意味:
(1) to make a legal process against someone,
esp. for an amount of money, because of some
loss or damage that one has suffered
(2) to beg or ask for divorce
動詞である。特に「賠償訴訟」なんつー、非常に堅くて黒い意味合いで用いられる単語である。当然ながら、知ってはいても使ったことの無い単語である。訴訟社会米国では良く使われるのか、何故か最終日の課題トップにやって来た単語であった。
さてこの単語、上では「賠償訴訟」という場合に使われると書いたが、民事訴訟全般に渡って用いられるそうだ。(2)の離婚訴訟にも絡むのかな。なお、刑事訴訟にはaccuseが用いられる。こちらの方が聞いたことはあると思う。刑事事件のほうがニュースになりやすいのは万国共通で、英字新聞やニュースでよく見たり聞いたりするであろうから。とにかく、民事と刑事では、告訴の単語が違う点に注意せよ、って感じ。
また、sue同様に用いられ、かつよく使われる表現としてはfile a lawsuit againstというのがある。名詞形suitをさらにlawsuitとして表わしたものである。
例文
1. If you don't return our property, we'll
sue.
2. The shopkeeper sued me for breaking a
window.
意味:
(1) to learn information, after trying to discover, or by chance
(2) to discover that someone has been doing
something dishonest or illegal(あまり使われない意味)
別に難しい単語ではない。このコーナーのサブタイトルには「日本人には使いこなせない」などと書いたが、これだったら普通に使っているよと言う人は多いだろう。意味を知っているのみならず、使える熟語でもあるだろう。
しかし、意味の使い分けは大丈夫だろうか。もっと言うと、findとの区別はついているだろうか。
find outの意味は?「分かる」。findの意味は?「見つける」。だけど、find outにも「見つける」と言う意味はあるし、findにも「分かる」と言う意味はある。つまり、findとfind outの意味は「見つける、分かる」で同じである。何だ、同じじゃないか。
とは言っても、実は全然違う。いや、全然と言うのは正しくないが、同じではない。確かに、両者とも「見つける、分かる」がその意味だが、目的語に来る単語の種類が違う。それは、
find out→informationを見つける、分かる
find→thingを見つける、分かる
という使い分けがなされる。まあ、何となくニュアンスで把握していたと言う人は多いだろうが、何らかのinformationに対してfindを使ってしまう人は多いのではないか。一応、違う字面には違う意味が潜んでいるという、好例といえば好例であろう。しかし、informationって何だよ、と言う感じの人もいるかもしれない。これは私がダラダラ語るより、例文を見て理解をして欲しい。
1. I found out that this company was close
to bunkrupcy.
2. Nobody could find out how to operate it.
情報が来ると言うわけで、that節を導くケースが多い。
意味:
property in the format land and houses esp. for sale or for rent
不動産。以上!
と言う感じであるのだが、太字で書いたようにfor saleとかfor rentといった土地や家が対象となる。とはいっても、別に日本語でも不動産といったら「売ってるか貸してるかの土地と家」って感じで、まるで同じと考えてもよいのではないだろうか。さらに、何らかのagencyだとかagentによって商いがなされているという意味らしいが、それでも日本語の不動産にしてもそうだろ。
使われ方はown real estateとかhave real estateと言うもので、土地持ち、などという意味になる。あー、もうこれも日本語と同じ。
例文は無しってことで。
意味:
to find out it something is cetainly true; to guarantee, reconfirm
再確認、なんつー意味でよく使われる。意味はそれでいいんだろうな。意味説明にfind outが用いられているが、とにかくこれが正である、ということをfind outする、である。
まあ使用上の注意と言うのは、何をmake sureするのかということになる。これが案外軽くて、
make sure (simple things)
ということらしい。重大事項を隈なく確認!確認!!確認!!!というのではなく、まあ安全確認と言うか、見落としがちな小さなところを確認すると言う感じらしい。
例文もこの意味を全くよく表していて、こんな例文が挙げられる。
1. You should make sure of the spelling before
you write it down on the white board.
2. I think I locked the door, but I'll just
go back and make sure.
スペルミスだとか、ドアに鍵かけただとか、ガスの元栓締めただとか、財布持ったかだとか、まあそんな、忘れやすいことに対する「再確認」に用いられるのがmake sureである。重い意味ではないんですね。
了
以上で英語のコーナーはお終いです。ご一読ありがとうございました。