岩小舎 9
日和田山 自主トレ
7月20日
上田達夫
 7月20日、海の日、19期の有志4人で日和田山に自主トレに行って来ました。

 6月の山塾日和田の講習で、自主トレに向けて、特にトップロープの張り方を教えていただいたのですが、軟弱に集合時間を9時にしたために(その上私は30分遅刻…)ゲレンデに着いたときは、岩崎さん率いるシニア、広瀬さんの遠足倶楽部はじめ主なルートにはすでに張られていて、男岩の北面に2本やっと張れただけでした。

 初めてなので支点にボルト2ヶ所では不安で、山塾から頂いた短いロープでバックアップを取ったり、カラビナのゲートの位置、流動分散、etc.とやっているうちに時間ばかりかかってしまいました。こういうことが素早くできないと、実際のルートでは困るだろう、と反省。

 北面はほんの数メートルなので、何度も同じ所を登ることになりましたが、直前のうまくいかなかった部分を反省してすぐ試せたり、いろいろな動きにトライしてみたりと、かえっていい勉強になりました。

 8月の剣合宿での源次郎尾根30メートル懸垂下降に備えて、たった5メートルでしたが、何度も懸垂の練習ができたのもよかったです。

 午後には、すぐ隣で広瀬さんが遠足倶楽部の方々に講習をされていて、そのアドバイスやデモ登攀を横で聞いたり見たりしているだけですごい勉強になりました。山塾の19期ですと挨拶をしたら、いろいろ話して下さって、早く広瀬さんの講習に出られるようがんばろうという気になりました。もっとも、「僕の講習は一回目はやさしく、二回目はちょっと厳しく、三回目は翌日箸が持てない」ということなのでちょっと恐ろしい気もしますが…。

 次の日、何気なく見ていた『Rock & Snow』の小川山の紹介記事の中に「広瀬ダイレクトルート 初登 広瀬憲文 79年」とあって、スゴイ人と話していたんだなあと感激を新たにしてしまいました。

 これからも日和田には自主トレで何回も通おうと思った一日でした。
 
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