7月の車日記(一日分しかねえ)
7月6日(日) 是政橋のコンセプトプラン決めた奴出て来い
愛車ゴルフワゴンGLiをMさんから受け取ってから3ヶ月が過ぎた。最初は試験走行と称して近所を転がすだけだったが、次第に色々行きたくなって、県内の主要極に到達は済んでいる。だが、最近は車に乗ると言うより乗らされていると言う感じで、1週間に一度エンジンを入れないとバッテリーが上がっちまうという懸念の下、週末には車に乗るように心掛けている。目的も無く車を転がしているのは地球にも優しくないし交通計画的にも好ましくないのは分かっているのだが、バッテリーが上がるのは嫌だ。また、車の中は大声で聖飢魔IIを歌える環境ゆえ、それはそれなりに気分転換にはなる。但し、そうは言っても最近はあまり長時間車に乗り続けると言うことは少なくなり、備え付けの6連CDオートチェンジャーの中に入れた6枚のCDが、まだDISC1から鳴り始めるということも無くなった。てゆうか、最近はCDは2枚程度しか入れていない。
本日は何となく相模湖方面と行き先を決定して出発した。実は県下でも相模湖周辺は行ったことが無い。
まずは給油。最近は家の車庫に私の車を置いていないから父親も使わないため、給油もあまりしない。多分今日は3週ぶりの給油である。そのために、わざわざ都筑区に入って給油に行く。246から程近いところにある我が家ゆえ、近所にもガソリンスタンドは無数にあるのだが、コスモ石油は都筑区内に行かないと無いのである。何故コスモ石油かって、そりゃあんた、小林のお父さんがコスモ石油でエンジニアやってたというのを知ったということと、小林のお父さんがウチの会社とコスモ石油の脱硫プラントで組んでいると言う事実を知ったからですよ。パキ出張から帰って来て小林の家に焼香上げに行った時、小林のお父さんがコスモ石油だと言うのを知って、お母さんと妹さんと原田が目の前にいるのに、何かマニアックな話をしてしまったのだが、これには小林も苦笑いしていたに違いない。って、それでコスモ・ザ・カードを作ってですね、それで給油はなるべくコスモ石油ということにしてるんですよ。そもそもコスモ石油は我が社の大切なお客さんですからね。他の石油会社もお客さんなんですけど、ほら、私は身内贔屓だから。
コスモ石油でスーパーマグナムを満タンまで入れて、いざ相模湖方面へ。因みに結論から言うと相模湖なんて行ってないんだけどね。
まずは246に出て市ヶ尾まで行き、246から外れて麻生通りへ。途中で先日ドアモールその他諸々を直した新村自動車が目に入る。新村自動車からは昨日車検の見積が届いていた。8月末までに車検をしなきゃいかんのだよ。
麻生通りを真っ直ぐ走って、柿生付近で左折して鶴川方面へ。途中から鎌倉街道に入って、それから八王子方面を取り敢えず目指す。鶴川付近の道は相変わらず古臭いと言うか、くねくね曲がった一本道と言う感じで、走っているだけで侘しくなる道である。それが鎌倉街道に入ると整備された風情になり、何となく新しさを感じる。で、間違えて左折レーンに入ってしまい、多摩センター方面へ。これが相模湖行きを無くしたと言う感じである。
もうあとは全く訳が分からない。モノレールぞにちょっと走ってみたり、中大の前に出ちゃったり、まるで前後不覚である。そのまま走ったら鑓水と言うところで16号と合流して、気が土あら八王子についていた。だが、八王子付近で猛烈な尿意に襲われた私は、前かがみになりながらトイレを探す有様。もはや相模湖なんてどうでもいいという感じで、この西東京の中都市内で悶絶しながらトイレを探す。何故か立ちションスポットも見つからない。
そんな状況を打破したのは京王高尾線の北野駅付近にあったファミリーマートで、ここで一気に用を済まし、一安心。もう夕方に差し掛かっていたため帰ろうかな、とかなってきて、野猿と書いて「やえん」と読む野猿街道を走りながら途中からさっき走った都道20号線を国立方面に走り、多摩川渡って国道20号線に合流。
私の持論として高速道路と主要国道が並行して走っているところは交通の便が大変よろしい、と言う認識があるのだが、この認識を満たす南関東は私の感知する限り中央道と20号が並行している中央線沿線と、東名と246が並行している田園都市線沿線と考えていた。だが、今日走ってみて、ってあくまで国立付近だが、我が家の方に軍配が挙がるような気がしてきた。
確かに20号はこの辺でも片側2車線だ。しかし、道があんまり広くないし、真っ直ぐ加減も大したことが無い。この辺は都心からの距離を考えると246における大和市付近だが、大和付近は縦に走る国道とかと立体交差で自動車専用道のような風情になっており、時速100kmとか出てしまうような上等な道路だが、この辺はそうじゃないな。まあ、古くからある主要道だから、整備が難しいのかな。
府中の辺りで府中街道に入る。これは川崎駅に繋がる地方道だが、これ沿いに走って途中から246に入ろうと思ったからだ。ところが、府中競馬場を過ぎた辺りで猛渋滞。信号が2回変わって進んだのは車一台分と言う惨状だ。とにかく全然動かない。業を煮やして左折してまた南下したのだが、超渋滞の理由は程なく分かった。
この辺、多摩川を渡る道が是政橋と言う橋しかなく、これに車が集中しているからである。回り道して西武多摩川線の終点是政駅の脇から入ってみたのだが、是政方面から来る人と府中方面から来る人が是政橋でガチャンと合流するのだが、肝心の是政橋は片側一車線。しかも橋に入る前に信号があって、多摩川沿いの交通量の少ない道によって府中街道が弁で詰まったかのように止められてしまう。立体交差にしろ馬鹿野郎!
是政橋は最近出来たと思われるナウい斜張橋だが、これが片側一車線。特筆すべきは無駄な歩道の広さで、何と歩道を普通の広さにすればもう一車線確保できると言う広さである。いやね、手摺だってあるしさ、もっと狭くても歩行者にとって別に危険じゃねえだろ…
是政橋を降りて、第二関門はJR南武線の踏切である。
まとめよう。
どうしたらこんなに不利な条件が揃うのか、計画者の人格を含めた全てを鑑定する必要があると言わざるを得ない。
と言う、脱力気味の本日のドライブだった。梶ヶ谷まで辿り着いて、これは高速道路かと見紛う246号線を走りながら、西東京地区には絶対住みたくないと思った一日だった。あの辺にすむなら車なんて絶対買わない。