配がまったくない。
今シーズン、一発目の足慣らしとして裏同心を選んだものの氷が付いているのか不安になる。10:40赤岳鉱泉を出発し裏同心の出合に向かう。
11:15裏同心出合着、うれしいことにF1には氷がしっかりと張っていた。ルート集に書いてある通り、八ヶ岳で最も早く氷結するようだ。しかしシーズン始めの人気ルートでもあるためか混みあっているのは確かで我々の前にも3パーティも並んでいた。
11:50横川リードでF1スタート。久々のアイスで心地よい緊張感がはしる。
意外と氷は硬め、しかしアイゼンの食い込みが悪い。昨日研いでおけばよかったと悔やむ。
15mぐらいのF1を終了した段階で脹脛が張ってしまい、今日はリードは無理かなーと自覚する。
F2は約50mでこのルートの中でも一番長い、角度も70〜80度ぐらいであろう。これも横ちゃんにリード頼んじゃった。ここは最後の落ち口が若干いやらしいので注意が必要。そんな中、フリー(ザイル無し)で登るパーティに追い抜かれてしまう。
その抜かれたことよりもフリー状態で登る姿を見て嫌な感じを受けてしまった。まー経験が違うということでしょうが短くても垂直に近い氷瀑をノーザイルでは出来ません。
F3は8mで約70度の階段状で登りやすい感じを受けた。このころになると太陽の日差しを背中に浴び、気分も最高!
F4はナメ状で角度もあまりないのでそのまま直登し最後のF5に向かう。
F5は10mで80度ぐらいではあるが、このころになると氷も柔らかくなってきてアイスピトンの効きも悪くなってきた。そこは慎重に登る。右上には大同心の壁が大きく見えてきた。そして14:15終了。
帰りは大同心下の草付を右上して大同心稜に向かうが、これが意外と辛い。足が重く感じ息も荒くなってしまう。情けなー!
大同心稜を下り16:00赤岳鉱泉着。
この時期のアイスクライミングは暖かくてお勧めですよ・・。
【行程】
美濃戸口(8:00)〜車〜美濃戸(8:15)〜赤岳鉱泉(10:00)〜赤岳鉱泉(10:30)〜F1(11:15/11:50)〜F5終了(14:15)大同心稜(15:10)〜赤岳鉱泉(16:00)