2001年05月19日更新

写真日記(2001年4月3日〜5月1日)

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2001年5月01日(火)天気:曇り
玉川上水沿いを、羽村から立川まで歩いてみた。
写真はすべて
カメラ:RDC-200G
撮影モード:1800×1200ピクセル1/18JEPG圧縮
フォトレタッチソフトで色調濃度の調整を行い200×134ピクセルにサイズ変更後、1/18JEPGで圧縮。
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写真、羽村の堰青梅線羽村駅から10分くらいで羽村の堰についた。多摩川から水を引き、ここが玉川上水の基点となる。

写真、ヒエンソウ玉川上水沿いの遊歩道にはこのヒエンソウがたくさん咲いていた。23区内と比べると1週間くらい花の時期がずれているようだ。この写真、デジカメの割によく撮れたと思う。
このほか玉川上水沿いには、キンラン、ギンランなどの花があったが、金網などが邪魔になり写真は撮れなかった。この日は歩きに専念。

写真、昭和記念公園のポピーそろそろ帰ろうと思い駅を探していたら、昭和記念公園の玉川上水口に出た。「ここを抜けたほうが早かろう」ということで、有名なポピーもついでに見てきた。この日は約3万歩歩いた。

2001年4月27日(金)天気:晴れ
26日から28日の予定で、山梨県長坂の知人を訪ねた。大糸桜やももの花にはちょっと遅くなってしまったので、車で近所を散策することにした。
写真、表示のないものは
カメラ:Nikon F90 フィルム:エクタクロームダイナEX100
スキャナー:Nikon COOLSCAN III 2700dpi
フォトレタッチソフトで色調濃度の調整を行い200×134ピクセルにサイズ変更後、1/18JEPGで圧縮。
写真をクリックすると300%拡大写真になります。

写真、ワラビ写真、ゼンマイさすが地元の人ということで、山菜のありかをよく知っている。道路わきにあった、ワラビとゼンマイを撮影。

写真、ザゼンソウ1写真、ザゼンソウ2インターネットで調べた「西茅野のカタクリ」を探して杖突峠を上ってきた。カタクリはここではなかったが「ザゼンソウがある」といわれて片道30分を歩いて見に行った。
どうしても中の部分が暗く、写真にするにはコントラストがありすぎるので、折畳式のレフ版を使用した。効果絶大!

写真、フクジュソウ杖突峠の入り口あたりの田んぼのあぜに、フクジュソウが咲いていた。知らなければ「タンポポだ」と思って通り過ぎてしまうところだ。時間に余裕があれば、道を間違えてもいいことがたくさんある。

写真、イチリンソウたくさんのフクジュソウの中に、イチリンソウもあった。

写真、カタクリ茅野駅に行き、周辺の地図をもらって、ようやくカタクリの群生地にたどり着くことができた。案内の看板もほとんどなく、車を止める場所もないので、人がわいわい押しかけるような場所ではない。静かにゆっくりとカタクリを鑑賞することができる。
カタクリは以前から見たいと思っていたが、なかなか機会がなかった。こんな可憐な花が、斜面全体を覆っているのだから壮観である。陽のあたり具合を考えると、写真を撮るには午前中がよいようだ。

写真、茅野よもぎ庵白鳥のそば昼食は茅野駅前の、よもぎ庵白鳥でそばを食べた。馬刺しや、たらの芽のてんぷらなどはなかったが、そばはなかなかのものである。
写真、デジカメ。

写真、小斉の湯の見晴らしの湯温泉は蓼科温泉、小斉の湯へ行った。女性専用2つ、混浴2つの露天風呂と、男女別の内湯がある。なかなか気持ちのよい温泉だった。
写真、デジカメ。
小斉の湯 TEL 0266-67-2121

2001年4月20日(金)天気:曇り時々晴れ
中目黒を午前8時に出発し、栃木県栗山村の女夫渕温泉へ向かった。目的は温泉と、花の写真だ。毎年5月下旬にこのあたりを訪れるが、ひと月早い奥鬼怒はどんな表情を見せてくれるのだろう。
写真はすべて
カメラ:Nikon F90 フィルム:エクタクロームダイナEX100
スキャナー:Nikon COOLSCAN III 2700dpi
フォトレタッチソフトで色調濃度の調整を行い200×134ピクセルにサイズ変更後、1/18JEPGで圧縮。
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写真、黄色いケマンソウ1写真、黄色いケマンソウ2鬼怒川温泉、川治温泉ををぬけ川俣湖にかかる橋を抜けると、あちらこちらでキケマンを見ることができた。このあたりには白や、紫のケマンソウはなかった。一眼レフに90mmのマクロレンズをつけて撮影したが、ちょうど陽があたっており、十分なシャッタースピードを確保することができた。

