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2001年5月19日(土)天気:晴れ
この日は戸隠へ行くこととなった。これまで燕温泉の帰りに、そばを食べるために寄ったことはあるが、花を目的として戸隠を訪れるのはこれが初めてだ。この日のお目当ては、ミズバショウ。
写真、特に表記のないものは
カメラ:RDC-200G
撮影モード:1800×1200ピクセル1/18JEPG圧縮
フォトレタッチソフトで色調濃度の調整を行い200×134ピクセルにサイズ変更後、1/18JEPGで圧縮。
写真をクリックすると300%拡大写真になります。
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戸隠神社中社近くにある「うずら家」でそばを食べることにした。よく本に紹介されている人気店だけに、11時過ぎには行列が出来ていた。そばはうまいし、山菜のてんぷらなどつまみに事欠かないし、接客も気持ちよく、なかなかの好印象だった。
写真はこの店のオリジナル、霧下そば。 |
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うずら家の駐車場の片隅に咲いていた、ラショウモンカズラ。 |
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目的のミズバショウを求めて戸隠森林植物園を訪れた。駐車場近くのみどりが池には、ミツガシワの花が咲いていた。 |
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標高1400mの戸隠では、この時期にミズバショウを楽しむことが出来る。そのほかにも、カタクリ、スミレなど花盛りである。戸隠は地区全体が自然植物園のようで、道のすぐ脇にもミズバショウなどを見ることが出来る。
今年は鬼無里村の奥裾花自然園への道が土砂崩れで通行できず、その影響もあってか、かなりの人出であった。 |
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ミズバショウの近くには、ニリンソウ、リュウキンカ、そしてこのタチカメバソウなどが咲き乱れていた。東京から訪れるにはちょっと距離があるが、この時期の戸隠はおすすめである。
カメラ:Nikon F90 フィルム:Kodakゴールド100
スキャナー:Nikon COOLSCAN III 2700dpi
フォトレタッチソフトで色調濃度の調整を行い200×134ピクセルにサイズ変更後、1/18JEPGで圧縮。
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2001年5月18日(金)天気:晴れ
朝、長坂を出発し、清里、松原湖を経由して国道299号(通称メルヘン街道)の麦草峠へ行った。
写真はすべて
カメラ:RDC-200G
撮影モード:1800×1200ピクセル1/18JEPG圧縮
フォトレタッチソフトで色調濃度の調整を行い200×134ピクセルにサイズ変更後、1/18JEPGで圧縮。
写真をクリックすると300%拡大写真になります。
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麦草峠の手前で、白駒池に行くために有料駐車場(500円)に車をとめた。ここへ来る途中、高度が高くなるにつれ、残雪が多く見られた。
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ハイキングコースはまだ雪と氷に閉ざされていた。この時期の標高2100mは、まだこんな状態なのだ。
白駒池に続くハイキングコースは、苔むした倒木がとてもきれいだ。あとひと月もすれば雪が完全に消え、手軽に花を楽しめるようになるのだろう。 |
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白駒池は一周30分程度の小さな池だが、この日は雪に阻まれ、倍の時間がかかってしまった。しかしこの時期は人が少なく、神秘的な雰囲気があった。 |
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帰りがけ奥蓼科温泉郷にある、渋川温泉保科館で外来入浴。男性用の露天風呂は、開放的でいい雰囲気だった。 |
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2001年5月17日(木)天気:雨のち曇り
山梨県長坂の知人を訪ねた。前回訪れてからひと月がたち、山の風景はどのように変わっているだろうか。
この日は中央道諏訪南インターを13時頃降りた。原村にある「山の幸」で食事をするためだ。ここはそばがおいしいだけでなく、山菜のてんぷらや馬刺しなど、地のものを出してくれる。
山の幸
〒391-0108
長野県諏訪郡原村中新田18673
TEL:0266-79-6211 |
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原村から小淵沢に向かう途中、道路わきの林の中でベニバナイチヤクソウを撮影した。この場所は昨年、長坂の知人に教えてもらった場所で、知らなければ通り過ぎてしまうところだろう。可憐な花が、絨毯のように広がっていた。
カメラ:RDC-200G
撮影モード:1800×1200ピクセル1/18JEPG圧縮
フォトレタッチソフトで色調濃度の調整を行い200×134ピクセルにサイズ変更後、1/18JEPGで圧縮。
写真をクリックすると300%拡大写真になります。
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2001年5月14日(月)天気:晴れ
両国国技館へ、初めての相撲観戦に行った。数年前までは毎日大入りだったが、ここ数年平日は大入りにならない日も多い。指定席A(8,200円)を購入することができた。
写真はすべて
カメラ:PENTAX LX フィルム:Kodakゴールド100
スキャナー:Nikon COOLSCAN III 2700dpi
フォトレタッチソフトで色調濃度の調整を行い200×134ピクセルにサイズ変更後、1/18JEPGで圧縮。
写真をクリックすると300%拡大写真になります。 |
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両国国技館の1階はます席で、2階は椅子席になる。指定席Aは結構見やすい。この写真は座席から200mmレンズで撮影したノートリミングである。
土俵中央はタングステン光の照明で照らされているので結構明るいが、土俵の周りは意外と光量が落ちているのが、写真からよくわかる。F4開放絞りでもシャッタースピードは1/60から1/30程度だった。アンダー目に撮ってスキャンの際に補正をしようと考えて、1/75でシャッターを切った。ひざなどで出来るだけ固定をしたが、ピンぼけやブレの写真も多かった。感度400のフィルムにして、F5.6まで絞って撮るのが妥当だろう。開放絞りでの撮影が無謀なことはわかっているのだが、シャッタースピードを稼ぎたくなり、どうしてもやってしまうのだ。400の粒子の粗さはどうしても好きになれないのだが、もう少しましな写真が撮れただろう。 |
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テレビで見ていると冗長にも思える土俵の進行も、実際の現場ではテンポよく進んでいるように感じる。平日に時間が取れることがあれば、ぜひ国技館に足を運んでみよう。 |
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この場所14日目(この写真は2日目)の武双山との取り組みで足を怪我した貴乃花は、15日目に奇跡を起こすことになる。
小泉首相は「感動した」といったがテレビで見ていた私は、感動ではなく寒気がした。相撲がスポーツなら、あの怪我の状態で出場すべきではないと思う。やっぱり相撲はスポーツでも、格闘技でもなく、武道なのかなと思う。
あの状態で出場し、優勝した貴乃花は尊敬するが、あくまでも個人の判断を尊重し、選手生命を縮めるような選択を強いてはいけないと思った。
貴乃花の怪我がなおり、復活することを祈るばかりである。 |