講習山行の記録

2004年3月6日(土)
下権現堂山・山スキー

◆メンバー 工藤寿人(講師)、伊藤幸雄(研修)、横川秀樹(本科)、他遠足倶楽部3名
◆記録 横川秀樹


  

 朝8時40分、待ち合わせ場所の浦佐駅に全員が集まった。今夜の宿「治兵衛」の車が迎えに来てくれている。私の車は、治兵衛の車の後をついていき、30分ほどで目的地のアクシオムスキー場(跡地)に着く。このスキー場は2、3年前に閉鎖されたらしく、リフトの支柱だけが寂しげに立ち並んでいる。
 駐車場はなさそう(雪に埋もれたまま?)なので、道路脇の歩道上に車を停める。小雨が降ったり止んだりするあいにくの天気の中、準備をして9時45分頃、出発。
 元スキー場のシール登高は、序盤緩やかで、それが少しずつ斜度を増していく。とは言え、充分に直登可能だが、講習なのでゲレンデ幅を一杯に使ってジグザグに登っていく。私と伊藤さんは、内心「なんでこんな緩い斜面をちんたら登らなきゃならないんだ、ブツブツ」と・・・、あっ、いや、めっそうもないです、工藤さん。そんなことは全く考えず、シール登高の良い練習をしていくのだった。
 そうこうするうちに、風がどんどん強くなっていく。空を見上げると、雲の流れがとんでもなく速い。稜線に出る地点では、ちょうどそこがコルになっていて風の通り道となるため、凄まじい状況になってきた。この日、新潟市では風速28mを記録したということなので、おそらくここでも、それを上回るくらいの風が吹いていたのではないかと思う。
 うまく風をよけられる場所を見つけ、そこでしばし休息。i-modeで予報天気図をチェックするが、到底回復は見込めないので、ここで引き返すことにする。時間は11時を少し回ったぐらいだった。
 さて、問題の下り。見た目は、ゲレンデそのものだが、圧雪されていないので、雪面から足裏へと押される力が常に変化する。整地されたバーンなら華麗なカービングターンを披露できるところだが、まだまだこういう状態には慣れていないので、体がついていかない。スキー板の中心に乗らなければという意識と、頭から前へつんのめりそうな恐怖心の板ばさみで、結局、後傾になってしまう。そのため、ドテっと何度も倒れてしまった。
 しかし、転んでも面白いのがスキーのいいところだ。滑っては悲鳴をあげ、転倒しては大笑い。その繰り返しで下まで辿り着く。所要時間は20分ぐらいだったろうか。
 早く終わりすぎたので、一旦宿に入ったあと、全員で須原スキー場へ向う。午後券を買って、3〜4時間ほど滑って一日を終えた。
 (翌日の守門岳は大雪のため講習中止となった)

  

  


【行程】
 アクシオムスキー場(跡地)9:45-稜線11:00-滑降開始11:20-アクシオムスキー場11:45