写真、ヒトリシズカ私にとっては珍しいヒトリシズカも、このあたりではあちこちで見ることができる。はなの時期としてもちょうどいいようだ。

写真、フキノトウ女夫渕より手前では、フキノトウも写真のように開いてしまっている。この日の温泉は女夫渕からさらに足を伸ばし、加仁湯で日帰り入浴をした。加仁湯のあたりはまだまだたくさんの雪が残っており、フキノトウも食べごろサイズだった。

写真、イチゲ盛りをちょっとすぎているのか、少し元気のないイチゲが多かったが、結構な群生地だったので、程度のよいものを選んで撮影した。この花はみな下を向いているので、ほぼ腹ばい状態だった。

写真、ヤシオツツジ写真、ヤシオツツジ2知らずに行ったのだが、ヤシオツツジがきれいになってきた時期だった。まだ茶色っぽい斜面に、ヤシオツツジのピンクが鮮やかで、近くで一輪一輪見るよりも、全体としての景色がいい花である。90mmで手持ちのためか、左のような写真はシャープに撮れない。三脚を使うことにより、もう少しましな写真になるだろうか?
この時期の山は面白い。標高が変われば咲いている花も違うので、たまにしか行くことのできない私のようないいかげんなカメラマンでも、いろいろな花に出合うことができる。

2001年4月16日(月)
情報技術者の試験が終わったので、デジカメを購入することを決め、いろいろと調べた。現在使っているRDC-200Gは「防水」を基準に選んだので、使ってみると不満も多い。
今回はピントがしっかりしている、絞りとシャッタースピードが調節できる、シャッターのタイムラグが少ないことなどを基準にした。一眼レフの代わりになるものと考え、Canon PowerShot Pro 90 ISをターゲットとして考えた。光学式手ぶれ補正機能を搭載した、10倍ズームで260万画素。ヨドバシ価格で13万円弱である。
まず銀座のキヤノンのショールームへ行き、カメラを実際に触ってみた。かなり好印象。次に神田小川町のオリンパスのショールームへ。Pro 90と同じレンズを搭載したC-2100(ヨドバシ価格で9万円弱)はキヤノンに比べると、ファインダーの画像が荒い。ファインダーを見ながらピントを合わせるのはちょっと難しいようだ。
銀塩の一眼レフを使っているとちょっと意外に思うかもしれないが、一眼レフタイプのデジカメのファインダーの多くは実像ではない。CCDで記録した画像を、液晶画面を通して見るようになっている。
Pro 90は実像かなと思ってしまうほどスムースなファインダー像を見ることができるが、C-2100はいかにも液晶画面を見ているという感じの荒い画像だった。この時点ではキヤノンが一歩リードなのだが、オリンパスデジカメの最上位機種であるE-10を見てしまうとまた迷ってしまう。
E-10は4倍ズームレンズを搭載した400万画素のデジカメで、レンズを交換できないことを除けば、銀塩の一眼レフに近い性能を持っている。ファインダー像も実像である。これならば普段一眼レフの替わりに使ってもよいかな、と思わせる。しかしヨドバシ価格で18万円弱と高価である。
いろいろと考えながら新宿へ行き、ニコンのショールームを見て、最終的にヨドバシで検討した。結局デジカメは買えなかった。銀塩の一眼レフの代わりにするには、オリンパスのE-10、もしくはニコンのD-1が必要である。E-10を購入したとしても周辺機器を考えれば20万円以上の出費となる。それならばF90で撮影をして、フィルムスキャナーを使うほうが現実的である。ポジで撮影すると、現像に持ってゆくのが面倒だが、最終的にプリントにする際には、いろいろなバリエーションが考えられる。ネガで撮影をすれば、現像代も安く、近所の同プリに出せる。ミニラボのネガ現像には、いまいち信頼を置いていないのだが、割り切って使えばいいし、ポジという選択肢もある。結局ポジと、ネガのフィルムを5本ずつ買ってヨドバシから帰ってきた。「やっぱり銀塩だな」と考え直した一日だった。
以前NSビルにあったニコンのショールームはエルタワーに移っていた。駅から近いという理由なのか、店賃の問題なのかはわからないが、ショールームのようなシンボル的な場所が移動していたことは以外だった。

2001年4月03日(火)
部屋の模様替えをしながら、押入れの中を整理した。久しぶりにNikon F2の入っているカメラバックをあけてみると、悲惨な事態が待っていた。電池の液漏れ・・・
以前もNikon F90をしばらく使わないで、液漏れで修理に出したことがある。今度は、F2用のスピードライトと、モータードライブのバッテリー。かなり悲惨な状態で、泣く泣く両方とも捨てることとなった。ショック!!!