講習山行の記録

2004/12/5(日)
基本ステップ/大倉尾根〜塔ノ岳 ボッカ訓練

◆メンバー 金沢和則(講師)、松本善行、岩本一郎、渡部吉実、小松清貴、伊藤幸雄、横川秀樹、 山野昭人、山野美香、福田洋子、久野眞由美、伊藤由以、伊藤栄子、阿出川忍、黒田記代、斉藤典子、小林幸恵、田中治男、松永己幸、福島彰男
◆記録 福田洋子


技術委員会・負荷(ボッカ)訓練実行委員会(係?)

 まずは、皆さんに御礼申し上げます。

 2005年12月5日、夜半より早朝まで吹き荒れる暴風雨で、電車等交通機関がマヒした為来られない方が相次ぎ、一時はどうなるかと思いましたが、無事に尊仏山荘の預かり品(500kg)を荷揚げする事ができました。本当にありがとうございました。

 思えば数ヶ月前の技術委員会、いつもの様に遅れて行ったら皆に満面の笑顔と拍手で迎えられて(む、な、何事…)と思ったら、「ボッカ係よろしく〜」パチパチパチ……。(シ、シ、シマッタ、そんな話が決まってしまっていたとは!!ガビ〜ン!!) 「し、しょうがない引き受けるさ」とは言ったモノの何すんの〜って感じ。

 去年までは講師や事務所が連絡入れて本科2年次生が前日から手伝う形だったようだけど、今年からは技術委員会が主体ってことだから…。そうか、連絡とか準備の段取りとかもしなくちゃいけないんじゃない。私のもっとも苦手とする、知らない相手に電話を入れるってのもあるよ。正直、困りました。

それでも従来の手はずや考えられること、やった事を羅列すると

 みんなの協力と応援があって、なんとかかんとかなりました。前述もしましたが皆さん(研究生・本科生・講師・同人・遠足・シニアの方・そして大幅に遅れてもがんばって来て最後の荷物を担いでくれた、みどるの方)本当にありがとうございました。そんなこんなで自分は任務が重すぎたのか?舞い上がりすぎたのか?体調悪く、荷揚げ自体を免除させていただいてしまいました(ゴメンナサイ)。

 デモね、そもそもボッカをこの時期にやる意味を自分なりに考えたならば、
 【冬の装備は重たいぞ!!シェラフだって厳冬期用だしアイゼン、ピッケル、スコップ、ゾンデにビーコンだ。おまけにテントもフライは冬用に雪が付いて、バリエーションに行こうものならザイルにガチャ等々】

 やっぱり身体を重い荷物に慣らしたり、どの位なら歩けるか体力を計っておくべきなんですよね。

 今回は当日に参加出来なかったメンバーも個々に自主ボッカで頑張った報告を寄せてくれました。私自身も翌週に、大倉尾根のような登りのボッカとは行きませんが地元のサークル仲間との山行では一人だけボッカ装備(19kgだったのが途中の峠ですいとん粉1kgに柚子を買ってしまった、合せて20kg強)で行ってまいりました。本格的な雪は今年の冬は遅そうで富士山での雪訓ですら雪があるかどうか危ぶまれ(ホントに無かった!)ますが年末から年始にかけて、又 この冬の山行を安心安全に出来るよう、心構えと体調・体力をこの時期は整えておくようにしたいです。楽しみたいですもんネ。